共働き夫婦の住宅購入　リアル家計簿徹底解剖！　世帯年収1450万円　Tさんの場合

新築マンションを買ったら、日々の家計はどんな風に変わるのだろう？ローンを返済するために、「節約」「家計の見直し」がどのくらい必要なのかは気になるところ。今回は、共働きの家計簿を、食費や生活費、お小遣いや貯蓄の額まで大公開。プロのアドバイスを参考に、自分たちの資金計画をイメージしてみよう！

こちらの記事では世帯年収1450万円のTさんカップルの家計管理と家計簿をご紹介します。

“生活費は妻が14万円負担。超過分は夫負担で対応”Tさんの家計管理

“それぞれの口座型”で管理

共通口座（財布）はつくらず、食費や光熱費など決められた項目別に各自が負担する。貯蓄も各自で管理する。

【画像1】Tさんカップルの家計管理の方法

Tさんの住宅ローン明細

【画像2】Tさんの住宅ローン明細

●マンション購入時期/2016年9月
●マンションの広さ/65m²、3LDK

賃貸に住んでいるころから夫婦でためた貯蓄が約2000万円あったが、頭金には充てずフルローンを組んだ。住宅ローン控除が最大限受けられるようにと2本のローンを組み、ローン1は10年後に貯蓄2000万円を繰り上げ返済して完済する予定。

【画像3】Tさんカップルの家計簿

Tさんカップルの家計のやりくりにおける工夫したポイント

●食費
週1回は家族でファミリーレストランなどで外食。ポイントをためたり割引クーポンを使うなどしてできるだけ節約を心掛けている

●教育費
中学校も公立に進学予定なので、そこまで大きく教育費は上がらない見込み

●ボーナス（年額）は？
夫200万円、妻80万円。毎年約30万円を家族旅行で使い、残りは貯蓄する

プロのアドバイス「生活費や教育費は年間予算で把握しよう」

妻負担の生活費は上限14万円とのことですが超過することもあるようなので、適正な予算設定に見直しを。毎月変動する食費や光熱費の予算を決める際は、年間の合計額を12カ月で割り戻すのが基本。支出を正確に把握できれば、貯蓄額も安定するはず。教育費は、塾の夏季講習や習い事の発表会など突発的な支出も考慮し、教育費と別に積み立てると安心です。

こちらの記事では、実際に家を購入された方の家計のやりくりと家計簿をご紹介しました。住宅ローンがどれくらい家計を占めるのか、また家計のやりくりの仕方が分かると、購入できる物件や購入後のライフスタイルが見えてくるかもしれません。

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