のどかな住宅街で異彩を放つ平屋のガレージハウス。車とバイクを1台ずつ格納できるガレージは16畳を超えるゆったりとしたスペースで、室内側には好きな時に愛車を眺められる自分だけの空間を設えるなど、車好きには堪らないこだわり空間となっている。外観は体育館や倉庫、基地(ベース)を想起させる究極のフラットデザインで、北側と南側で表情がガラッと変わるのも設計の見所。奥まったエントランスポーチから玄関へと一歩足を踏み入れると、4.5畳大の清々しい空間が迎えてくれる。そこ… 続きを読む
のどかな住宅街で異彩を放つ平屋のガレージハウス。車とバイクを1台ずつ格納できるガレージは16畳を超えるゆったりとしたスペースで、室内側には好きな時に愛車を眺められる自分だけの空間を設えるなど、車好きには堪らないこだわり空間となっている。外観は体育館や倉庫、基地(ベース)を想起させる究極のフラットデザインで、北側と南側で表情がガラッと変わるのも設計の見所。奥まったエントランスポーチから玄関へと一歩足を踏み入れると、4.5畳大の清々しい空間が迎えてくれる。そこから居室に繋がるドアを開けると、遮る壁が一切ない20畳の大空間が広がっている。LDKは床にブラックウォールナットを使った落ち着きのあるコーディネート。居室はフラットにつながっているが、特に主寝室から水まわりへとグルッと回れるラウンド式の動線で使い勝手は申し分ない。その他、K邸で見逃せないのは収納計画の見事さだ。浴室・洗面室から玄関ホールまでつながるウォークスルークローゼットは、施主をして「大正解でした」と太鼓判の設計ポイントだ。趣味を楽しみながら、心豊かに、快適に暮らす……家づくりの参考になるアイデア満載の事例だ。
リビングや寝室、ガレージなどのメイン空間がすべて南側に面するように配置し、北側に水回りや収納などの裏動線をもってきた明快な間取りが特徴。裏動線は室内干しができるスペースを多く設けつつ、収納までの動線も短くまとめてラクラク。主寝室はダイレクトにトイレ・洗面室につながり、リビングへとグルッと回れる設計が… 続きを読む
リビングや寝室、ガレージなどのメイン空間がすべて南側に面するように配置し、北側に水回りや収納などの裏動線をもってきた明快な間取りが特徴。裏動線は室内干しができるスペースを多く設けつつ、収納までの動線も短くまとめてラクラク。主寝室はダイレクトにトイレ・洗面室につながり、リビングへとグルッと回れる設計が採用されていて便利。横長のLDKは4連サッシのブラインドをオープンにすると半屋外のピロティと庭が一体となる。
「過剰な装飾や無駄なスペースは一切設けないこと。どうしても譲れない条件は、愛車が喜ぶガレージハウスと、暮らしやすい空間が魅力の平屋であること、そして自然を取り込みながら暮らせる住まいでした」。こうしたKさんの要望を的確にとらえたのが、ビー・エル・ビルドだった。デザインで特にこだわったのは、ありきたりの家のイメージにとらわれない基地(ベース)のようなスクエアな建築とすること、ビルトイン・ガレージ+LDK+主寝室を南側に配し、北側には裏動線として水まわりとウォ… 続きを読む
「過剰な装飾や無駄なスペースは一切設けないこと。どうしても譲れない条件は、愛車が喜ぶガレージハウスと、暮らしやすい空間が魅力の平屋であること、そして自然を取り込みながら暮らせる住まいでした」。こうしたKさんの要望を的確にとらえたのが、ビー・エル・ビルドだった。デザインで特にこだわったのは、ありきたりの家のイメージにとらわれない基地(ベース)のようなスクエアな建築とすること、ビルトイン・ガレージ+LDK+主寝室を南側に配し、北側には裏動線として水まわりとウォークスルークローゼットを一直線に配置することだった。「いろいろな住宅会社・設計事務所に相談したなかで、ビー・エル・ビルドさんと最初に話をしたとき、要望を真剣に聞いてくれるだけでなく、こちらが考えていなかった様々な提案をしてくれたのがうれしかった」とKさん。例えば、冬場も洗車がラクということでガレージに混合水栓を設けたり、ガレージの内部を明るい白色のサイディングにしたり、愛車を眺められる小部屋を設えたり……。半屋外のピロティの提案も心に響いたという。「お蔭さまで、毎日が楽しい家に仕上がりましたね」とKさんは喜ぶ。
K様は他にないガレージハウスを要望されていました。ガレージハウスは私たちが得意とするもので、胸が高鳴りました。もう一つの要望が平屋でしたが、何の建物か分からないような無機質なデザインにしたいということで、格納庫や基地(ベース)をモチーフとした平たい箱のフォルムをご提案しました。そこで心がけたのは、「ラインを揃える」「無駄な線を減らす」を意識することでした。さらに、ガレージスペースとLDK空間の広さの取り合いも重要な設計ポイントでした。敷地は広いのですが、単… 続きを読む
K様は他にないガレージハウスを要望されていました。ガレージハウスは私たちが得意とするもので、胸が高鳴りました。もう一つの要望が平屋でしたが、何の建物か分からないような無機質なデザインにしたいということで、格納庫や基地(ベース)をモチーフとした平たい箱のフォルムをご提案しました。そこで心がけたのは、「ラインを揃える」「無駄な線を減らす」を意識することでした。さらに、ガレージスペースとLDK空間の広さの取り合いも重要な設計ポイントでした。敷地は広いのですが、単身者であるお施主様にとって過不足なく、お仲間が集まっても窮屈さを感じない広さということから20畳という数値を導き出しました。一方、ガレージの広さは車1台とバイク1台がゆったりと納まる16畳をご提案。K様は「お気に入りのホテルのような機能美がほしい」を度々口にされていたので、室内空間はサニタリーを中心に水まわりはホテルライクなデザインとしました。その他、ウォークスルークローゼットなど動線計画も綿密に練り上げ、会心の一棟に仕上がりました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 105.37m2 (31.8坪) |
敷地面積 | 332.49m2 (100.5坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 1,900万円~1,999万円 |
竣工年月 | 2019年4月 |
店舗名 | ビー・エル・ハウジングプラザ |
住所 | 埼玉県川越市的場1-25 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
埼玉県川越市的場1-25
定休日:水曜日
K邸を南側から見たファサード。広い敷地を大きく使用した、横長でシャープなデザイン。道路面(北側)には極力窓を設けず閉ざしているが、南面はご覧の写真のように大きな開口を取り開放感いっぱい。袖壁を張り出させた半屋外のピロティが建物に奥行きをもたらす。基地(ベース)をイメージした男っぽい家は、休日には車のメンテナンスをしたり、広い南側の庭では仲間とバーベキューを楽しんだりと、時間の経過を忘れるほどとか
K邸を東側から見たファサード。道路側からエントランス方向を眺める外観はまさに四角い箱。この閉ざされた躯体の中にどのような空間が内包されているのかと不思議な感じに襲われるが、一歩中に入ると、想像もつかないような明るく伸びやかな空間が広がっていて、そのギャップがまた面白い
K邸を北側から見たファサード。ガルバリウム鋼板の屋根、モルタル下地にジョリパット仕上げの黒い外壁も目を引く。黒い壁に綺麗に配置された絵画のような小窓は、道路側からの視線を極力遮る設計だ
愛車とバイクを1台ずつしまえる、ゆとりある広さのビルトイン・ガレージ。16畳はLDKの20畳に次ぐ広さだ。ガレージ内から直接玄関ホールへアクセスできる動線を確保した。洗車時や帰宅時に重宝する水栓はお湯も出るタイプを採用し、冬でも気軽に使用することができる。左手には愛車を眺める小部屋が設けられており、施主のハートをしびれさせた
ビルトイン・ガレージはコンクリート土間に縦ストライプの上品なサイディングが施され、愛車やバイクを美しく引き立ててくれる。「余分な飾りのない設計が気に入っています」と施主。正面の大きなガラス窓は、室内から愛車を眺めるために設けられている。電動シャッターはシックなベージュ色で建物と調和する
エントランスポーチは黒い壁に囲まれた路地風のしつらいで、スチールの扉が無機的な雰囲気を作りだしている。それは玄関ホールの一層の広がりを感じさせる布石でもある。「ビー・エル・ビルドはこうしたメリハリの効いた設計提案が見事で、“次はどんな仕掛けが出てくるのか”と、毎回の打ち合わせが楽しみでした」(Kさん)
開放的なLDKをキッチン側から見た写真。空間はジャスト20 畳のきれいな長方形。視線を遮る壁は一切設けず、南面には大きな開口を連続して設けて、まるで外の自然と一体となった感じ。エアコンは空間をスッキリさせるため、天井埋込型を採用。色鮮やかな家具が映えるよう、白いクロスとこげ茶色の木質感のある床というシンプルなカラーコーディネートになっている
メインの生活空間であるLDKはダイニングの食卓やリビングのソファーなどもコーディネートされていて、ゆったりとした時間を過ごすことができる。写真左奥が主寝室への入り口で、写真右手のサニタリーへとつながり、リビングに戻ってくることができる回遊式動線が採用されている。「この空間で完結しているのがいい」と施主
リビング側からダイニング、キッチンと玄関ホールのつながりを見た写真。ここで注目したいのはキッチンの背後にある木製の壁のようなしつらいだ。これはキッチンの背面収納で、冷蔵庫や炊飯器などのキッチン家電を収納することができ、来客時などは扉を閉じるとスッキリとした壁になるのが重宝する。「こうした細かい部分などもビー・エル・ビルドさんから提案されました」とKさんは称賛する
間口が広くゆったりとした玄関ホール。コンクリート土間と木質感のある上がり框、白い壁には横スリットの地窓を設けることで、ホテルや美術館のような端正な美的空間を創り上げている。壁面にはピクチャーレールを設置し、将来的に絵画などを飾って華やかな空間に仕上げる予定だという
キッチンの収納家具の右端には収納扉と同じ材質でドアが設けられている。それを開けると1畳分の小さな空間だが、愛車を眺める自分だけの部屋になっている。「このコンパクトさが、こもり部屋のように心が落ち着きます」。Kさんの心に寄り添った同社からの提案だ
キッチンの後ろの壁は壁面収納になっている。木調の扉は観音式になっていて、冷蔵庫や調理家電を置く棚、ゴミ箱の収納スペースなどが効率よくレイアウトされている。日常の使用では扉を開けておくが、不意の来客時などには扉を閉ざすと木の壁になるというアイデア設計だ
オシャレなサニタリーはKさんのこだわりを同社が実現したもの。洗面スペースの横にオープンにお洒落な便座を配置するというアイデアも単身での生活スタイルから生まれた。浴室の扉をガラス扉にするなど、ホテルライクなデザインが採用されている
洗面化粧台も陶器の四角い洗面ボウルとカガミ、アイアンのタオル架けというシンプルなデザインが際立つ。「最低限の機能性を備えていれば、洗面室はそれで十分」というKさんだが、アイテム選びには時間をかけ、結果、洗練された洗面室が出来上がった
キッチン脇に設けられた小部屋にはバイクや愛車を眺めることができるよう、大きな窓が施されている。「ここに小さな椅子を置いて、コーヒーなどを飲みながら、無心の時間を過ごすのもいい」と夢が膨らむ。造り付けの棚もあり、普段は納戸としても使える
K邸の見所の一つがたっぷりの収納を確保していること。ウォークスルークローゼットは、玄関ホールからも直接アクセスできる場所に設けてあり、外出から戻るとアウター類などを収納できるのがいい。写真手前にランドリーがあり、室内干しができるスペースも多く設けられているので、乾いたものをそのままクローゼットに仕舞えるなど重宝する
LDKのすぐ隣に設けた主寝室はくつろぎの空間。長い将来を考えたとき、階段の上り下りがないのは平屋の強みのひとつ。寝室入口のガラス戸は、細いフレームデザインでスッキリと見せている。パソコン作業や読書などにうれしいカウンターを設置。窓上部の天井掘り込みによって、カーテンなどのウィンドウトリートメントがきれいに納まる工夫も必見。手前のドアからサニタリー、ウォークスルークローゼットへと回れる