リビングやキッチン、和室、寝室など、個々の空間に個性を持たせて、居場所選びが楽しくなる家づくりを考えていたというYさん。「まず、洗い出しの通り土間から、上がり框(かまち)を介して和室を設けています。旅館に訪れた時のような高揚感を演出できればと考えました」。LDKに入ると、天井に無垢材をあしらったキッチン空間が目に入る。「キッチンは天井のテイストに配慮して、腰壁と背面収納を木で造作しています。ヒッコリーの無垢床とあわせて、素材感を楽しめる空間を目指しました。… 続きを読む
リビングやキッチン、和室、寝室など、個々の空間に個性を持たせて、居場所選びが楽しくなる家づくりを考えていたというYさん。「まず、洗い出しの通り土間から、上がり框(かまち)を介して和室を設けています。旅館に訪れた時のような高揚感を演出できればと考えました」。LDKに入ると、天井に無垢材をあしらったキッチン空間が目に入る。「キッチンは天井のテイストに配慮して、腰壁と背面収納を木で造作しています。ヒッコリーの無垢床とあわせて、素材感を楽しめる空間を目指しました。キッチン横の書斎は、LDKとのつながりを持たせるために垂れ壁を造作しています。また、階段下に小上がりを設けて妻用の『籠りスペース』も造りました」。2階各居室の扉は、海外で造作した建具をオイル塗装で仕上げた逸品。建物の性能面でも第一種換気を採用し、リビングには蓄熱式暖房を入れるなど、空間のいたるところにYさんのこだわりが反映されている。「空間のテーマに沿って建具を造作したり、自分で素材を調達したり、自由度の高い家づくりが叶いました。テイストの違う空間が混在することでバランスの悪い家づくりになることを心配しましたが、設計士さんが私たちの期待以上にまとめてくれました。暮らすほど愛着の湧く、素敵な家になりました」。
玄関から通り土間を進み、上がり框(かまち)から和室へと向かう雰囲気のある動線が特徴のYさん邸。おもてなしの空間からLDKを入ると、吹抜けの開放感あふれるリビングが目に入る。リビングに隣接した場所に書斎を配置しており、階段下のデッドスペースを活かして、妻用の「籠りスペース」を設けるなど、家づくりのアイ… 続きを読む
玄関から通り土間を進み、上がり框(かまち)から和室へと向かう雰囲気のある動線が特徴のYさん邸。おもてなしの空間からLDKを入ると、吹抜けの開放感あふれるリビングが目に入る。リビングに隣接した場所に書斎を配置しており、階段下のデッドスペースを活かして、妻用の「籠りスペース」を設けるなど、家づくりのアイデアが豊富な一邸といえるだろう
廊下スペースに収納を集約した分、各洋室の広さを確保しているのが特徴。また、主寝室には大容量のウォークインクローゼットを配置。夫婦それぞれの衣類を分けて整頓できるのが嬉しい。吹抜け部分にはワイドなFIX窓が配置されており、2階から取り込んだ陽光が1階まで行き届く
廊下スペースに収納を集約した分、各洋室の広さを確保しているのが特徴。また、主寝室には大容量のウォークインクローゼットを配置。夫婦それぞれの衣類を分けて整頓できるのが嬉しい。吹抜け部分にはワイドなFIX窓が配置されており、2階から取り込んだ陽光が1階まで行き届く
「お互いの価値観が合うようにとの配慮で、設計士さんがデッサン画を描いてくれました。イメージの共有を会話だけで済… 続きを読む
「お互いの価値観が合うようにとの配慮で、設計士さんがデッサン画を描いてくれました。イメージの共有を会話だけで済ませるのではなく、はっきりと絵で示してくれたので、じっくりと確実に理想の家づくりを進めることができました」
漠然とした家づくりのイメージを伝えても、必ず具体的な提案で応えてくれたことが嬉しかったというYさん。「設計士さ… 続きを読む
漠然とした家づくりのイメージを伝えても、必ず具体的な提案で応えてくれたことが嬉しかったというYさん。「設計士さんが私たちの価値観をしっかり把握してくれたので、打ち合わせが楽しくて、プラン提案を頂く時も、思わず『そうそう』と共感の声が出るくらい意気投合できました。同社に家づくりを頼んで本当に良かったです」
テイストの異なる空間をセンス良くまとめられる、設計力のある会社を探したというYさん。元々、アールギャラリーのデザイン性の高さと自由度の高い家づくりに興味があったそう。「同社の展示場を複数見学したのですが、展示場によって空間のテイストが異なっているのに、どれもがセンスよく設計されていて感心しました。同社の設計士さんに家づくりを相談したら、あっという間にイメージを共有してくれてアドバイスも的確でした。設計力と人柄、この2点が依頼の決め手になりました」。実際の家… 続きを読む
テイストの異なる空間をセンス良くまとめられる、設計力のある会社を探したというYさん。元々、アールギャラリーのデザイン性の高さと自由度の高い家づくりに興味があったそう。「同社の展示場を複数見学したのですが、展示場によって空間のテイストが異なっているのに、どれもがセンスよく設計されていて感心しました。同社の設計士さんに家づくりを相談したら、あっという間にイメージを共有してくれてアドバイスも的確でした。設計力と人柄、この2点が依頼の決め手になりました」。実際の家づくりでは、同社設計士のサポートが大きな力になったそうだ。「設計士さんは、なんとなく伝えたイメージでも必ず具体的なプラン提案で応えてくれました。妻とは女性同士価値観の合うところが多くて、会話の中から理想を見つけていく家づくりが素敵で、痒いところにまで手が届く提案力がとても頼もしかったです」。Yさんは建築資材を取り扱う職業柄、施工面に目が行くことも多かったそうだが、床材の貼り分けやクロスの仕上げなど、細部まで妥協のない家づくりを体験できたのも、会社への安心感に繋がったポイントだったそうだ。「最近家を建てた友人が、偶然にも同社に依頼していた事を知りました。お互い顔を見合わせて、『家づくりが楽しかったね』と話せたことが嬉しかったです」。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 131.58m2 (39.8坪) |
敷地面積 | 270.95m2 (81.9坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,600万円 |
竣工年月 | 2019年6月 |
店舗名 | DESIGN GALLERY 栄 |
住所 | 愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル18階 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
黒を基調に、玄関周りにベージュの塗り壁をあしらった外観。「素材の使い分けで立体感が出るように意識して外観を考えました。玄関周りの塗り壁に合わせて、門扉にも同じ塗り壁をあしらって外構一体のデザインとなるように意識しています」
無垢材の天井をベースにキッチンの腰壁、背面収納を造作したというYさん。「ヒッコリーの床材とあわせて素材感を楽しめる空間を目指しました」
吹抜けリビングの天井付近にワイドなFIX窓を配置。豊かな採光で曇りの日でも照明が必要ないくらいに明るいそう
キッチン横に書斎を配置。書斎にはLDKとのつながりを持たせるため、扉の代わりに垂れ壁を造作している。すりガラスの造作窓との相性もぴったりで、秘密基地のような雰囲気を醸し出している
玄関を入ると、洗い出しの通り土間と上がり框(かまち)、そして雰囲気たっぷりの障子が目に入る。「旅館に訪れた時のような高揚感を演出したいと思いました。訪れた人を丁寧に迎え入れられる、おもてなしの空間です」
天然石を貼った玄関の側壁。一枚一枚表情の違うものを大判で貼ることで立体感を演出している。間接照明を合わせて、ホテルライクなエントランス空間に
「茶道ができる和室」という妻の要望で玄関横に配置した和室。お気に入りのタンスの横に、茶道具をしまえる収納を造作。吊り戸棚や雛飾りを置くための段違い棚も造作するなど、生活感をなくしながら和の雰囲気漂う空間に仕上げている
キッチンで大切にしたのは生活感のない空間にすることだったと語るYさん。天井の天然木と同じ素材のダイニングテーブルを選んで空間のテイストを揃えるように意識したのだそう。「背面収納棚は、冷蔵庫の高さに合わせて造作しているのでラインも綺麗に揃っているのがお気に入りです」
LDKの床材にはヒッコリーを採用。ヒッコリーは木目の表情の豊かさと明るい色彩が特徴で、ナチュラルな雰囲気を演出するために選んだ素材なのだそう
Yさん邸は第一種換気を採用しているので、窓を開けなくても新鮮な空気が室内を循環する。あわせて、リビングには空気が汚れにくく乾燥しづらい、蓄熱式暖房器具が配置されている
キッチンと吹抜けリビングの組み合わせ。天井高に差をつけることで、リビングの開放感を際立たせるように設計している
当初はLDKとつながる書斎に引き戸を設ける予定だったが、開放感を損ねないよう垂れ壁を造作。施主と設計士との楽しい会話の中から理想を見つけていく家づくりが垣間見られる部分だ
キッチン横に配置した書斎。デスクスペース横、階段下に小上がりスペースを配置している。「書斎はテレワークなどで使い勝手が良い空間になっています。小上がり部分は、妻のお気に入りの“籠りスペース”。ちょっとした寛ぎの場があって嬉しいです」
同社展示場で見た寝室が気に入って、展示場そのままの設えを要望したというYさん。「同社展示場は等身大の予算や規模感で造られているので、良いと思ったものをそのまま家づくりに取り入れられるのが良かったです。収穫のある見学を体験できたのも、同社に家づくりを依頼した理由です」
ワイドスパンな洗面鏡が印象的な洗面室。「家族並んでの歯磨きなど、朝の支度をスムーズにできるのが便利。洗面室で家族が揃って支度する様子が微笑ましいね、という設計士さんとの会話から生まれたアイデアです」
2階の各居室、トイレの扉は海外で造作したものを輸入し、オイル塗装で仕上げたこだわりの建具。「年月が経つほど深みが増していく扉なので、愛着が湧く家になるのが良いなと思って採用しました」
玄関の通り土間と和室を隣接させるプランは、Yさんの当初からの要望。「お客様が来た時に、まずは和室に上がってもらうという動線にしたいと考えました。おもてなしの玄関フロアがコンセプトだったので、素材使いにもこだわりました」
玄関から上がり框を介して和室へ。旅館にあるような空間を表現しつつ、ちょっとした会話が楽しめる憩いの場になればという想いがあったのだそう
「お互いの価値観が合うようにとの配慮で、設計士さんがデッサン画を描いてくれました。イメージの共有を会話だけで済ませるのではなく、はっきりと絵で示してくれたので、じっくりと確実に理想の家づくりを進めることができました」
漠然とした家づくりのイメージを伝えても、必ず具体的な提案で応えてくれたことが嬉しかったというYさん。「設計士さんが私たちの価値観をしっかり把握してくれたので、打ち合わせが楽しくて、プラン提案を頂く時も、思わず『そうそう』と共感の声が出るくらい意気投合できました。同社に家づくりを頼んで本当に良かったです」