上質な3階建てのガレージハウスを実現したのが、ご紹介するH邸だ。「車2台を格納するビルトインガレージやダイナミックな吹き抜け、空間のゆったりとしたつながり、高級感あるデザイン、タイル等の素材へのこだわりなど、洗練された住空間を設計コンセプトに家づくりをオーダーしました」とHさん。1階にはビルトインガレージを中心に配し、家族が集うメインスペースを2階に設定した。3階はプライベートフロアで、主寝室と子ども部屋を設けている。H邸で見どころとなるのが空間のつながり… 続きを読む
上質な3階建てのガレージハウスを実現したのが、ご紹介するH邸だ。「車2台を格納するビルトインガレージやダイナミックな吹き抜け、空間のゆったりとしたつながり、高級感あるデザイン、タイル等の素材へのこだわりなど、洗練された住空間を設計コンセプトに家づくりをオーダーしました」とHさん。1階にはビルトインガレージを中心に配し、家族が集うメインスペースを2階に設定した。3階はプライベートフロアで、主寝室と子ども部屋を設けている。H邸で見どころとなるのが空間のつながり方であり、例えば2階と3階は吹き抜けを共有しながら有機的に連動している。また、都市の敷地を最大限に有効活用するため、南側にはハイウォールで囲まれたプライバシー万全のバルコニーを設置しているのも見逃せない。奥行き1.8ｍほどの細長い空間だが、青空天井と高い壁で護られているという安心感があり、リビングとつながるアウトドアリビングとしてこの上ない開放感を届ける。さらに、H邸のもう一つの見どころが素材や照明、空間デザインの見事さだ。ダイニングキッチン上部の木格子や、華やかなアクセントクロスを施した和モダンな小上がりコーナー、人気作家のペンダントライトなど、個性的ながらも調和のとれた設計に暮らすほど味わいが深まる住まいだ。
H邸は敷地が三角形と台形を合わせたような変形敷地であり、そこに要望をどう取り入れるか設計者の腕の見せ所となった。ゾーニングは1階はビルトインガレージをメインとした趣味空間ゾーン、2階をLDKと小上がりを配した生活ゾーン、3階に家族の寝室を配したプライベートゾーンとしている。見どころは玄関ホールを贅沢… 続きを読む
H邸は敷地が三角形と台形を合わせたような変形敷地であり、そこに要望をどう取り入れるか設計者の腕の見せ所となった。ゾーニングは1階はビルトインガレージをメインとした趣味空間ゾーン、2階をLDKと小上がりを配した生活ゾーン、3階に家族の寝室を配したプライベートゾーンとしている。見どころは玄関ホールを贅沢に取り、正面の中庭とのつながりで奥行きを演出していることだ
2階は家族のつながりや安らぎに特化したパブリックゾーン。アイランドスタイルのキッチン＆ダイニング、リビングは一体感のある大空間で、リビング上部は3階ホールとつながるダイナミックな吹き抜けが圧巻。リビングは西側に位置しているが、あえて壁をクローズドにして西日を遮断すると同時に道路側からの視線をブロック… 続きを読む
2階は家族のつながりや安らぎに特化したパブリックゾーン。アイランドスタイルのキッチン＆ダイニング、リビングは一体感のある大空間で、リビング上部は3階ホールとつながるダイナミックな吹き抜けが圧巻。リビングは西側に位置しているが、あえて壁をクローズドにして西日を遮断すると同時に道路側からの視線をブロックする設計になっている。南側に設けたバルコニーはハイウォールを施してプライベート空間を創出している
3階は主寝室と子ども室が設けられたプライベートゾーン。子ども室は今は一部屋だが、成長した段階で2つに分離できるよう2ドアが採用されている。主寝室はゆったりとしたウォークインクローゼットを配し、ホール側に壁をふかして収納スペースとするアイデアが秀逸。3階を家族のセカンドリビングとしてとらえ、広いホール… 続きを読む
3階は主寝室と子ども室が設けられたプライベートゾーン。子ども室は今は一部屋だが、成長した段階で2つに分離できるよう2ドアが採用されている。主寝室はゆったりとしたウォークインクローゼットを配し、ホール側に壁をふかして収納スペースとするアイデアが秀逸。3階を家族のセカンドリビングとしてとらえ、広いホールを設けているのも見どころ。吹き抜けを通して、階下とのコミュニケーションも楽しめる
「車が2台入る、重厚感のあるガレージハウス」「高級感と同時に開放感あふれるリビング」「都市の中で外部の視線を気にすることなく自然を感じながら暮らす工夫」「スタイリッシュなデザインや素材に包まれた空間の心地よさ」など、多くの要望があったHさん。しかし、それらを実現するには難題が待ち構えていた。敷地が高低差のある変形地だったこと。「ビー・エル・ビルドさんは、デザイン力と技術力、そして家づくりへの情熱がある住宅会社でした。難しい敷地でも、どんどんいろいろな提案を… 続きを読む
「車が2台入る、重厚感のあるガレージハウス」「高級感と同時に開放感あふれるリビング」「都市の中で外部の視線を気にすることなく自然を感じながら暮らす工夫」「スタイリッシュなデザインや素材に包まれた空間の心地よさ」など、多くの要望があったHさん。しかし、それらを実現するには難題が待ち構えていた。敷地が高低差のある変形地だったこと。「ビー・エル・ビルドさんは、デザイン力と技術力、そして家づくりへの情熱がある住宅会社でした。難しい敷地でも、どんどんいろいろな提案をしてくれましたね。地域密着体制で長年実績を重ねてきた点にも信頼が置けましたね」。特にHさんか喜んだのはLDKやビルトインガレージの重厚感・高級感のある佇まい。理想の住まいに大満足のご様子のHさんだった。
H様と最初にお会いして家づくりの要望をうかがった時、求めていらっしゃるのはありふれた住まいではなく、暮らしに喜びや豊かさを創出することだと感じました。そもそも敷地は十分な広さがありましたが、さらにゆったりとしたスペースを確保するために、敷地のポテンシャル（法規制等）を最大限活かした家づくりでした。趣味空間の充実と生活空間の豊かさを両立させるために、2階建てではなく3階建てをご提案しました。高低差を逆に活かしてビルトインガレージは伸びやかな高さを確保し、趣味… 続きを読む
H様と最初にお会いして家づくりの要望をうかがった時、求めていらっしゃるのはありふれた住まいではなく、暮らしに喜びや豊かさを創出することだと感じました。そもそも敷地は十分な広さがありましたが、さらにゆったりとしたスペースを確保するために、敷地のポテンシャル（法規制等）を最大限活かした家づくりでした。趣味空間の充実と生活空間の豊かさを両立させるために、2階建てではなく3階建てをご提案しました。高低差を逆に活かしてビルトインガレージは伸びやかな高さを確保し、趣味空間としての愛着に応えるよう木目の天井にするなど、仕上げも随所にこだわりました。建物を雁行させる手法を用いたのは、変形敷地を余すところなく活用するため。例えば玄関ホールの先に見える中庭は他の居室からも眺めることができるなど、ただのデッドスペースで終わらせない工夫を施しています。また、家の外側にも壁をつくる設計で、バルコニーをプライベート空間としたこともポイントです。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 211.75m2 （64.0坪） |
| 敷地面積 | 158.91m2 （48.0坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 4,000万円～ |
| 竣工年月 | 2023年1月 |
| 店舗名 | ビー・エル・ハウジングプラザ |
| 住所 | 埼玉県川越市的場1-25 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO（スーモ）を見て」とお伝え下さい。
埼玉県川越市的場1-25
定休日：水曜日
閑静な住宅地の一角に佇むH邸外観。車2台がスッキリと収まるビルトインガレージを1階に配した3階建て。タイル貼りとジョリパットのコテ仕上げの外壁、エントランス上部の横格子などが調和し、格調高いファサードを形成している。敷地は三角形と台形を合わせたような変形敷地で、建築家の腕の見せ所となった
2階リビングからダイニングとキッチン、さらに吹き抜けを通して3階のホールとつながる光景は圧巻。スキップフロアで全体が一体感をもった心地いい空間に仕上がっている。インテリアコーディネートがきちんとされており、シックでスタイリッシュなLDKとなっている
吹き抜けのリビングには3階までの大開口が立ち上がり、インボイド（吹き抜け）のダイナミックさをより印象付ける。トムディクソンの美しいペンダントライトがよく似合う。大開口の向こうにはハイウォールで外部からの視線を気にすることなく過ごせるバルコニーが見えている
ディテールの造作にもこだわっており、キッチンとダイニング上部の天井には木格子を採用。3階へと上がる階段はアイアン手すりでスッキリとした印象に
3階に上がる階段のホール部分は20cmほど床が上がっていて、視覚的なゾーニングとなっている。その段差を活かして設えられたのが小上がり風の和空間だ。縁なしの半畳タタミを組み合わせたモダンな佇まいは舞台のような非日常感を漂わせている
2階バルコニーは、外側にハイウォールを設けて、外部の視線を気にすることなく光と風を取り入れて過ごすことができる。これにより、プライバシーを守りながら、2階から3階を全面開口にするというプランが実現した。バルコニーの椅子に身を沈めて青空を眺めていると、まるで、リゾートにいるような気分を味わえる
主寝室にはたっぷり収納できる、ウォークインクローゼット（WIC）が組み込まれている。造作の収納家具で、重厚感と安らぎ感を演出。単なる収納空間というより、身づくろいのための居室のような存在感がある
ビルトインガレージ横の階段を上がって玄関に入ると、目の前に広がるのが、写真のエントランス。無駄を削ぎ落した美しさとタイル貼りの床や全面ガラスの煌びやかさ、天井を照らす間接照明の温かさなど、設計士のセンスの良さが光る。なお、正面のフィックスサッシの向こうに見えているのは変形敷地を有効活用した三角形の中庭
南側のバルコニーと一直線に並ぶ形で洗面室・脱衣室・浴室が配置されており、リビングやキッチンからの動線も最短距離。ホテルライクなツインボウルの洗面化粧台が目を引く。カウンタートップや壁面の装飾は天然石の趣に。ブラインドの向こうに見えているのがバルコニー
H邸を建てるに際し、施主の外せない要望がビルトインガレージだった。敷地は設計が難しい変形敷地ではあったが、ビー・エル・ビルドはガレージ部分を正面にしっかりと確保し、そこを中心に他の空間を積み重ね広げていくというイメージでプランを構築した。ガレージ内は愛車2台のほか、ロードバイクもスッキリ収まるワイドな空間で、内階段を上がるとエントランスに出ることができるのも便利だ
H邸のエントランスはビルトインガレージ横に設けられた階段を上がったところにある。アプローチは上品な石目調のタイル張りで玄関ドアは木目調、上部のルーバーに用いられている木格子と美しいハーモニーを奏でる
憧れのオーバースライドドアを搭載したビルトインガレージ。車2台をゆったりと収めることができるほか、ロードバイクも格納できるようになっている。単なるコンクリート打ち放しではなく、天井には木を張るなど、滞在時間を楽しめるよう配慮されている。内階段で玄関ホールとダイレクトにつながっている
変形敷地に合わせて生まれた三角形の使いづらい空間。ビー・エル・ビルドはそこを中庭として活用することで、敷地を無駄なく使い切る姿勢を打ち出した。玄関を入るとホール越しに見える緑のミニ空間だが、予備室（洋室）からも眺められるように緻密に設計されている
H邸は空間を美しく見せる設計手法が随所に取り入れられている。例えばその一つが2階のLDK。キッチンとダイニングの天井高を抑えて上部に木格子をあしらい、その先のリビングの大きな吹き抜けとの対比を印象付けている。手前のダークな空間とリビングの白い空間との対比も意図されている
3階ホールからリビングの吹き抜けを眺める。仕切りには透明のパネルが用いられ、リビングにいる家族の気配を感じ、コミュニケーションを楽しむことができる。水平でのつながりと垂直でのつながりを大切にするHさんの思いをカタチにしたもの
3階ホールは家族のプライベート空間で、右手には2階から立ち上がるダイナミックな吹き抜けが広がっている。左手は壁をふかしてあり、その壁面にアート作品を配して、家族の寛ぎの時間を柔らかく演出している。そのふかした部分は主寝室の収納になっている
3階のバルコニーはウッドデッキで仕上げ、高さのある壁を配することで、自然を感じながら外部の視線を気にすることなくプライベートタイムを満喫することができる。張り出した庇が夏の日差しを遮り、冬は室内深くまで光を届けてくれる。右手は3階ホールへとつながる
トイレもこだわればここまで濃密な空間になる。壁面は木製の縦格子のほか櫛引の模様やシックな色調のクロスなどが絶妙なバランスで組み合わされており、和のデザインの格調高さを具現化している
トイレの一角に備え付けられた造作の手洗い。一点ものの陶器の洗面ボウルとシンプルな水栓レバーが面白い味わいを醸し出している。壁は櫛引模様と鉄平石を思わせる深い味わいのクロスが調和する
天然石の趣がラグジュアリーな雰囲気を演出するバスルーム。洗面室や洗濯室、浴室などの水まわりはキッチンの奥にまとめて配置されていて、動線の短さによる機能性を住むほどに実感されているとか。バルコニーにも洗面室を通って行けるので、汗を洗い流した後、夕涼みを楽しむこともできると好評
