洗練されたライフスタイルを感じさせる邸宅が写真のK邸。建築制限により外観フォルムは制約があったが、都市型のスクエアでシンプルなスタイルにしつつも、基礎から1階部分は石目調のタイル仕上げにするなど重厚感を演出している。ゾーニングは1階にビルトインガレージと浴室など水回りのほか3つのウォークインクローゼットを配置。メインスペースとなる2階にはU字型のキッチン、スタイリッシュなダイニングとリビング、主寝室と書庫をレイアウト。3階には2つの居室とルーフバルコニーが… 続きを読む
洗練されたライフスタイルを感じさせる邸宅が写真のK邸。建築制限により外観フォルムは制約があったが、都市型のスクエアでシンプルなスタイルにしつつも、基礎から1階部分は石目調のタイル仕上げにするなど重厚感を演出している。ゾーニングは1階にビルトインガレージと浴室など水回りのほか3つのウォークインクローゼットを配置。メインスペースとなる2階にはU字型のキッチン、スタイリッシュなダイニングとリビング、主寝室と書庫をレイアウト。3階には2つの居室とルーフバルコニーが設けられている。「いつかは、三菱地所ホームの家に住むことが夢だった」というKさんは、全館空調システム「エアロテック」の優れた性能、同社スタッフのセンスあふれるデザインや提案を気に入り、理想の住まいを一緒に創り上げていった。完成した家の住み心地は……。「家に帰ったとき、家族団らんのとき、生活動線の機能性を感じたとき、料理しているとき、お風呂に入ったとき、寝るとき、夜中にトイレに行ったとき(寒くない)、屋上テラスで日向ぼっこしているとき…とにかくすべての生活シーンで満足しています」と、その笑顔がすべてを物語っていた。
間取りでぜひとも参考にしていただきたいのが、1階に設けられた集中収納のウォークインクローゼットの設計だ。3つの… 続きを読む
間取りでぜひとも参考にしていただきたいのが、1階に設けられた集中収納のウォークインクローゼットの設計だ。3つのブースが配置されているが、家族ごとの専用のウォークインクローゼットとなっている。大きな姿見もあり、出かける時の服装チェックなどに便利とか
明確な人生観や価値観、美的センスなどを有するKさんにとって、自分のライフスタイルを理解し、響き合うような提案をしてくれる住宅会社との出会いは奇跡に近かったという。「単なるビジュアルだけではなく、どうすれば自分のライフスタイルに合う理想の住まいがつくれるのか、しっかり家族と話し合って、とことん考えて、プロに遠慮なくアドバイスを求めることが重要です。その不安や悩みに応えてくれたのが三菱地所ホームでした」とKさん。建物は窓が少なく、小さく抑えられているのが特徴だ… 続きを読む
明確な人生観や価値観、美的センスなどを有するKさんにとって、自分のライフスタイルを理解し、響き合うような提案をしてくれる住宅会社との出会いは奇跡に近かったという。「単なるビジュアルだけではなく、どうすれば自分のライフスタイルに合う理想の住まいがつくれるのか、しっかり家族と話し合って、とことん考えて、プロに遠慮なくアドバイスを求めることが重要です。その不安や悩みに応えてくれたのが三菱地所ホームでした」とKさん。建物は窓が少なく、小さく抑えられているのが特徴だが、全館空調「エアロテック」の特性を活かすためという以上に、「部屋に入る自然光よりも、光は自らコントロールして陰影を楽しみたい」というご夫妻の要望が強く反映され、同社はそれにも的確に対応してくれたという。素材やデザイン、照明などに半端でないこだわりを実現した邸宅は、訪れた人だけでなく、道行く人の心に強いインプレッションを残して佇んでいる。
K様邸に携わるということは、自分のセンス、提案力、創造力が試されているような、そんな身が引き締まる経験でした。求められたのは、オーセンティックで飽きのこない住宅であり、なおかつ遊び心や大胆な提案、本物志向の重厚感でした。既成概念にとらわれず、面白いと思ったら躊躇なく取り入れる果敢さ、スタイリッシュさへのこだわりに圧倒されました。デザインやインテリアコーディネートを重視するだけでなく、動線計画や収納計画など実際の住み心地を左右する部分への関心も並々ならないも… 続きを読む
K様邸に携わるということは、自分のセンス、提案力、創造力が試されているような、そんな身が引き締まる経験でした。求められたのは、オーセンティックで飽きのこない住宅であり、なおかつ遊び心や大胆な提案、本物志向の重厚感でした。既成概念にとらわれず、面白いと思ったら躊躇なく取り入れる果敢さ、スタイリッシュさへのこだわりに圧倒されました。デザインやインテリアコーディネートを重視するだけでなく、動線計画や収納計画など実際の住み心地を左右する部分への関心も並々ならないものがありました。何度もシミュレーションしてゾーニングを行い、お施主様のライフスタイルに合う間取りを作り上げていきました。印象深かったのは、「自分たちの暮らし方や生活動線を考慮し、寝室や子ども部屋には一切収納を設けず、1階に集中収納で3つのウォークインクローゼットを設けたい」と要望をいただいたことでした。理想の空間に仕上がり、私たちも嬉しく思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 199.95m2 (60.4坪) |
敷地面積 | 146.93m2 (44.4坪) |
工法 | 2×4、2×6 |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2022年2月 |
夕闇に浮かび上がるシルエットはハッとして思わず足を止めてしまうほどの美しさ。「光と陰をコントロールして陰影を楽しみたい」という要望通りに、見え方を細部まで計算し尽くして設計されている。特に4つの窓やエントランスの温かな照明に注目
黒で統一した家具を下がり天井の間接照明が優しく包み込み、重厚さとスタイリッシュなLDK空間を演出している。右手のダイニングテーブルは上部に煌びやかなペンダントライトを吊るし、大勢が一度に着席できるように2500mmサイズを選定。圧迫感をなくすため、腰高収納と映像モニターを設置して視界の広がりを工夫している
キッチンは使い勝手のいいU字型のレイアウトとし、収納や機能性とデザインの両立に成功している。中でも石貼り仕上げのキッチンカウンターは色と紋様にこだわり、リビングのモダンな雰囲気に調和する造作となっている
完成した絵画のように寸分の隙もなく計算されて設計されたダイニングルーム。木質感のある床は家具の色調と調和する色使い。外観で目を引く4つの窓はこの空間に採用されたもので、見え方にこだわって網戸はあえて省いている。カーテンを用いず、ハニカムスクリーンをコーディネートしている
ラグジュアリーなソファーと造り付けの壁面収納で高級感のあるインテリアを演出したリビング。キッチンとダイニング、リビングが三角形に結ばれるレイアウトは、家族の自立性とコミュニケーションを育むメソッドでもある。天井高2700mmを確保し、開放感と落ち着きのある空間に仕上げている
リビングのソファーの背後に設けられた間仕切り収納によって生み出された空間は、家族みんなが使えるワークスペースとなっている。在宅ワークや子どものスタディスペース、趣味のコーナーなど、自在に活用できる。独立した書斎ではなく囲われることによって集中力を引き出し、LDとの一体感も共存させた
リビングの設計コンセプトは既存使用していた壁面収納とソファーの風合いをベースにグレー、ベージュ系を基本色とすること。インテリアコーディネーターのアドバイスを受けながら、シンプルモダンの空間を創り上げた。窓は極力制限し、高い位置にスリット窓を設けて光をコントロールしている
エントランスは家の顔。ポーチからエントランスホールの空間は極力広くし、鏡面効果を利用して広さを演出。正面のニッチのデザインには苦労したが、安らげる家に帰ったというホスピタリティと華やかさが感じられる雰囲気となった
左右にフロートタイプの壁面収納を設置し、下部に間接照明を施すことで浮き上がったような幻想的な見せ方とした。右手収納の面材を、艶消しの鏡面仕上げとすることで、ミラー(鏡)仕上げとの対比を強調。たっぷり収納で、玄関をいつもスッキリとした印象に
石やアイアンの美しさを際立たせる卓抜な設計がなされている。タイルを敷き詰めたアプローチから石段を数段上ると重厚な佇まいのロートアイアンの門扉がお出迎え。門扉を開けるとポーチがあり、その先にエントランスホールという空間演出が来訪者の期待感を高めてくれる。Kさんの美意識が凝縮したエントランス周りだ
スクエアなデザインの中に素材感や窓のデザインで変化をもたせたK邸のファサード。全館空調システム「エアロテック」の魅力を活かすため窓を小さく、数も抑えたとか。外観のシンプルさからは想像もできない、室内の豪華なホテルライクなインテリア設計が面白い。「スタイリッシュに暮らしたい」という施主の思いが詰まっている
屋上に上がる階段手すりはアイアンで造作されている。三菱地所ホームのスタッフと相談しながら一つ一つのデザインを決めていった
都市の住まいで不足しがちなのが、周囲の視線を気にせずくつろげるアウトドア空間。K邸ではその場所を屋上につくり上げた。3階には居室のほか、ルーフバルコニーが設けられており、周囲の視線等を気にすることなく、BBQやプールなどを楽しむことができる
寝室や子ども部屋には一切収納を設けず、深い睡眠が得られるよう、クロス選びやサイズを考慮した。今はお子さんがまだ小さいので、家族全員がLDKがある2階を中心に過ごしている。
間取りでぜひとも参考にしていただきたいのが、1階に設けられた集中収納のウォークインクローゼットの設計だ。3つのブースが配置されているが、家族ごとの専用のウォークインクローゼットとなっている。大きな姿見もあり、出かける時の服装チェックなどに便利とか
床やカウンターには模様の美しいタイルを用い、上部にはヘリンボーン風に黒のタイルをあしらっている。広々とした洗面室にはワイドな洗面台を配し、ダブルボウルが採用されている。朝の忙しい時間などに重宝する
洗濯動線を考慮した機能的なランドリールームは白を基調として清潔感にあふれている。洗濯→物干し→収納が2、3歩でできてしまう家事動線は魅力的
浴室にもスタイリッシュなコーディネート精神は息づいている。壁などは石張り調に仕上げ、リラクゼーションとゆったりとしたバスタイムを楽しまれているとか。ホテルライクという表現がピタリと合う空間だ
洗面台は1階と2階に趣の異なるデザインで設置されている。この写真は2階の階段室横に設けられたもので、トイレと隣接している。シンプルなデザインだが、洗面ボウルやカラン、円形の鏡、壁面を天井まで埋め尽くしたモザイクタイルなど、完璧なまでのコーディネートとなっている
トイレがお洒落するとこのようになるのか、と愉快な気持ちになる、まさしく「お洒落なトイレ」だ。壁を異なる色合いでセパレートし、便器の後ろにはもう一つの壁を押し出す感じで陰影をつけているのも面白い。長居したくなるラバトリー空間である