『施主の要望を満たすだけなら誰でもできる。感動を与える仕事をすること』。そうした昭栄建設の真骨頂ともいえる建築がT邸である。ご夫妻にはたくさんの要望があった。「家族のつながりを感じるLDK」「キッチンを真ん中にした子育てしやすい動線」「細部を活かしきった収納」「光が降りそそぐ明るい室内」「夏も冬も快適な温熱環境」「木の温もりが感じられるインテリア」「洗練されたデザイン」等々。昭栄建設に白羽の矢を立てたのは、どこまでも施主のわがままを叶えようとする姿勢に感銘… 続きを読む
『施主の要望を満たすだけなら誰でもできる。感動を与える仕事をすること』。そうした昭栄建設の真骨頂ともいえる建築がT邸である。ご夫妻にはたくさんの要望があった。「家族のつながりを感じるLDK」「キッチンを真ん中にした子育てしやすい動線」「細部を活かしきった収納」「光が降りそそぐ明るい室内」「夏も冬も快適な温熱環境」「木の温もりが感じられるインテリア」「洗練されたデザイン」等々。昭栄建設に白羽の矢を立てたのは、どこまでも施主のわがままを叶えようとする姿勢に感銘を受けたからだ。特に子育て配慮では、浴室、洗面、キッチン、スタディカウンターを一直線に結ぶ提案プランに感動した。収納にもこだわり、「ここも収納に使えないか」と施主の要望は徹底していた。それに対して同社が提案した一例が、小上がりの畳コーナー。段差を利用した引き出し収納、階段の勾配に合わせた家型の収納など、遊び心いっぱいの空間に仕上がった。LDKは無垢の木の床が温もりをもたらし、リビング上部のダイナミックな吹き抜けが家族のつながりと明るさ、開放感を叶えている。デザイン性と機能性、心地よさを融合させたT邸は、子育て世代必見の住まいと言えよう。
「この吹き抜けのあるリビングとオープン設計のキッチン、折り上げ天井に梁を現しで表現したダイニングが一体となった… 続きを読む
「この吹き抜けのあるリビングとオープン設計のキッチン、折り上げ天井に梁を現しで表現したダイニングが一体となった空間が、私たちの一番のお気に入りです」。ご夫妻が口をそろえて満足感を表すLDKの見どころは、細かい間仕切りを無くした空間の開放感と床材に無垢のクルミを用いていること。キッチン横に配置されたスタディカウンターは同社の提案だが、「住み始めて、なぜここに設けなければならないのか、設計者の意図がよく分かりました」と夫人
小上がりの畳コーナーから吹き抜けのリビングと折り上げ天井のダイニングを眺める。小上がりの畳コーナーはお子さんの… 続きを読む
小上がりの畳コーナーから吹き抜けのリビングと折り上げ天井のダイニングを眺める。小上がりの畳コーナーはお子さんの遊び場だが、特に赤ちゃんのおむつ替えなどに重宝するとか。正面のリビングの壁は南方向に位置するが、あえて大きな開口を設けず、上部にハイサイド窓を採用した設計は施主のある言葉から生まれた。「将来、南側に家が建っても室内が暗くならないようにしたい」。それに対する同社設計士の回答がこのプランだ。「曇天でも朝から照明なしで暮らせる」とご夫妻は大満足のご様子
キッチンは夫人の思いが凝縮している。「床は無垢の木の温かい色合いで壁や天井も白で統一したので、空間を引き締める… 続きを読む
キッチンは夫人の思いが凝縮している。「床は無垢の木の温かい色合いで壁や天井も白で統一したので、空間を引き締めるためダークな色調のキッチンにこだわりました」(夫人)。一目ぼれしたのは黒に限りなく近いダークグレーのシステムキッチンだが、一時は諦めようかとも思ったという。「昭栄建設さんが他の調理機器などコストを抑えて供給してくれて、夢が実現しました。ここまでしてくれる住宅会社は稀有だと思います」。キッチンはアイランドスタイルで、水回りと手前のスタディカウンターが一直線に設計されているのも見どころ
T邸には玄関のシューズクロゼットやウォークインクローゼットなど集中収納が採用されているほか、適量適所で随所に使… 続きを読む
T邸には玄関のシューズクロゼットやウォークインクローゼットなど集中収納が採用されているほか、適量適所で随所に使いやすい収納が組み込まれている。小上がりの畳コーナーもその一つ。腰を掛けるとベンチともなる程よい段差を見たTさんは、「この下を収納にできませんか」と要望。「子どものおもちゃなどを仕舞える引き出し収納をお願いしました」。このアイデアは大正解で、リビングがスッキリと片づいているのもこのおかげだという
小上がりの畳コーナーはリビングとつないでオープンに活用しているが、来客時には客間としてもてなすことも配慮されて… 続きを読む
小上がりの畳コーナーはリビングとつないでオープンに活用しているが、来客時には客間としてもてなすことも配慮されている。畳は縁のない灰桜色の琉球畳を敷き詰め、軽やかさと視覚的な広がりを演出している。注目したいのは正面の2か所の収納。階段の勾配を活かした布団収納と、ちょっとした床の間にも見立てられる家型のニッチが面白い。「左の大きな収納のほかに右下にも階段下収納を設けられないかと要望すると、昭栄建設さんは家型のデザインを提案してくれました。これには『こんな発想もあるのか』と楽しくなりました」(Tさん)
通常ならオープンな雰囲気を演出することが多いエントランスだが、T邸は入り口からして印象的だ。玄関ドアの前にアル… 続きを読む
通常ならオープンな雰囲気を演出することが多いエントランスだが、T邸は入り口からして印象的だ。玄関ドアの前にアルミ格子入りの壁を立て、上部をレッドシダー張りの天井とした洞窟のような設えが採用されているのだ。一見、奇をてらったような設計に思われるが、Tさんの真意を聞いて納得。「入り口が道路に面しており、玄関ドアを開けると室内が丸見えになるのが嫌でした。そのことを昭栄建設さんに相談すると、このような提案をしてくれたのです。要望を満たしながら、期待以上の趣きのあるエントランスが誕生しました」
子育てしやすい家づくりにこだわっていた施主に、同社が提案したのがキッチン横のスタディカウンターだ。小学校に入学… 続きを読む
子育てしやすい家づくりにこだわっていた施主に、同社が提案したのがキッチン横のスタディカウンターだ。小学校に入学したばかりのお子さんがここで宿題などをするが、分からないことがあると調理の合間に教えたりできて便利、と夫人。「当初はダイニングテーブルで勉強したらいいと考えていたので、こうした提案は意外でした。でも、実際に暮らし始めて、勉強なら勉強と、きちんとした定位置があることの重要性を再認識しました。本当にプロの人の知見はすごいですね」と夫人は微笑む
シューズクロゼットは家族の履物の数を調べ、たっぷりと収納できる収納棚を確保している。このシューズクロゼットは同… 続きを読む
シューズクロゼットは家族の履物の数を調べ、たっぷりと収納できる収納棚を確保している。このシューズクロゼットは同社職人の手造りであり、すっぽりと空間に収まるように造り付けられている。棚は可動式で高さのあるブーツなども収納できるのが便利
採光や温熱環境、動線、収納、素材、子育てプランなど、細部にまでこだわりがあったTさん夫妻。いくつもの住宅会社の中から、最終、2社に絞り込んだ。要望を伝え、実際に図面を出してもらうと、1社は「それはできません」とネガティブな返答だったが、昭栄建設は全く違っていた。「ほとんどの要望に『できます!』という返事が返ってきました。難しいと思われたことも設計の工夫や卓越した工法でクリアしていく姿をみて『この会社はスゴイ!』と感動し、信頼が深まりました」とTさん。中でも… 続きを読む
採光や温熱環境、動線、収納、素材、子育てプランなど、細部にまでこだわりがあったTさん夫妻。いくつもの住宅会社の中から、最終、2社に絞り込んだ。要望を伝え、実際に図面を出してもらうと、1社は「それはできません」とネガティブな返答だったが、昭栄建設は全く違っていた。「ほとんどの要望に『できます!』という返事が返ってきました。難しいと思われたことも設計の工夫や卓越した工法でクリアしていく姿をみて『この会社はスゴイ!』と感動し、信頼が深まりました」とTさん。中でもTさん夫妻の心を掴んだのは、レスポンスの早さだったという。同社は1回目の打ち合わせから営業担当と設計士が同席し、施主の要望を聞くスタイルを取っている。「こちらが何かを要望すると、その場で設計士さんがさらさらとラフスケッチやプランを作ってくれて、具体的なイメージができあがっていきました」。施主がボールを投げると、営業担当や設計士などがそれをブラッシュアップして投げ返す。そうしたキャッチボールが何回も続き、いいものが出来上がってきた。「とても楽しかった。完成したとき、もう終わりなのかと寂しくなりました」とTさんは話してくれた。
T様ご夫妻はイメージする住まいのカタチをお持ちで、私たちはそれらを限られた敷地や予算の中でいかに実現していくかが腕の見せ所でした。今回印象的だったのは、Tさんが採光と室内の快適な温度に強くこだわられていたことです。近隣に建物が建っても、明るさが損なわれない家にしたいとご要望だったので、私たちはリビング上部を吹き抜けとし、高い位置に設けた窓から光を取り込む設計を提案しました。しかし、そこで障壁となったのが、「大空間では冷暖房効率が悪くなるのでは?」という、ご… 続きを読む
T様ご夫妻はイメージする住まいのカタチをお持ちで、私たちはそれらを限られた敷地や予算の中でいかに実現していくかが腕の見せ所でした。今回印象的だったのは、Tさんが採光と室内の快適な温度に強くこだわられていたことです。近隣に建物が建っても、明るさが損なわれない家にしたいとご要望だったので、私たちはリビング上部を吹き抜けとし、高い位置に設けた窓から光を取り込む設計を提案しました。しかし、そこで障壁となったのが、「大空間では冷暖房効率が悪くなるのでは?」という、ご夫妻の疑問でした。過去にTさんは大空間の家に住んだ経験があり、冬の寒さが記憶にあったそうです。そこで、実際に住まわれている吹き抜けのある家の当社のOB施主様の生の声を紹介し、気密・断熱性に優れていることで、エアコン1台で大きな空間でもまんべんなく心地いい室温を実現できることを解説しました。そうした提案にご納得いただいたTさんは、吹き抜けのあるプランをご決断。これをきっかけに、パズルが解けるように、ご夫妻が希望していた理想の家づくりに邁進していきました。「吹き抜けという発想なしには、今のこの快適な住まいは実現できなかったでしょう。しっかり説明・提案してくれたことで、決断できました」とTさんはお喜びです。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 113.03m2 (34.1坪) |
敷地面積 | 141.36m2 (42.7坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
竣工年月 | 2021年2月 |
住所 | 埼玉県さいたま市南区南本町1-3-1 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
埼玉県さいたま市南区南本町1-3-1
定休日:火・水曜
「この吹き抜けのあるリビングとオープン設計のキッチン、折り上げ天井に梁を現しで表現したダイニングが一体となった空間が、私たちの一番のお気に入りです」。ご夫妻が口をそろえて満足感を表すLDKの見どころは、細かい間仕切りを無くした空間の開放感と床材に無垢のクルミを用いていること。キッチン横に配置されたスタディカウンターは同社の提案だが、「住み始めて、なぜここに設けなければならないのか、設計者の意図がよく分かりました」と夫人
キッチンは家族とのコミュニケーションを大切にするためオープンな設計に。「キッチンに立つと、すぐ横のスタディカウンターやダイニング、リビング、小上がりの畳コーナー、リビング階段など、1階のすべての場所に目が行き届き、本当に子育てしやすいプランになっています」(夫人)
小上がりの畳コーナーから吹き抜けのリビングと折り上げ天井のダイニングを眺める。小上がりの畳コーナーはお子さんの遊び場だが、特に赤ちゃんのおむつ替えなどに重宝するとか。正面のリビングの壁は南方向に位置するが、あえて大きな開口を設けず、上部にハイサイド窓を採用した設計は施主のある言葉から生まれた。「将来、南側に家が建っても室内が暗くならないようにしたい」。それに対する同社設計士の回答がこのプランだ。「曇天でも朝から照明なしで暮らせる」とご夫妻は大満足のご様子
キッチンは夫人の思いが凝縮している。「床は無垢の木の温かい色合いで壁や天井も白で統一したので、空間を引き締めるためダークな色調のキッチンにこだわりました」(夫人)。一目ぼれしたのは黒に限りなく近いダークグレーのシステムキッチンだが、一時は諦めようかとも思ったという。「昭栄建設さんが他の調理機器などコストを抑えて供給してくれて、夢が実現しました。ここまでしてくれる住宅会社は稀有だと思います」。キッチンはアイランドスタイルで、水回りと手前のスタディカウンターが一直線に設計されているのも見どころ
T邸には玄関のシューズクロゼットやウォークインクローゼットなど集中収納が採用されているほか、適量適所で随所に使いやすい収納が組み込まれている。小上がりの畳コーナーもその一つ。腰を掛けるとベンチともなる程よい段差を見たTさんは、「この下を収納にできませんか」と要望。「子どものおもちゃなどを仕舞える引き出し収納をお願いしました」。このアイデアは大正解で、リビングがスッキリと片づいているのもこのおかげだという
小上がりの畳コーナーはリビングとつないでオープンに活用しているが、来客時には客間としてもてなすことも配慮されている。畳は縁のない灰桜色の琉球畳を敷き詰め、軽やかさと視覚的な広がりを演出している。注目したいのは正面の2か所の収納。階段の勾配を活かした布団収納と、ちょっとした床の間にも見立てられる家型のニッチが面白い。「左の大きな収納のほかに右下にも階段下収納を設けられないかと要望すると、昭栄建設さんは家型のデザインを提案してくれました。これには『こんな発想もあるのか』と楽しくなりました」(Tさん)
通常ならオープンな雰囲気を演出することが多いエントランスだが、T邸は入り口からして印象的だ。玄関ドアの前にアルミ格子入りの壁を立て、上部をレッドシダー張りの天井とした洞窟のような設えが採用されているのだ。一見、奇をてらったような設計に思われるが、Tさんの真意を聞いて納得。「入り口が道路に面しており、玄関ドアを開けると室内が丸見えになるのが嫌でした。そのことを昭栄建設さんに相談すると、このような提案をしてくれたのです。要望を満たしながら、期待以上の趣きのあるエントランスが誕生しました」
東から西へと片流れの屋根が伸び、質感の異なるツートーンの外壁材がスタイリッシュな印象を醸し出すデザイン。「当初はタイル張りの外壁を考えましたが予算が合わなくて悩んでいると、設計士さんがイメージに近いタイル調のサイディングを探してくれました」。質感やデザインが素敵で、ダークグレーの塗り壁調の外壁と相まって、印象的な佇まいとなっている
T邸のシンボルカラーであるダークグレーが家のあちこちに使われている。キッチンの側面を構成する通路側の壁には、同色をアクセントとして施したインターフォンニッチが設けられており、殺風景になりがちな計器盤をデザイン的なものにしている。雑誌やメモなどを挟めるポールも採用されている
子育てしやすい家づくりにこだわっていた施主に、同社が提案したのがキッチン横のスタディカウンターだ。小学校に入学したばかりのお子さんがここで宿題などをするが、分からないことがあると調理の合間に教えたりできて便利、と夫人。「当初はダイニングテーブルで勉強したらいいと考えていたので、こうした提案は意外でした。でも、実際に暮らし始めて、勉強なら勉強と、きちんとした定位置があることの重要性を再認識しました。本当にプロの人の知見はすごいですね」と夫人は微笑む
2階ホールは吹き抜けを取り囲むようにスチールの手すりが採用されている。「せっかくの吹き抜けだから、ホールの手すりを壁にしてしまうのはもったいないと考えました。下から見上げた時、抜け感がある手すりの方が圧迫感がないし、光を階下に落としたり、家族の顔が見えるからです」。ここには夫人のもう一つの要望があった。左手のバルコニーから洗濯物を取り込んだ時や室内干しの際に、お洒落に掛けられる手すり一体型の室内物干しになっているのだ
2階から吹き抜けを通してリビングを見下ろす。「今となってはわが家になくてはならない吹き抜けですが、冷暖房効率が悪いのではないかと考え、採用することには消極的でした」。Tさんはほかの住まいで、夏の暑さ、冬の寒さを実感したことがあり、1年を通して快適な室温を実現する住まいは絶対条件だった。「昭栄建設の家は夏涼しく冬暖かいというOB方の声を聞き、吹き抜けを決断しました。実際に暮らしてみて、エアコン1台で家全体が均一な室温となり、毎日が快適そのものです」
子育て世代の家づくりに役立つのがこの写真。手前から浴室、洗面台、キッチン→スタディカウンターが一直線にレイアウトされており、子育てのための動線のお手本となるものだ。「子どもが手を洗ったか、風呂から出たかを確認したり、宿題を見てあげたりと本当に助かっています」と話す夫人の言葉には実感がこもっている
1階の玄関ホールを入って風呂場に至る途中に据えられた洗面台。お子さんが外から帰ってくると必ず手洗いを徹底させている施主にとって、目につきやすい場所にあるのでチェックしやすいと好評だ。洗面台もダークな色調でコーディネートされており、台の下を浮かせるフロートタイプが採用されているのも見どころだ
2階の南面には広いバルコニーが設けられている。タイル調のサイディングが重厚感とお洒落さをもたらす。休日などにここでゆったりした時間を過ごすのもいい。オーバーハングした軒下に洗濯物を干すことができるが、雨が降ってきたときなど、外干しから室内干しに短い動線で移動できるのも夫人から評価されている
美しい空間を実現しているエントランス。大容量のシューズクローゼットの他、正面左手にはコートハンガーも設置した。日常的に使用する通勤・通学のカバンなどを置くこともできるカウンターがついており、大変機能的な設計。このミニマムな空間からLDKに通じるドアを開けると、伸びやかな吹き抜けが姿を見せる
シューズクロゼットは家族の履物の数を調べ、たっぷりと収納できる収納棚を確保している。このシューズクロゼットは同社職人の手造りであり、すっぽりと空間に収まるように造り付けられている。棚は可動式で高さのあるブーツなども収納できるのが便利
2階にも集中収納が採用されている。それはウォークインクローゼットだが、ちょっと通常とは異なる点がある。主寝室などに組み込まれることが多いウォークインクローゼットを、Tさんは家族みんなが共有できるように廊下側に独立して配置しているのだ。内部はシンプルな設計となっており、ストレートのハンガーポールと棚のみで、壁面は色調を変えたクロス張り
「こんなところにも収納が!」。施主の徹底した収納へのこだわりぶりを垣間見るのが、2階階段上部の物入だ。階段室のわずかな空間でもムダにしない、という思いが込められている。「わが家は延床面積34坪ほどですから、少しでも活用できる空間は活かしていきたいと考えました。昭栄建設の設計士さんから、デッドスペースがほとんどない家ですと言われました」とTさんは笑う
2階の主寝室はクルミの木の床と白系の壁紙でナチュラルな雰囲気。凹んだ部分に造り付けの棚とハンガーパイプがあるだけのシンプルな造作。ウォークインクローゼットはドアを出た右手(出っ張った部分)に独立して設けられている。子どもとのコミュニケーションを大切にしたいという思いをそこから感じ取ることができる。左手の開口はバルコニーに通じる