これまで自宅マンションと別に事務所、さらに倉庫として使用していた土地があったというNさん。今回、その土地に自社ビルを新築し、その上部に自宅を建設することを決められた。建物は1階が駐車場と倉庫。2階が30人規模の事務所と会議スペースで、3階が自宅という構成を希望。事務所兼住居ということで、それぞれのスペースを独立させつつ、機能的で、かつ美しい建物をつくれる建築会社を探した。露木建設では、住宅地という周囲の環境から「近隣にも親しまれる小規模な美術館」というイメ… 続きを読む
これまで自宅マンションと別に事務所、さらに倉庫として使用していた土地があったというNさん。今回、その土地に自社ビルを新築し、その上部に自宅を建設することを決められた。建物は1階が駐車場と倉庫。2階が30人規模の事務所と会議スペースで、3階が自宅という構成を希望。事務所兼住居ということで、それぞれのスペースを独立させつつ、機能的で、かつ美しい建物をつくれる建築会社を探した。露木建設では、住宅地という周囲の環境から「近隣にも親しまれる小規模な美術館」というイメージを提案。鉄筋コンクリート構造のシンプルなキューブに、事務所部分にガラススクリーンをはめ込んだデザインに、Nさんも心が躍ったという。建物全体は堅牢なイメージのRC打ち放し仕上げで、外部から見える窓は2階事務所の横連窓のガラススクリーンのみ。3階の住宅は中庭を囲み、外構や換気などは3か所の中庭を活用。外部からは住宅の気配をうかがわせず、内部と空に伸びやかに暮らすことのできる住まいに、Nさんもとても満足されているそうだ。
2階はできる限り柱をつくらないオープンな事務所スペースに会議室、小規模の打合せスペースを設けた。住宅と中層マン… 続きを読む
2階はできる限り柱をつくらないオープンな事務所スペースに会議室、小規模の打合せスペースを設けた。住宅と中層マンションからなる近隣の雰囲気に合わせ、「街中にたたずむ小さな美術館」のイメージでデザイン
主寝室に隣接したサンルームには空から光が降り注ぎ、ランドリースペースとしても活用できる。きれい好きで「洗濯物を… 続きを読む
主寝室に隣接したサンルームには空から光が降り注ぎ、ランドリースペースとしても活用できる。きれい好きで「洗濯物を室内に干したい」という夫人の要望も叶えた。寝室からは独立したシャワールームとウォークインクローゼットへも直接アクセスが可能
1階倉庫部分。社屋としての目的も備えているため、このようなスペースも広くとられている。住居はもちろん、様々な建… 続きを読む
1階倉庫部分。社屋としての目的も備えているため、このようなスペースも広くとられている。住居はもちろん、様々な建築に対応できるのがRCの汎用性の高さだ
「実は、露木建設に行く前に、他の建設会社にデザイン提案を依頼していたんです」と語るNさん。そこで提案されたのは重量鉄骨構造で、外壁はパネル系に塗装仕上げというもの。「図面から判断すると、なんだか倉庫のようなイメージで、満足できなくて。そんな時、露木建設さんの提案を受け、こんなに美しいコンクリート住宅ができるのか、とすっかり魅了されてしまいした」。同社が提案したのは、住宅地という周囲の環境から、「近隣にも親しまれる小規模な美術館」というイメージ。提案書には、… 続きを読む
「実は、露木建設に行く前に、他の建設会社にデザイン提案を依頼していたんです」と語るNさん。そこで提案されたのは重量鉄骨構造で、外壁はパネル系に塗装仕上げというもの。「図面から判断すると、なんだか倉庫のようなイメージで、満足できなくて。そんな時、露木建設さんの提案を受け、こんなに美しいコンクリート住宅ができるのか、とすっかり魅了されてしまいした」。同社が提案したのは、住宅地という周囲の環境から、「近隣にも親しまれる小規模な美術館」というイメージ。提案書には、参考例としてニューヨークのある現代美術館が引用されていたという。「外からは住居としての顔は一切うかがわせず、中庭に開いてプライバシーを守りつつも、開放感いっぱいに暮らせるという配慮も嬉しかったですね。全館空調も、提案を受けた時は正直ピンときていませんでしたが、導入して大正解。エアコンや室外機が出ないので、見た目がスッキリしているところが気に入っています」とNさん。仕事もプライベートもステージを刷新し、充実の日々を送られている。
建物は1階が駐車場と倉庫、2階が30人規模の事務所と会議スペースで、3階が自宅という構成です。各階でそれぞれの機能が全く違うことから、三層を支える構造形式を決めるのに苦心しました。事務所スペースはできるだけ柱をださないオープンスペースですが、住居である3階は3ベッドルームにLDK、および水回りと、ぐっと部屋数が増えるため、設計士と知恵を絞って今のかたちになっています。また、内装については、「白一色で仕上げたい」というご要望をN様よりいただきました。同じ白と… 続きを読む
建物は1階が駐車場と倉庫、2階が30人規模の事務所と会議スペースで、3階が自宅という構成です。各階でそれぞれの機能が全く違うことから、三層を支える構造形式を決めるのに苦心しました。事務所スペースはできるだけ柱をださないオープンスペースですが、住居である3階は3ベッドルームにLDK、および水回りと、ぐっと部屋数が増えるため、設計士と知恵を絞って今のかたちになっています。また、内装については、「白一色で仕上げたい」というご要望をN様よりいただきました。同じ白といっても、使う材料、部位によって、質感などに多少の違いが出てきてしまいます。統一感を損なわない適切な材料を探すために手を尽くしました。例えば、全館空調の床吹き出しグリル。通常はステンレスもしくは木質系ですが、白一色の空間では目立ってしまいます。そのため、特注で白プラスチックを加工することで対応するなど、細部までこだわった住まいとなっています。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | - |
敷地面積 | 481.65m2 (145.6坪) |
工法 | RC(鉄筋コンクリート壁式ラーメン構造) |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2018年4月 |
住所 | 神奈川県川崎市宮前区野川台1-22-3 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
神奈川県川崎市宮前区野川台1-22-3
定休日:日曜、祝日ほか会社指定日
1階は主玄関と駐車場と倉庫。2階の事務所スペースはできるだけ柱をださないオープンスペースとなっている。外からは上階が住居になっているとは分からない、オフィシャルなデザイン建築の表情
事務所と住居部分は共用の階段となっている。住宅のエントランスとしても使用するため、事務所の顔という面と、住居としての親しみやすさの両方を考慮したデザインとなっている
2階はできる限り柱をつくらないオープンな事務所スペースに会議室、小規模の打合せスペースを設けた。住宅と中層マンションからなる近隣の雰囲気に合わせ、「街中にたたずむ小さな美術館」のイメージでデザイン
1階エントランスと、前面ガラスの2階事務所部分が引き立つ夜の外観。住居部分は中庭を3ヶ所設けて内と空に開き、外から生活感を感じさせることはない
「インテリアは白一色で仕上げたかった」というNさん。3階、住宅部分の玄関ホールは、入った瞬間眩しく感じるほどの白い空間に。鏡面仕上げの収納扉に、間接照明が美しく照り映える廊下が奥へと続き、訪れる人を出迎えてくれる
同じ白でも使う材料、部位で質感が異なってくる。床フローリングも白一色という適切な材料を探すため、同社では手を尽くしたという。全館空調の床吹き出しグリルも、通常はステンレスもしくは木質系だが、特注で白プラスチックを加工したものに
リビング・ダイニングは天空に開かれた2つの中庭に挟まれており、明るさと広さを確保。折り上げ天井と間接照明の組み合わせも、白一色のインテリアに広がりをもたらしている
広々として使いやすい長さ2850mmのキッチン。中庭に面して横長の窓が前面に展開しており、明るく、気持ちよく料理の時間を過ごすことができる
主寝室に隣接したサンルームには空から光が降り注ぎ、ランドリースペースとしても活用できる。きれい好きで「洗濯物を室内に干したい」という夫人の要望も叶えた。寝室からは独立したシャワールームとウォークインクローゼットへも直接アクセスが可能
インテリアに調和した造作家具を設置することで、白が引き立つすっきりとした室内となっている。全館空調(CCF STYLE)を採用しているため、住宅部分にエアコン本体が露出していないのもポイント
中庭に置かれたジェットバスは、天空が抜けていて気持ちがいい。同社から中庭を提案されたとき、そこでの過ごし方として、ジェットバス設置の要望が生まれたという
滑らかな丸型シンクに、広く使い勝手のよいカウンターを組み合わせた造作洗面。ホワイトを基調に、ゴールドの水栓や照明でアクセントをつけた。これらはNさんが見つけたアイテムを露木建設で手配したもの
住宅部分には3つの中庭があるが、事務所の上部になることから、植栽等は植えずにドライなイメージの光庭として提案。中庭からは屋上庭園へ直接アクセスでき、屋上で外部空間を楽しめるように設計
らせん階段を上り、屋上スペースへ。この眺望と空が独り占めできるとは、なんとも贅沢な環境だ。安心して食事や花火鑑賞が楽しめるよう、手すりを設けている
ジェットバスとは別に設けられた浴室。壁面全面がスチール製で、焼き付け塗装で仕上げられている。すべてのアクセサリーがスチールの壁に磁石で取り付け、簡単に外すことができるため、お掃除もラクラク
エントランスからオフィスへと通じる階段。木目を写したコンクリート打ち放しの壁の表情が、スタイリッシュながらも温かみを感じさせるデザインだ
1階倉庫部分。社屋としての目的も備えているため、このようなスペースも広くとられている。住居はもちろん、様々な建築に対応できるのがRCの汎用性の高さだ
正面2階のガラス窓部分にはテーブルを置き、ちょっとした事務作業や打合せに使うことができる。壁一面が窓なのでサンルームのように明るく、開放感いっぱいのスペース
社員それぞれのデスクにはパーテーションをつくり集中できるエリアに、打合せや会議などはこちらのオープンなスペースで行う。壁の一面が窓のため、明るく働きやすいオフィス空間だ
Nさんの希望で、オフィスの奥には社長室と会長室をつくった。共有部分とはそれぞれガラス壁で仕切られ、窓からの採光を叶えている。モダンなオフィス家具も同社からの提案