重厚な佇まいは美術館を連想させ、玄関ホールでは外部の騒音からも隔たれた静謐な空気感に癒される。さらに階段を抜けリビングへと足を踏み入れると、途端に視界が広がる陽光に満ちた景色に、暫し目を細めることになる。「まさに想像以上です」と話すオーナーのIさんが、家づくりで最もこだわったこと。それは『オカモトハウジングらしい住まいを』ということ。理想を叶えるため一番のノイズになるのが素人の意見だと考え、信頼できる建築家に一任したのだという。「LDKや玄関は広く。カメラ… 続きを読む
重厚な佇まいは美術館を連想させ、玄関ホールでは外部の騒音からも隔たれた静謐な空気感に癒される。さらに階段を抜けリビングへと足を踏み入れると、途端に視界が広がる陽光に満ちた景色に、暫し目を細めることになる。「まさに想像以上です」と話すオーナーのIさんが、家づくりで最もこだわったこと。それは『オカモトハウジングらしい住まいを』ということ。理想を叶えるため一番のノイズになるのが素人の意見だと考え、信頼できる建築家に一任したのだという。「LDKや玄関は広く。カメラ仲間と楽しむスタジオはマストで。生活感を簡単に隠せる大きな収納も欲しい。そんな漠然とした依頼でしたが、初回提案から理想的で、とても驚きました」と振り返る。不安だった家具選びも、ショップとの連携で丸ごとコーディネートしてくれ、モデルハウスのような美しい新居を手軽に叶えられたという。「空間に深みを持たせる間接照明を主体としたライティングも始めから計画されていて、遊びに来た友人には『どう依頼すればこんな家が建つの?』と不思議がられましたが、『岡本さんにお任せするだけ』としか答えられませんでした。でもそれが全てなんですよね」と笑いながら話してくれた。
夫人のカメラ仲間が気兼ねなく訪れられるよう、フォトスタジオ用と家族用にそれぞれ玄関を設け、動線をセパレート。パティオはホールのアクセントとなるだけではなく、隣家に面した洋室A・Bでも開放的に過ごせる仕掛けに。また、家族用玄関には2wayのシューズクロークを設計。意識しなくても玄関を常にスッキリと保つ… 続きを読む
夫人のカメラ仲間が気兼ねなく訪れられるよう、フォトスタジオ用と家族用にそれぞれ玄関を設け、動線をセパレート。パティオはホールのアクセントとなるだけではなく、隣家に面した洋室A・Bでも開放的に過ごせる仕掛けに。また、家族用玄関には2wayのシューズクロークを設計。意識しなくても玄関を常にスッキリと保つことができるよう工夫されている。
目隠し壁でプライバシーを確保したバルコニーに向け、リビングと寝室に掃き出し窓を設計。LDKの隣家側(間取り図上方向)のブラインドを閉じていても、一際の開放感を得ることができる。キッチンのバックヤードは、生活感を纏めて隠せる広々としたパントリーに。ファミリークロゼットの隣りにレイアウトされた脱衣室兼用… 続きを読む
目隠し壁でプライバシーを確保したバルコニーに向け、リビングと寝室に掃き出し窓を設計。LDKの隣家側(間取り図上方向)のブラインドを閉じていても、一際の開放感を得ることができる。キッチンのバックヤードは、生活感を纏めて隠せる広々としたパントリーに。ファミリークロゼットの隣りにレイアウトされた脱衣室兼用のランドリーには、室内干しスペースとカウンターテーブルが用意され、「洗濯→アイロンがけ→畳む→片付ける」を短時間でこなせる家事動線を実現。
ランドリーを兼ねた脱衣室には、アイロンがけなどに使えるカウンターデスクを造作。24時間全館空調のおかげで、室内… 続きを読む
ランドリーを兼ねた脱衣室には、アイロンがけなどに使えるカウンターデスクを造作。24時間全館空調のおかげで、室内干しでも素早く乾くのだそう
夫妻がオカモトハウジングを知ったきっかけはSNSの写真。「こんな家に住めたらな」と思っていたところ、別で見つけた素敵な家も同社の作品だった。そこでHPで確認すると年間20棟までしか請けられないとのことで、急ぎ連絡したという。「問い合わせの際に建設地をお伝えしていたのですが、初来場前に現地を見てくれており、ヒアリング後『この場所なら全て叶えられると思いますよ』と即太鼓判を押して貰えました。一旦持ち帰ることなくテンポよくお話しができるので、とても頼もしかったで… 続きを読む
夫妻がオカモトハウジングを知ったきっかけはSNSの写真。「こんな家に住めたらな」と思っていたところ、別で見つけた素敵な家も同社の作品だった。そこでHPで確認すると年間20棟までしか請けられないとのことで、急ぎ連絡したという。「問い合わせの際に建設地をお伝えしていたのですが、初来場前に現地を見てくれており、ヒアリング後『この場所なら全て叶えられると思いますよ』と即太鼓判を押して貰えました。一旦持ち帰ることなくテンポよくお話しができるので、とても頼もしかったです」とのこと。その際に見学したモデルハウスも素晴らしく、石やタイルをふんだんに使った高級感ある仕様ながら、不思議とシンプル。夢に見た理想の新居そのものだったという。「打合せ後1週間ほどで届いたファーストプランには私達の希望はもちろん、目隠しされたバルコニーや、憧れだけど諦めていたパティオまで当たり前のように入っていて、所謂“普通のプラン”しか見たことのなかった私達には衝撃でした。見積もオーダーキッチンや輸入建材、全館空調まで付いているのに、予想外にリーズナブル。その後設備や建材を変更しても、外構のフェンス以外は追加料金がなく驚きました。同社を知ってすぐに連絡を入れたからこそ実現できた家です。請けて貰えて感謝しかありません」と話してくれた。
建設地は住宅が密集する都市型住宅街の交差点角地。交通量も多く、目にされる方が多い場所のため、プライバシー性はもちろん、このエリアを象徴する建物となることを目指し、ファサードをデザインさせて頂きました。また、セカンドリビング(フォトスタジオ)を1階にご希望されたため、LDKは2階に計画。2階リビングならではの高い天井と、金物工法&許容応力度計算による大空間に加え、お隣が平屋という立地特性もあり、密集地とは思えない開放感を実現できました。当初、LDの窓ガラスは… 続きを読む
建設地は住宅が密集する都市型住宅街の交差点角地。交通量も多く、目にされる方が多い場所のため、プライバシー性はもちろん、このエリアを象徴する建物となることを目指し、ファサードをデザインさせて頂きました。また、セカンドリビング(フォトスタジオ)を1階にご希望されたため、LDKは2階に計画。2階リビングならではの高い天井と、金物工法&許容応力度計算による大空間に加え、お隣が平屋という立地特性もあり、密集地とは思えない開放感を実現できました。当初、LDの窓ガラスは乳白色を提案しておりましたが、バーチカルブラインドの角度で視線や陽光の入り方を調節するとのことでしたので、透明度の高いガラスを採用。ブラインドを全開にした際の爽快感に、訪れたお客様は皆さん驚かれるそうです。間取りに関しては多くを任せて頂きましたが、家事動線はご要望や旧居のご不満点をよくお伺いし、ファミリークロゼットを洗面室・ランドリーに隣接させる動線を設計致しました。家づくりには詳しくないとのことでしたが、「効率を考えると寝室にまで収納は要らない」といった合理的な考え方はとても参考になり、私にとってもよい刺激になりました。ご夫妻の想いが詰まったマイホームで、お子様の成長を見守りながら、楽しく快適に過ごして頂けることを心より願っております。
商品名 | THE ARK |
部材・設備 | - |
商品名 | THE ARK |
部材・設備 | - |
延床面積 | 218.97m2 (66.2坪) |
敷地面積 | 231.42m2 (70.0坪) |
工法 | 木造軸組(金物工法) |
本体価格 | 4,000万円~ |
竣工年月 | 2022年10月 |
住所 | 三重県四日市市大矢知町1638-1 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
ボリュームを感じさせるフォルムは、個人宅というより美術館や格式の高いレストランといった趣。北側(写真左)は縦方向に長い擬石壁をリズミカルに並べ、西側(写真右)は擬石と白壁をツートンで切り替えるなど、重厚感だけではなく軽やかさも感じられるファサードをデザイン
住宅街でも陽光に包まれて暮らせるよう提案された2階リビングは、足元からガラスのFIX窓で開放感は抜群。同社で全棟義務化している高度な『許容応力度計算』と強靭な『金物工法』により、木造住宅ながらタワーマンションのようなワイドな開口部を実現している
カメラが趣味である夫人の要望で、1階のセカンドリビングはフォトスタジオに。友人も気兼ねなく出入りできるように、専用のエントランスを家族用玄関と分けて設計された。風合い豊かな壁は夫人自身が塗った力作
玄関ホールは、マットな質感の600角タイルを敷き詰めた優雅な空間。視線の先にレイアウトされたパティオは夜になるとライトアップされ、オーナーやゲストを優しく迎えてくれる
白を基調とした25畳超の開放的な空間を、壁一面にあしらったグレーのタイルが引き締める。「スリッパが苦手」との要望から、リビングの床はタイルではなくフローリングを採用。上質な『くつろぎ』を演出する間接照明を多用したライティング計画も同社の標準仕様
背面カウンターまで御影石で統一した高級感あるキッチンはオーダーで仕上げた品。「とにかく標準仕様が豪華。後からディスポーザーをお願いしたのに見積額から追加がなく驚きました。御影石天板は美しいだけじゃなく汚れが目立たないのでお手入れもラクラク。とても気に入っています」
料理をしながら勉強を見てあげられるキッチン脇のスタディールームは、同社のモデルハウスを参考に。LDKとの一体空間ながら壁で視線が遮られた半個室なので、学習や読書に集中できるのだそう
間接照明が美しいホテルライクな寝室は、文字通り「寝るための部屋」として、必要最低限のスペース。衣類などは家事の手間を考えファミリークロゼットに集約しているので、「収納も不要」と割り切った設計に
リビングと寝室から出入りできるバルコニーは同社からの提案で。目隠し壁で外部からのプライバシーが守られているので、夜もカーテンをあけられるほど開放的。子どもたちは、バルコニーでピクニックのように食事をすることが大好きなのだそう
洗面化粧台はキッチンと世界観を合わせ、御影石&グレイッシュカラーでオーダー。メイク道具を広げられるスペースも設けられ、忙しい朝も夫婦が並んで支度できる
ランドリーを兼ねた脱衣室には、アイロンがけなどに使えるカウンターデスクを造作。24時間全館空調のおかげで、室内干しでも素早く乾くのだそう
ファミリークロゼットは当初の要望ではランドリーと一繋がりにする予定だったが、岡本社長より『壁で隔てた方がより収納スペースが増える』とのアドバイスがあり分割。想定以上の収納力に「プロの視点は違いますね」とIさんも納得
玄関ホールとセカンドリビングを繋げる動線上に、オープンなウォークインクロゼットを配置。カーペット敷きなので、小さなお子さんも寝転がってお着替えできる。撮影に使う小物などを置くスペースとしても活用
トイレも間接照明を多用しホテルライクな雰囲気に。ペーパーなどを保管する棚を便器側の壁の裏側に用意するなど、トイレの中でさえ生活感を徹底的に隠す設計は圧巻
高気密施工により、玄関ドアを閉めた瞬間から車の騒音が消えると好評。家族用のエントランスホールには、2wayの大型シューズクロークを設置。「収納が本当に多くて、散らかすことの方が大変ですよ」と笑う
2階部分の窓の縦幅に合わせ、水平ラインにあしらった輸入タイルがアクセントの西側外観。交通量の多い交差点角地のため、1階部分は開口部を極力見せない閉じたデザインに