「断熱とは1年を通した快適な生活環境を整えるのはもちろんのこと、施主の考え方や生活スタイルに合ったものでなければならない」と考える、いたや工房。「車通りが多い場所だから騒音が気になる。静かに暮らしたい」「あくまでも自然素材にこだわりたい」などの施主の希望に応じて、使用する断熱材(セルロース、羊毛断熱、グラスウールなど)を選んでいる。施主にとことん寄り添うから、満足度が高いのもうなずける。
「自然とともに暮らしたい」という施主から多くの依頼が寄せられている、いたや工房。人工的なものに頼るのではなく『自然にある太陽光と風を必要な分だけ』取り込むアイデアが巧みである。例えば『3方を隣家に囲まれ、採光に力を入れた』というお宅では、庇の長さや傾斜、手すりの格子の角度、敷居の高さなどをバランスよく組み立てて光の量を調整。状況に応じて2階LDKも可。自由自在な設計で採光と通風の悩みを解消してくれる。
凝ったデザインや派手な装飾を排除し、木、土、石、鉄、紙など、素材本来の美しさをありのままに表現していくのが「いたや工房」の家作り。無駄がなく上品、そしてコンパクトな住まいを目指しており、平屋建ての施工例も多く残している。緩勾配の屋根に深い軒、左官仕上げの外壁や格子のあしらいが美しく、京都の街並みにしっとりと馴染むおおらかな外観デザインが印象的。モダンな和の住まいを求める家族に人気が高い。
いたや工房の家づくりは自然の光や風が心地よく巡り、空模様や季節の移ろいを感じることができる空間づくりを心がけています。T様宅には床材に栗、天井に杉、ワークカウンターにブビンガなど、木材の質感や目的に応じ使い分けることで、デザインと機能のバランスを意識しました。奥様の要望であった大きなデッキはリビングの床とそのまま繋がり、デッキへ出ると京都の美しい山々が望める。
仕舞いたい時に、仕舞いたい場所に必要な収納がないから、どうしても散らかってしまう衣類や靴、生活雑貨に食料備蓄品。いたや工房では、施主それぞれの行動パターンを念頭に生活動線を設計。そしてその動線沿いに必要な容量の収納を設置することで、普段からモノが散らからないようにと考えてくれる。もちろん、水回りの集約、料理、洗濯家事動線も丁寧な打合せを行う。女性建築家も在籍しているから気軽に相談してみてほしい。
時代や世代が変わっても、愛着を持って使い込んだものは味わい深い。「デニムや革製品のように、家も大切に使い込むことで深みが増し、それが個性となり、やがて家族の色になります。凝ったデザインや派手な装飾に頼らず、永く変わらずに愛着が持てる家―。そんな家を提供したい」といたや工房。同社の家づくりはたくさん話すことから。理想の暮らし、家族の将来、好みのインテリアや洋服、靴…。「好き」を追求できる家づくりだ。
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京都府宇治市宇治善法81番地
定休日:毎水曜日