道路に対して閉じた形の敷地状況を活かして、アプローチ部分にゆとりを持たせた配置の住まいは、敷地周囲に使われていた大谷石を解体時に残し、敷石として再利用。緑が多くて開放的な環境を借景とすべく、木製建具の大開口で開き、ウッドデッキを配しリビングから外を緩やかに繋げた。デッキはアプローチの敷石へと繋がり、家のまわりをぐるりと回遊できる。骨材の表情が感じられる外壁はジョリパット仕上げとし、一部に米杉の鎧張り部分を設けた。室内は、壁と1階の天井を中霧島壁仕上げ、床は… 続きを読む
道路に対して閉じた形の敷地状況を活かして、アプローチ部分にゆとりを持たせた配置の住まいは、敷地周囲に使われていた大谷石を解体時に残し、敷石として再利用。緑が多くて開放的な環境を借景とすべく、木製建具の大開口で開き、ウッドデッキを配しリビングから外を緩やかに繋げた。デッキはアプローチの敷石へと繋がり、家のまわりをぐるりと回遊できる。骨材の表情が感じられる外壁はジョリパット仕上げとし、一部に米杉の鎧張り部分を設けた。室内は、壁と1階の天井を中霧島壁仕上げ、床はナラ材のフローリング。吹き抜けから続く2階の天井は杉板仕上げで、化粧垂木が30cmピッチで連続する趣きのある天井面となっている。1階には開放感溢れる18.6畳のLDK、書斎、水回り。2階には個室2部屋とインナーテラス、階段上にフリースペースを配置。造作家具は、カウンター材をナラの集成材、箱と扉はシナ材と<素材を統一。東側の木製建具の窓台とリビングのテレビ台は、一体的に絡めてL字型で製作し、ベンチ兼テレビ台のような働きを持たせた。造作のキッチンは米杉材を使用し、軒天や壁の一部と共通の素材で、部屋の雰囲気に馴染んだキッチンとなっている。各個室は独立しているが、引き戸やガラス、梁上の抜けなどによって、 空間として区切られつつも意識的な繋がりが感じられるよう工夫。その中で化粧垂木が連続する天井面は、意識と意匠の繋がりを象徴するアクセントとなっている。
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