京阪電鉄不動産(株)京阪東ローズタウン営業所の担当者がお答えした不動産売却に関するよくある疑問を5件紹介します。査定依頼や売却のご相談などお気軽にお問い合わせください。
査定は、基本的には物件の内外観を拝見せずには具体的な価格は算出できません。これを実査定といいます。例えば、登記簿上では築年数が経過していても、リフォーム歴があったり、お住まいの方の使い方次第では様々な状況が想定されるからです。ただ、売却をどこまで具体的に考えているかも様々ですので、資料や聞き取りを用いての簡易な査定として机上査定があります。これは、電話、FAX、メールによって、分かる範囲での概算額を査定価格としてお伝えするものです。とはいえ、具体的に売却を進めるときは実査定は必須となります。その際にその他のご相談等もできますので、そういうった点では実査定はメリットの多い査定形式となります。
売却を依頼する際の契約を「媒介契約」といいます。媒介とは仲介ということです。これには3種類の形式があり、「専属専任」「専任」「一般」の媒介契約があります。専任と名のつく契約は、依頼する業者は1社に限定されます。一般は複数の業者に依頼することのできる形式です。細かい相違点は、不動産流通機構への登録の義務の有無、状況報告有無や頻度の違い、売主様自身で見つけた買主様との契約の可否があります。お客様のお考え次第で、どの形式が良いかがありますので、ご相談いただければ、より良い方法をご提案いたします。
買替先に早く引っ越したい、相続なので早く現金化したい・・・不動産を急いで売りたい理由はたくさんあります。通常であれば、広告活動を行い、問い合わせを待ち、内覧してもらい等々、なかなか時間のかかるものです。これらの手順を短縮し、より早く売却の目処をつけるのであれば、買取という方法もご一考いただければと思います。メリットは「早く」「内密に」「即現金化」です。当然デメリットもあり、業者は買取後の再販時の利益を考えますので、価格的に安くなってしまうことです。どれ程安くなるかの基準はありませんが、「早さ」に関してはお勧めです。
一般的には、新年を迎え転勤・新学期にあわせて動きが出てきます。それと秋口の9・10・11月も良く動くシーズンだと思います。ただ、街の特徴によっても異なってきます。他府県から入ってくるよりも近隣周辺からの購入が多く、見込める地域などはあまりシーズンは関係なく販売できます。
売却先行の場合・・・自宅売却代金が確定してからの購入になるため、資金計画を立てやすいメリットがある反面、希望とする購入先が見つからない場合は、仮住まいなどが必要となる場合があります。購入先行の場合・・・希望とする購入先は確保できますが、購入後の売却活動になるため、予定していた資金を確保できず、資金計画に無理が生じる場合があります。現在、残っている住宅ローンの残債や査定金額など総合的に判断をしなければ一概には、どちらが有利か結論は出ません。お客様ごとによって、どちらが有利か変わります。まずは。お気軽にご相談下さい。