「床面積以上に広く感じられる家」「つながりを感じられる家」「土間のある家」という希望を、設計士と密に会話しながら一つの形にしたH邸。目指したのは、遊び心×住みやすさの両立。土間が内と外を、吹抜けが1階と2階をつなぐオープンな間取りを支えているのが、同社を選んだ決め手にもなった気密性・断熱性の高さだ。「土間をどの程度広くするか迷っていた時、『せっかくだったら思い切ってやっちゃいましょう』と設計士さんが後押ししてくれたんです。吹抜けもあるし住み心地はどうかなと… 続きを読む
「床面積以上に広く感じられる家」「つながりを感じられる家」「土間のある家」という希望を、設計士と密に会話しながら一つの形にしたH邸。目指したのは、遊び心×住みやすさの両立。土間が内と外を、吹抜けが1階と2階をつなぐオープンな間取りを支えているのが、同社を選んだ決め手にもなった気密性・断熱性の高さだ。「土間をどの程度広くするか迷っていた時、『せっかくだったら思い切ってやっちゃいましょう』と設計士さんが後押ししてくれたんです。吹抜けもあるし住み心地はどうかなと思っていたのですが、夏は暑くなく冬も寒くなく、エアコン1台で快適に暮らせていますよ。大きな窓があるので日当たりもよく気持ちがいいです」。オーストラリアに居住経験があるHさんは、自然をすぐそばに感じられるライフスタイルを好み、アパートから引っ越す一軒家では友人を招いてホームパーティをしたいという夢も。土間とパーゴラ付きのテラスをフラットにつなげることで、その願いもイメージ通り実現できたそう。「土間のあるリビングと焚き火台のあるテラスを自由に行き来しながら、ゆったりくつろいだりBBQをしたりと、自由な過ごし方ができるのが気に入っています。遊びに来た友人が玄関に入ってすぐ『おっ!』『お洒落な家だね』と驚いてくれるのも嬉しいですね」。
玄関とひと続きの通り土間をリビングの一部として設計したオープンな間取り。リビング上部を吹抜けにすることでフロア間のつながりも生まれ、住まい全体の開放感がアップした。階段をリビング内に設け、廊下のない間取りにすることで床面積をほぼそのまま生活空間として使うことが可能に。土間からテラスへ出入りもできる。
玄関とひと続きの通り土間をリビングの一部として設計したオープンな間取り。リビング上部を吹抜けにすることでフロア間のつながりも生まれ、住まい全体の開放感がアップした。階段をリビング内に設け、廊下のない間取りにすることで床面積をほぼそのまま生活空間として使うことが可能に。土間からテラスへ出入りもできる。
吹抜けで階下とつながる2階フロアは、寝室と子ども部屋として使う予定の洋室を回廊のような廊下でつなげたコの字型。家族間のプライバシーを大切にしながら暮らすことができる。階段をアップダウンするスキップフロアのような造りも面白い。
吹抜けで階下とつながる2階フロアは、寝室と子ども部屋として使う予定の洋室を回廊のような廊下でつなげたコの字型。家族間のプライバシーを大切にしながら暮らすことができる。階段をアップダウンするスキップフロアのような造りも面白い。
「ありきたりな家にはしたくない」と考えていたHさん。シンプルで派手ではないけれど存在感のある外観にしたいとオー… 続きを読む
「ありきたりな家にはしたくない」と考えていたHさん。シンプルで派手ではないけれど存在感のある外観にしたいとオーダーを出した。BOX型をベースにコンクリート風と木板風の2種類のサイディングを張り分けたデザインがお洒落
やまぜんホームズと建てた家に住んでいる親族がいたHさん。「とにかく冬暖かくて性能のいい家。やまぜんホームズさんの仕事は間違いない。信頼していい会社さんだよ」と教えてもらい、実際に話を聞いてみようと展示場を訪れた。「気密・断熱・耐震といった性能と同時に重視していたのが、設計自由度の高さ。実は、本格的に勉強したいなと思っているほど建築が好きで、海外のこだわりの一軒家を紹介する番組も好きでよく見ていたんです。自分の中でやりたいことやイメージがふくらんでいたので、… 続きを読む
やまぜんホームズと建てた家に住んでいる親族がいたHさん。「とにかく冬暖かくて性能のいい家。やまぜんホームズさんの仕事は間違いない。信頼していい会社さんだよ」と教えてもらい、実際に話を聞いてみようと展示場を訪れた。「気密・断熱・耐震といった性能と同時に重視していたのが、設計自由度の高さ。実は、本格的に勉強したいなと思っているほど建築が好きで、海外のこだわりの一軒家を紹介する番組も好きでよく見ていたんです。自分の中でやりたいことやイメージがふくらんでいたので、それを一緒に形にしてくれる会社さんと出会いたいなと思っていました」。担当営業に家づくりへの想いや要望を伝えた際に常に前向きな回答をもらえたことも、同社におまかせしたいとHさんが思った決め手の一つ。「どんなことを言っても『できますよ』『やってみましょう!』と返事をもらえるので、ワクワクと楽しい気持ちになりました。間取りの提案だけで8カ月もの間やりとりをしたのですが、イヤな顔をされずとことん付き合ってもらえて嬉しかったです。設計士さんと一緒に3Dパースを見ながら『ここはもっとこうしよう』と密にやりとりを重ねたおかげで、ちょっとずつゴールに近づいて、最後には『これだな』と心から納得できるプランが出来上がって達成感がありましたね」。
こうしたいというイメージを明確にお持ちだったH様との打合せで意識していたのは、主に予算面とのバランス。間取りにもデザインにもこだわりが沢山おありだったため、すべてをそのまま採用すると見積り金額がかなり上がってしまうことから、H様のイメージはそのままに少しでもコストを抑えるにはどうしたらいいか考え、購入する設備・アイテムについてもアドバイスをさせていただきました。ただ、ご提案にあたっては一方的な意見の押し付けにならないよう、まずはH様がそうしたい理由をじっく… 続きを読む
こうしたいというイメージを明確にお持ちだったH様との打合せで意識していたのは、主に予算面とのバランス。間取りにもデザインにもこだわりが沢山おありだったため、すべてをそのまま採用すると見積り金額がかなり上がってしまうことから、H様のイメージはそのままに少しでもコストを抑えるにはどうしたらいいか考え、購入する設備・アイテムについてもアドバイスをさせていただきました。ただ、ご提案にあたっては一方的な意見の押し付けにならないよう、まずはH様がそうしたい理由をじっくりと聞き、「もっとよりよくするためにはこういう方法もありますよ」と具体的なメリットを提示。たとえば、トイレを壁に対して斜めにつけたいというご要望をいただいた際には、図面に落とし込んで実際のサイズ感を一緒に確認。「ムダなスペースが生まれてちょっと勿体ないかもしれませんね」とその配置は採用を見送ったのですが、空間を広く使えるようになった分、H様のもう一つの希望だった三角形のカウンターを2つ重ねるデザインを綺麗に納めることができました。また、リビング階段裏のニッチは私からご提案をさせていただいたのですが、センスのいいH様に「このアイデアいいですね!」と喜んでいただけたことにコーディネーターとしてのやりがいを感じる家づくりでした。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 122.88m2 (37.1坪) |
敷地面積 | 269.34m2 (81.4坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
竣工年月 | 2022年1月 |
店舗名 | 桑名展示場 |
住所 | 三重県桑名市江場436 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
玄関から続く通り土間がリビングと外のテラスをつなげるシームレスな間取り。大きな開口部から光と風を室内に誘い込むパッシブ設計により、オーストラリアに在住経験があるHさんが希望した「自然を身近に感じる暮らし」も叶った
「ありきたりな家にはしたくない」と考えていたHさん。シンプルで派手ではないけれど存在感のある外観にしたいとオーダーを出した。BOX型をベースにコンクリート風と木板風の2種類のサイディングを張り分けたデザインがお洒落
1階は廊下をなくし、ドアや仕切りで空間を細かく仕切らないことで、Hさんがイメージしていた延床面積以上の広がりを感じられる家に。吹抜けの高い天井、大きな高窓から注ぐ陽光、土間からテラスへの抜け感と、すべてが心地よく調和している
テラスのある南側は外に対して大きく開き、道路に面した北側は閉じたメリハリのある設計で、開放性とプライバシー性を両立。屋根をほぼフラットにデザインすることで、水平ラインが美しいすっきりとした見た目の住まいが完成した
大きな掃き出し窓から出入りができる、土間とひと続きのパーゴラテラス。焚き火台を囲んでくつろいだり、BBQをしたりと、ホームパーティでも活躍するアウトドアリビングだ。屋根が日差しを遮ってくれるので暑い夏も過ごしやすい
通り土間は、玄関からLDKへの通路&リビングの一部としての2つの機能を持ったフレキシブルな空間。室内であり外のようでもあり、それぞれのよさをいいとこどりできる。汚れを気にしなくていいのでラフに使えるのも◎
床に置く物の重さを気にしなくていい土間は、ピアノやトレーニング器具を置いて大人のホビースペースとして使うのもおすすめ。吹抜けを通してピアノを演奏する音が2階にも届き、離れて過ごしていても家族の気配を感じられる
「リビングを中心に皆が顔を合わせられる家にしたい」と、吹抜けとリビング階段を希望したHさん。2階にいても顔を見て会話ができるよう回廊のような廊下をつくり、手摺りをシースルーにしてリビングとの一体感もデザインした
耐震等級3と高耐震で地震や台風に強く、大胆な空間設計と安心・安全な構造をムリなく両立できるやまぜんホームズの家づくり。気密性・断熱性にも優れているので、吹抜けのある大空間でも冷暖房効率がよく、エアコン1台で快適に過ごせているそう
キッチンに立った時も、ダイニングチェアやソファに腰掛けている時も、土間からテラスまでフロア全体が見渡せる視界の広さがポイントの「家族がつながる家」。南面に窓を大きく配置してあり、日中は照明をつけなくても十分に明るい
適材適所の収納計画もこだわりの一つ。パントリー内の可動棚には食料品がストックしてあり、どこに何があるかが一目でわかるので使いやすい。室内干しスペースとしても使えるよう、物干しバーを設置しているのも真似したいアイデア
土間やパントリーなど、1つの空間に2つの役割を持たせることで空間を有効活用したH邸。リビング階段は高さのある腰壁にニッチをつくり、お洒落なギャラリースペースに。写真や絵を立てかけて飾れるので壁を傷つけなくて済む
吹抜けをぐるりと囲う回廊のような廊下で、寝室と子ども部屋として使う予定の洋室をつなげたコの字型の2階フロア。アップダウンのあるスキップフロアのような造りも遊び心を感じさせる
ゲストに使ってもらうことを想定し、ホテルライクな空間を目指したトイレ空間。コーディネーターとアイデアを出し合いながらいくつものパターンを検討し、雰囲気を高める間接照明にもこだわった
大小の三角形を重ねたカウンター、手洗いボウル、水栓、ペンダントライトなど、パーツ一つひとつにこだわり抜いた絵になる空間。幾何学風のクッションフロアはグレージュのアクセントクロスに合わせてコーディネーターが提案した
9畳とゆとりのある寝室。少しメリハリがほしいと伝え、天井だけクロスの色を変えることを提案してもらった。標準仕様が充実する同社は、アクセントクロスも天井だけに使えばオプション扱いにならずコストを抑えられる
収納付きで機能的な寝室内の書斎コーナー。作業に集中できるようおこもり感を大切にしつつも、ベッドスペースとの仕切り壁の上部に少しスペースを設け、互いに程よく気配を感じ合える造りにした
天井高をしっかり確保できる子ども部屋は、壁際にL字型のオープンクロゼットを設置して空間を有効活用。可動梯子を使えば上の段の洋服も簡単に出し入れできる。クロゼットに扉をつけないことでコストダウンも叶った
家のあちこちに収納がほしいと希望したHさん。リビング階段の脇にはエントリークロゼットとしても使える収納を用意してもらった。現在はアンティークミシンのディスプレイ空間として素敵に活用している
玄関を入ってすぐ左手に土間収納をレイアウト。靴だけでなく置き場に困りがちなアウトドアグッズもすっきり片付く。壁付けの収納棚もさらにプラスして、収納力を高めているのもポイントだ