「リモートワークが始まったこと、子どもたちに自分の部屋を作ってあげたいと思ったのが、家づくりのきっかけです」と当時を振り返るＹさん夫婦。それまで住んでいたマンションが少し手狭になり、注文住宅への住み替えを計画された。小さなお子さんがいる家族に建築士の鶴田さんが提案したのは「みんなの気配を感じられる家」。夫婦が寛いでいる２階LDKと、お子さんの遊び場であるロフト。その二つは吹き抜けで繋がっており、笑い声が聞こえるのはもちろん、静かに本を読んでいる時でも互いの… 続きを読む
「リモートワークが始まったこと、子どもたちに自分の部屋を作ってあげたいと思ったのが、家づくりのきっかけです」と当時を振り返るＹさん夫婦。それまで住んでいたマンションが少し手狭になり、注文住宅への住み替えを計画された。小さなお子さんがいる家族に建築士の鶴田さんが提案したのは「みんなの気配を感じられる家」。夫婦が寛いでいる２階LDKと、お子さんの遊び場であるロフト。その二つは吹き抜けで繋がっており、笑い声が聞こえるのはもちろん、静かに本を読んでいる時でも互いの気配を感じられる。宿題をする時はLDK隣接のスタディースペースやパパの書斎で。行きづまっている様子なら少しだけヒントを出してあげることもよし。いつも間近で成長を見守ることができる。「鶴田さんは建築士であると同時に子育ての先輩でもあります。建築の知識＋子育て経験を活かしたプラン…例えば子ども部屋の作り方など、たくさんアドバイスいただきました」と夫人。家族の変化に対応できるように、リフォームを想定している点もプランの特徴。今は離れて暮らす親御さんとの同居も視野に入れ、車椅子でも２階LDKにアクセスできるように、また１階にもLDKを作れるようにと、間取りに可変性を持たせている。今の家族にも未来の家族にも優しい、Ｙさん邸はそんな住まいなのだ
１階は家族のプライベート空間。２つに分けられる洋室はいずれ子ども部屋として使う予定だが、現在は家族４人の寝室として使っているそう。お子さんが独立して子ども部屋が要らなくなったら、廊下とつなげて広々としたLDKに変えることも可能だ。トイレを引き戸にしたり、昇降機を設置できるように階段を広く作ったりと、… 続きを読む
１階は家族のプライベート空間。２つに分けられる洋室はいずれ子ども部屋として使う予定だが、現在は家族４人の寝室として使っているそう。お子さんが独立して子ども部屋が要らなくなったら、廊下とつなげて広々としたLDKに変えることも可能だ。トイレを引き戸にしたり、昇降機を設置できるように階段を広く作ったりと、あらゆる未来に対応できるように計画されている
吹き抜けのLDKとフラットに繋がるスタディースペース。「リビング学習とはまた違う、集中できる場所を作りたかったのでこのスタイルを選びました」と夫人。隣接する書斎はＹさんがリモートワークをしているが、お子さんが宿題をすることもあるそう。北側で暑くなりにくいので、ワインセラーを置いておくのにも便利だとか… 続きを読む
吹き抜けのLDKとフラットに繋がるスタディースペース。「リビング学習とはまた違う、集中できる場所を作りたかったのでこのスタイルを選びました」と夫人。隣接する書斎はＹさんがリモートワークをしているが、お子さんが宿題をすることもあるそう。北側で暑くなりにくいので、ワインセラーを置いておくのにも便利だとか。また鶴田さんの提案で準耐火構造にして広々としたバルコニーを実現。「私がハーブを栽培していることを知った上でのご提案だと思います。毎日緑を眺めながらとても楽しい毎日を送っています」と夫人
収納スペースとお子さんの遊び場、さらに洗濯物を干す場所も兼ねているロフト。「共働きなので平日はここに干しています。暖房のあたたかい空気がロフトに流れるので、気持ちよく乾きますよ」（夫人）
収納スペースとお子さんの遊び場、さらに洗濯物を干す場所も兼ねているロフト。「共働きなので平日はここに干しています。暖房のあたたかい空気がロフトに流れるので、気持ちよく乾きますよ」（夫人）
TAINN DESIGNとの出会いは、土地を購入した不動産会社の紹介がきっかけ。同時に紹介された他の工務店も検討したが、結局鶴田さんのファーストプランに惹かれて依頼を決めたという。「他社さんのプランには私たちの要望がキレイに反映されていましたが、鶴田さんが描くものは少し違っていました。独自のアイデアがたくさん盛り込まれていて、いい意味で期待を裏切られたというか。またそのプランがとても美しくスマートだったのです。夫はそれが良かったらしく（自分たちの想像を超え… 続きを読む
TAINN DESIGNとの出会いは、土地を購入した不動産会社の紹介がきっかけ。同時に紹介された他の工務店も検討したが、結局鶴田さんのファーストプランに惹かれて依頼を決めたという。「他社さんのプランには私たちの要望がキレイに反映されていましたが、鶴田さんが描くものは少し違っていました。独自のアイデアがたくさん盛り込まれていて、いい意味で期待を裏切られたというか。またそのプランがとても美しくスマートだったのです。夫はそれが良かったらしく（自分たちの想像を超える提案をしてくれそう！）とわくわくしたようです」（夫人）。自身でも間取りを描くぐらい家づくりにのめり込んでいった夫人は、やりたいことを思いつくたびに鶴田さんに相談。積極的に家づくりに参加していく。「プロから見ると非現実的な素人の発案でも、無下に否定せず真摯に受け止めてくれました。そして“何故できないのか”“どんな代替案があるか”をわかりやすく説明し、こちらが納得するまで待っていてくれました。鶴田さんと話す中で、自分にとって本当に大切なことや、そのために必要なことが整理できたし、我ながら自信を持って家づくりに関わったと言えます。おかげさまで当初の想像を大きく上回る、自慢の我が家が完成しました」（夫人）
TAINN DESIGNを選ばれる方はこだわりの強い方が多いのですが、こちらのＹさん家族も歴代のお客さまに負けていません。特に夫人はご自身で間取り図（平面図だけでなく立面図も！）を描かれるほどで、プランが決まるまでの約半年間、しっかり作り手として家づくりに参加されました。新居を考える際に重視されていたのが「家族で過ごす時間を大事にしたい」ということ。そこで私はみんなが集まりやすいプラン、また各々が好きなことをしていても、家の中で孤立せずお互いを気にかけられ… 続きを読む
TAINN DESIGNを選ばれる方はこだわりの強い方が多いのですが、こちらのＹさん家族も歴代のお客さまに負けていません。特に夫人はご自身で間取り図（平面図だけでなく立面図も！）を描かれるほどで、プランが決まるまでの約半年間、しっかり作り手として家づくりに参加されました。新居を考える際に重視されていたのが「家族で過ごす時間を大事にしたい」ということ。そこで私はみんなが集まりやすいプラン、また各々が好きなことをしていても、家の中で孤立せずお互いを気にかけられるプランを意識しました。ご夫婦がLDKで寛ぎながら、お子さんの宿題をサポートできる。またキッチンで作業をしながら、ロフトで本を読んでいる気配を感じることができる…空間の仕切りを曖昧にすることで、タテヨコに繋がりが生まれるようにしています。子ども部屋として使う予定の部屋は4.5畳ずつと、あえてコンパクトなサイズに。「部屋にこもりきりにならないよう、子ども部屋は居心地良くしすぎない」という発想は、建築の知識だけでなく親としての経験も活かされています。自分たちがどんな暮らしをしたいか、つねに追求されていたＹさん夫婦。たくさん悩まれた甲斐あって、これまで以上に家族が繋がれる住まいになったと思います
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 112.04m2 （33.8坪） |
| 敷地面積 | 134.95m2 （40.8坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,090万円 |
| 竣工年月 | 2022年11月 |
| 住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO（スーモ）を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
２階のLDKは14.7畳。勾配を活かした大胆な吹き抜けと天窓のおかげで、実際以上の広がりと開放感に満ちている。においを軽減する珪藻土の壁や、床暖房にも対応できるチェリーの床など素材にもこだわった
Yさんが選んだ外観の色は、暗くならず汚れも目立たない深みのあるグリーン。白いサイディングとの組み合わせも素敵だ。「鶴田さんの提案で１階・２階・ロフトの窓を揃えました。見た目も気に入っていますし、夏は窓を開けると気持ち良い風を取り込むことができます」と夫人。玄関ポーチには食材宅配を置く専用スペースをあらかじめ設けており、共働き夫婦の強い味方になっている
木の温もりを感じられるLDK。一枚板のダイニングテーブルをはじめ、手持ちの家具との調和も考えられている。窓の奥は広々としたバルコニーになっており、夫人がハーブを育てたり、家族でピクニックやたこ焼きパーティーをしたりして楽しんでいる
吹き抜けを介してLDKとロフトがゆるやかに繋がるプラン。お子さんの友達が来ると、リビングとロフトを行き来して遊んでいるそうだ
ほどよく独立しているキッチン。アーチの奥はパントリーで十分な収納力がある。木とアイアンの吊り収納は鶴田さんが提案したもの。「（視界を遮る）一般的な吊り収納を思い描いていましたが、抜け感のある現在のデザインを提案していただきました。落下の心配もないし、何よりかっこよくてとても気に入っています」（夫人）
鶴田さんと何度もプランを練り直したバーカウンター。「夫婦揃ってお酒が大好き。将来はライティングにこだわった大人バーを作る予定です」（夫人）
夫人のオーダーで階段の壁に書棚を造作。お子さんたちは好きな本を手に取り、そのまま階段に座って、あるいはロフトの上で…と思い思いの場所で読書を楽しんでいるそう
LDKと連続するスタディースペース。ロールスクリーンで仕切ると5.5畳の半個室になるので、ピアノを弾いたり宿題したり、集中したい時に便利だ。「普段はLDKと一体の大空間。必要な時だけセパレートできるプランを提案していただきました。リビングの吹き抜けと対照的に、通常の天井高なので落ち着きます」（夫人）
ロフトは6.2畳。ここだけクセのあるイタヤカエデの床材を使って、少し雰囲気を変えている。手前側に３つの窓が取り付けてあり、夏はそこから暑い空気を逃がすことができる
「玄関は広めがおすすめ」という鶴田さんのアドバイスを受け、ゆったりとスペースを確保。右側はアーチで仕切ったオープンなシューズクローク。階段下を活かした左側はロールスクリーンで隠せるシューズクロークになっている。「靴のにおいやカビが気になるので、ここにも珪藻土の壁を使用。また通気性を良くするため、シューズボックスには扉を付けていません。息子がサッカーで汚して帰って来ても、全くにおいが気になりませんよ」（夫人）
家族４人分の日常着がすっきり収まるファミリークローゼット。プライベートな空間なので明るいクロスで冒険している。洗面室と隣接しているので衣類の移動も簡単だ
洗面室は階段下を無駄なく使った収納がポイント。いざとなったらカーテンでサッと隠すこともできる。「お風呂上がりの服をしまうスペースができたので、子どもたちも自分の引き出しから取り出してくれるようになりました。黒のアイアンバーは鶴田さんの提案。鉄骨屋さんが一から作ってくれたものでとても気に入っています。カーテンレールにも物干しバーにもなるので便利なんですよ」（夫人）
来客時に活躍するコンパクトな手洗い。タイルや照明にもこだわっている。洗濯物を置いているプライベートな洗面室と使い分けることができるので、何かと重宝しているそう
寝室として使うこともある１階の洋室。テラスと繋がっているので広がりを感じられる
東西に風が抜ける心地よい空間。「隣家が迫っているのでプライバシーに配慮したテラスを提案していただきました。お隣の視線が気にならないので、夏は蚊取り線香の香りと共にここで過ごしたいと思っています」（夫人）
１階のトイレは将来を考えて引き戸に。シンプルな空間でありながら、ヘリンボーンの床がアクセントとして利いている
