Nさんファミリーは仲のいい5人家族。マンションで暮らしていましたが、お子さんたちが成長して手狭になり、「もっとのびやかに暮らせる家を建てたい」と決意されたそう。「家族はアウトドア派で、キャンプが大好き。そこで掲げたコンセプトが、『キャンプができる家』でした」とNさんは笑う。また、ご夫妻には家づくりに対して以前から憧れていたものがある。「私たちの譲れないこだわりは平屋建築とすること。自然素材を随所に用いた開放感のある空間も要望でした」。実家から相続した広い土… 続きを読む
Nさんファミリーは仲のいい5人家族。マンションで暮らしていましたが、お子さんたちが成長して手狭になり、「もっとのびやかに暮らせる家を建てたい」と決意されたそう。「家族はアウトドア派で、キャンプが大好き。そこで掲げたコンセプトが、『キャンプができる家』でした」とNさんは笑う。また、ご夫妻には家づくりに対して以前から憧れていたものがある。「私たちの譲れないこだわりは平屋建築とすること。自然素材を随所に用いた開放感のある空間も要望でした」。実家から相続した広い土地に、大きな庭のある平屋建築を要望したが、優建築工房の提案は初回からワクワクする内容だったそう。まず目を引くのが南側の庭に設けられたL字型の幅広ウッドデッキ。さらに、LDKに面した壁をほとんどなくし全開放サッシとする大胆な設計と開放感は、図面からもその楽しさが伝わってきた。「内と外の境を取り払ったかのような心地よさは比類がありません。初回のプレゼンでほぼ決定。初めてプランを見た時のワクワク感は今も忘れられません。要望通り、庭では何回もキャンプしましたよ」。さらにNさんご家族はこの家の住み心地を次のように語る。「家がそのまま自然と共存している感じ。平屋建築でつながり感があるのもうれしい。料理をしながら外を眺める。ご飯を食べながら、リビングで寛ぎながら外を眺めるなど、愉しい時間を過ごしています」。
平屋づくりの真ん中にアイランドスタイルのキッチンを据え、家族が集まるダイニングテーブルを連続で設けるなど、暮らしを楽しむ住まいとなっている。キッチンは段差を設けて、ダイニングと視線を揃える工夫も。庭に面して全面開口のサッシを採用し、L字型にレイアウトされたウッドデッキにそのまま出ることができる。主寝… 続きを読む
平屋づくりの真ん中にアイランドスタイルのキッチンを据え、家族が集まるダイニングテーブルを連続で設けるなど、暮らしを楽しむ住まいとなっている。キッチンは段差を設けて、ダイニングと視線を揃える工夫も。庭に面して全面開口のサッシを採用し、L字型にレイアウトされたウッドデッキにそのまま出ることができる。主寝室へは坪庭を眺めながら渡り廊下を通じて行く設計で、独立性を確保するだけでなく旅館のような趣を楽しみたいという遊び心がある
平屋だが屋根勾配をそのまま活かしたロフトもある。板張りのロフトの一角は琉球畳を敷き詰めた畳コーナーで、ごろっと横になったり、読書をしたりと自在に活用できる。上部にはトップライトがしつらえてあり、小屋裏の薄暗さは微塵もない。階下とのつながりを損なわないよう手すりは腰壁風に低く抑えて、コミュニケーション… 続きを読む
平屋だが屋根勾配をそのまま活かしたロフトもある。板張りのロフトの一角は琉球畳を敷き詰めた畳コーナーで、ごろっと横になったり、読書をしたりと自在に活用できる。上部にはトップライトがしつらえてあり、小屋裏の薄暗さは微塵もない。階下とのつながりを損なわないよう手すりは腰壁風に低く抑えて、コミュニケーションをとりやすくすると同時に、暑い夏は熱せられた空気を外に逃がす風の通り道ともなっている
この平屋のウッドデッキは緩い弧を描くように建物に沿って設えてあり、屋外と屋内を結びつける回廊のような役割を果た… 続きを読む
この平屋のウッドデッキは緩い弧を描くように建物に沿って設えてあり、屋外と屋内を結びつける回廊のような役割を果たしている。「この庭ではもう何度もキャンプをしましたが、欲しいところに水栓があったり、すごく快適でした」。アウトドア派の施主ならではの細かい要望に優建築工房のスタッフが一つ一つ丁寧に応えてくれた
Nさんが絶対条件として挙げた「平屋」と「自然素材」の家づくりを得意とする住宅会社で絞り込んで、最後まで残ったのが優建築工房ともう一社だった。優建築工房は自然素材を標準仕様としている点もポイントが高かったが、それ以上にご夫妻のハートを射止めたのは設計提案力と担当者の人柄だったという。「『キャンプのできる平屋』という個性的な要望に、アウトドア大好きの担当者が面白がって話が盛り上がり、幅広のウッドデッキなど具体的なプランに落とし込まれていきました。優建築工房のプ… 続きを読む
Nさんが絶対条件として挙げた「平屋」と「自然素材」の家づくりを得意とする住宅会社で絞り込んで、最後まで残ったのが優建築工房ともう一社だった。優建築工房は自然素材を標準仕様としている点もポイントが高かったが、それ以上にご夫妻のハートを射止めたのは設計提案力と担当者の人柄だったという。「『キャンプのできる平屋』という個性的な要望に、アウトドア大好きの担当者が面白がって話が盛り上がり、幅広のウッドデッキなど具体的なプランに落とし込まれていきました。優建築工房のプランは見ただけで、楽しい暮らしが浮かんできて、ワクワクしましたね」。ご夫妻が特に気に入ったのは引き込み式の全開放サッシ。開け放つと大きなピクチャーウインドウのように外部とつながる演出の見事さだったという。「私たちが求めていた住まいはこれ!と、住んでみて改めて気づかされました」。施主の思いに寄り添いながらも、言葉にできなかった想いまでもカタチにして提案できる同社の平屋建築の傑作がこうして誕生した。
N様との出会いは印象的でした。「キャンプのできる平屋を建てたい」と言われたので驚きましたが、私も同じようなアウトドアの趣味があり、意気投合しました。庭はテントとターフが張れるよう平地を確保して、どこかにバーベキューの場所を設ける。庭を取り囲むようにウッドデッキを配して、できることならLDKと直でつながるようにしたいなど、どんどんアイデアが広がっていきました。そして、N様が「キャンプのできる家」をコンセプトにされたのも、本当に欲しいのはキャンプそのものではな… 続きを読む
N様との出会いは印象的でした。「キャンプのできる平屋を建てたい」と言われたので驚きましたが、私も同じようなアウトドアの趣味があり、意気投合しました。庭はテントとターフが張れるよう平地を確保して、どこかにバーベキューの場所を設ける。庭を取り囲むようにウッドデッキを配して、できることならLDKと直でつながるようにしたいなど、どんどんアイデアが広がっていきました。そして、N様が「キャンプのできる家」をコンセプトにされたのも、本当に欲しいのはキャンプそのものではなく、自然と共生して暮らしたいという願いだろうと思い至ったのです。プラン作りで一番大切にしたのはキッチンの位置でした。壁側や片隅に設けるのではなく、平屋の真ん中、しかも庭やウッドデッキが眺められる最高の場所にレイアウトしたいと考えたのは、そこが家族の団らんの中心になるからです。造作のキッチンとダイニングテーブルはひとつながりにしましたが、それではキッチンに立つ人の目線が高くなってしまうので一段下げるなど、細かな配慮を重ねてプランは完成しました。私にとっても記憶に残る平屋建築です。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 95.63m2 (28.9坪) |
敷地面積 | 397.00m2 (120.0坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,500万円~2,999万円 |
竣工年月 | 2019年3月 |
住所 | 神奈川県厚木市妻田西1-20-8 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
神奈川県厚木市妻田西1-20-8
定休日:【設計部】毎週水曜 【工事部】毎週日曜
この平屋の開放感と心地よさを象徴する写真。右手奥に主寝室がある。あえて渡り廊下でつながる離れ風にしている。まるで旅館のようなしつらえはご夫妻のお気に入り。寝室とLDKのどちらからもすぐに開放的なウッドデッキ&庭へ出られるリゾートライクな住まいとなっている。庭に面した建具はすべて壁に収納できる設計で、全開放すると半屋外のような心地よい空間が誕生する。キッチンやダイニングテーブルは同社オリジナルの造作だ
この平屋のキッチン&ダイニングでは障子越しに柔らかい光が差し込んでくる。カーテンを設けず障子を造作して光を和らげる工夫は、光を巧みに操る同社からの提案。普段は障子を開け放って暮らしているとか。「家に居ながらにして外の景色を眺めるなど、外とのつながりは生活の一部となっています」とご夫妻
リビング側からダイニングとキッチンを眺める。庭に面した通路を進むと右手に渡り廊下があり、左手の通路を進むとキッチンの奥に洗面室などサニタリーがある。上部は天井を取り払って屋根勾配を活かした高さのある空間で、一段と開放感を演出した平屋だ
リビング上部は緩やかな屋根勾配を活かしたロフトになっている。この写真はロフトの手すりから下を眺めたところ。愛犬が本当に気持ちよさそうに寛いでいる。ペットにもこの家の心地よさがわかるのだろうか。照明器具も極力、ダウンライトかブラケット(壁照明)を用いて、空間をシンプルに構成しているのも見どころな平屋だ
この平屋では造作のキッチンとダイニングテーブルは面(つら)を揃えて端正な美しさを演出している。お子さんたちもここに集まってきて、調理する夫人とお話ししながら好きなことをしているとか。ステンレスの一枚板で仕上げたキッチンや木目も楽しいダイニングテーブルなど、優建築工房の造作センスの高さがうかがえる
キッチンはスキップダウンさせ、ダイニングテーブルにいる人と目線をそろえる工夫がなされている。勾配天井の右手にロフトがある。愛犬はこの家にきてから新たな家族として迎えた。無垢の床や珪藻土の壁など自然素材に抱かれ、空気も爽やかで心が落ち着くとか
主寝室の方角からウッドデッキ越しにLDKをのぞむ。大きく張り出した軒が夏の日差しを遮り、冬には低い角度から入ってくる陽光を屋内まで導きいれる。建具の木の設えと塗り壁の質感が相まって、平屋建築の美しさをさらに際立たせている
「この家には適当に妥協したという個所は一か所もありません」と施主が言う通り、N邸の空間の隅々にまで神経が行き届き、シンプルに暮らすことへのこだわりが見て取れる。左手の階段はロフトへと通じている。決して広さを誇る空間ではないが、すべてが丁度いい距離感にある平屋だ
この平屋のウッドデッキは緩い弧を描くように建物に沿って設えてあり、屋外と屋内を結びつける回廊のような役割を果たしている。「この庭ではもう何度もキャンプをしましたが、欲しいところに水栓があったり、すごく快適でした」。アウトドア派の施主ならではの細かい要望に優建築工房のスタッフが一つ一つ丁寧に応えてくれた
平屋だがロフトスペースも設けられている。琉球畳を敷き詰めたスペースは多目的に使え、階下とつながる安心感もありご家族のお気に入り。「子どもたちも大好きな場所で、隠れ家的な雰囲気が最高ですね。大人同士でもゆっくりと酒を酌み交わすなど、おすすめのスペースになると思います」とNさん
玄関ホールの正面の扉を開けるとダイニングテーブル越しに障子やウッドデッキのある庭の風景が目に飛び込んでくる。無垢のフローリングに反射する柔らかな光と影が美しい。ダイニングテーブル上につるされたペンダントライトの色味も見せる演出だ
スキップダウンしたキッチンをまっすぐ進むと洗面化粧台のあるサニタリー。すべてが同社のオリジナルの造作家具や収納で構成され、空間の雰囲気に統一感があり、すっと身体が馴染んでいく。本物志向の施主にはうれしい空間だ
玄関ホールでは様々な空間活用の手法を見ることができる。玄関の土間からつながっているのが写真左手のシューズクローク。右手はホール廊下で正面ドアは子ども室に通じる。見どころは階段下の空間を収納スペースとして活用していること。アウトドアグッズなどもすぐに取り出せるので便利だ
トイレは手洗いカウンターをシックな雰囲気に仕上げて上質な空間を演出している。黒のモザイクタイルやブラックの洗面ボウルなど、細部にわたりこだわっている。トイレは坪庭に面しており、小さな明り取り窓から優しい光が入り込む