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国土交通省が発表した2019年の都道府県地価調査(基準地価)によると、全国・全用途の地価が前年比0.4%上昇し、2年連続で上昇した。なかでも札幌、仙台、広島、福岡の4市は住宅地がプラス5.1%と高い伸びだ。東京圏では住宅地がプラス1.2%で緩やかな上昇が続いている。市区別の上昇率ランキングでは23区の城北や城東エリアが上位を占めた。

スマイカ :「そもそも基準地価って?」
ジュータコ:「全国2万強の地点の地価を7月1日時点で調査しておる」
スマイカ :「なぜ上昇しているの?」
ジュータコ:「超低金利や訪日客の増加を背景に、都市部を中心に商業施設や住宅への投資が活発化しておるからじゃ」
スマイカ :「東京都では荒川区や豊島区の上昇率が高くなっているね」
ジュータコ:「23区はすべて上昇したが、都心への交通が便利で地価が割安な城北や城東の住宅需要が高まっておる」
スマイカ :「住宅地では埼玉県が1.0%、千葉県が0.6%でどちらも上昇率が伸びたよ」
ジュータコ:「JR上野東京ライン開通の影響でさいたま市の全区で上昇した。千葉県の西部地域や千葉市の多くの区でも上昇が続いておる」
スマイカ :「神奈川県は0.2%の上昇だけど」
ジュータコ:「横浜市や川崎市では1%を超える上昇じゃ。リニア中央新幹線の停車駅ができる相模原市も1.0%上昇したぞ」
スマイカ :「住宅価格にも影響しそうだね」