共働き夫婦の住宅購入　リアル家計簿徹底解剖！　世帯年収985万円　Mさんの場合

新築マンションを買ったら、日々の家計はどんな風に変わるのだろう？ローンを返済するために、「節約」「家計の見直し」がどのくらい必要なのかは気になるところ。今回は、共働きの家計簿を、食費や生活費、お小遣いや貯蓄の額まで大公開。プロのアドバイスを参考に、自分たちの資金計画をイメージしてみよう！

こちらの記事では世帯年収985万円のMさんカップルの家計管理と家計簿をご紹介します。

“生活費は2人で分担。子ども誕生を機に共同貯蓄を検討”Mさんの家計管理

“一部共通口座型”で管理

生活費や固定費分をお互いが共通口座（財布）に振り込む。小遣いや貯蓄は各自で管理する。

Mさんカップルの家計管理の方法

Mさんの住宅ローン明細

●マンション購入時期/2016年10月
●マンションの広さ/67m²、3LDK

夫の貯蓄約1000万円のうち、諸費用に250万円、頭金に350万円を充当。約400万円を生活資金として残した。夫は金利上昇のリスク分散を狙い、固定と変動のミックスローンを選択。住宅ローン控除を2人分受けるため、妻も450万だけローンを組んだ。

Mさんカップルの家計のやりくりにおける工夫したポイント

●交通・通信費（車含む）
節約のため車は持たず、マンション居住者専用のカーシェアを月1回程度利用している。子どもが大きくなったら車購入も検討する予定

●お小遣い
貯蓄、小遣いは各自で管理。お互いいくら貯蓄があるのかは把握していない

●ボーナス（年額）は？
夫130万円、妻40万円はほぼ全額貯蓄に

プロのアドバイス「夫婦の貯蓄額は年に1回確認を習慣に」

Mさんのように、結婚後もお互いの貯蓄を把握していない夫婦は少なくありません。しかし、子どもの進学など、大きな出費があるときに、お金が足りず困ってしまうことも。結婚式や住宅購入、子どもの誕生など、大きなライフイベントがあるときは資産を確認し合うチャンスです。その後は、毎年末にお互いの貯蓄額を共有するよう習慣付けるのがオススメです。

こちらの記事では、実際に家を購入された方の家計のやりくりと家計簿をご紹介しました。住宅ローンがどれくらい家計を占めるのか、また家計のやりくりの仕方が分かると、購入できる物件や購入後のライフスタイルが見えてくるかもしれません。

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