合同会社プリズムの担当者がお答えした不動産売却に関するよくある疑問を3件紹介します。査定依頼や売却のご相談などお気軽にお問い合わせください。
不動産の売買でかかる費用のひとつが『仲介手数料』です。これは、売買契約が成立した後に、「成功報酬」として不動産会社に支払う手数料です。売却に関する税金のひとつに、『印紙税』があります。これは、不動産の売買契約書に貼る収入印紙のことで、納税が義務付けられています。これらはあくまでも基本的な諸費用であって、物件によって様々です。抵当権が付いている場合には『抵当権抹消登記費用』、土地の境界が不明な場合には『測量費用』、売却して利益を得た場合には『譲渡所得税』などがありますので、売却前に把握しておくことが重要です。
不動産を自分で売却する場合、仲介手数料がかからないため、お得に感じるかもしれません。しかし、物件の調査や契約書の作成、測量や境界確定、登記手続き、融資の手続き等は専門的な知識が必要です。高額なお金が絡む取引なので、トラブルが発生した場合のリスクを考えるとデメリットの方が多いと言えます。
不動産の売却は一般的に2種類から選択します。ひとつは、不動産業者が販売広告を行って購入希望者を見つけ出し、間に入って契約をとりまとめる『仲介』という売却方法。もうひとつは、不動産業者が買主となり購入する『買取』という方法です。『仲介』の場合、市場価格で売却できるという利点がありますが、販売広告を出してから買主が見つかるまで、時間がかかる場合もあります。『買取』の場合、不動産業者が直接買い取るので、販売広告などが必要なく、すぐに売買契約~決済を行うことができます。その反面、不動産業者は買取後に再販などをして利益を出すことが目的のため、仲介に比べると価格は低くなってしまうのがデメリットとなります。