家づくりを考えた時、「〇LDK」という部屋数を意識する方は多いのではないだろうか。つまりカタログ的な家づくり。しかし「ラ・カーサ」のスタッフは「意識してほしいのは『ほしい家』より『ほしい暮らし』」と話す。「『一般的にはこうだから』という既成概念にとらわれることなく、その家でどんな暮らしがしたいのかを考えてほしい」と。その一例となるのが紹介する『ミドルドア』ライフを満喫する「コンセプトハウス」。毎日忙しく働きながらも週末は外を感じてのんびりしたい。時には仲間を招いての会食も楽しみたい。そんな共働き夫婦を想定して設計。だから通りに面した駅近でも窓を開けて暮らせるよう2階にLDKを配置して、続く外に半分屋根が掛かった広々としたテラスを設計した。こうして叶えたのがアウトドアでもインドアでもない『ミドルドア』を満喫する暮らし。家づくりはもっと自由でいい。そのことに気づかせてくれる住まいだと思う(要予約)。