わが家に合った住宅メーカーを選ぶためには、まず自分たちがどのような家を建てたいのか、家族で話し合って要望を整理しておく必要がある。
住宅メーカー選びに成功した先輩たちは各社のカタログを活用していた。アンケート結果からピックアップして見ていこう。
- 自分の譲れない点や一番叶えたい要望を洗い出し、リスト化した上で、各社のカタログを読み込んだ。要望の中でできること、できないことが整理でき、相談したい会社が見つかった。(広島県・女性・35 歳)
- カタログで各社が建てる家の基本構造や使っている材料、付帯設備などを十分、比較検討した。これはいらない、これはいる、と判断することで自分の要望も整理
できた。(埼玉県・男性・64 歳)
- 展示場ではわからなかったことも、カタログなら時間をかけて見ることができ、活字なので理解が深まった。ちゃんと内容を理解することができると、選ぶべき
ことも整理しやすかった。(福井県・女性・31 歳)
- 同じメーカーでも商品によって価格が同じものと、大幅に違うものがあることをカタログで知った。なぜ違うのかも理解できたので、予算の範囲でできることを整理した。(新潟県・女性・38 歳)
- 商品ごとに内容が異なるので、それぞれの性能や設備などの違いをカタログでよく調べた。加えてアフターサポートもチェック、仕様とサポートの違いを一覧表で整
理できた。(新潟県・女性・44 歳)
- 技術面など性能に関心があったが、カタログで詳細まで各社の違いをチェックすることができた。後で質問をするために、興味をもった会社について疑問点を整理しておいた。(埼玉県・女性・46 歳)
- 気密性や断熱性は、カタログに数値が載っているので、言葉で説明を受けるよりも比較しやすかった。各社の数値を参考にしながら、自分たちが安心できる性能がどれくらいかを整理した。(兵庫県・女性・34 歳)
- 依頼先を絞った後も、比較検討した他社のカタログを残しておいた。好きなテイストの内装写真は切り取っておき、間取りやインテリア、照明などを決める際の参考にした。(愛知県・女性・42 歳)
- カタログに載っている間取図から、こうしたいと思ったものを切り抜いて整理していくうちに、無理なく自分たちの理想に近いプランをまとめることができるようになった。(千葉県・女性・39 歳)
- 将来も含めて自分たちのライフスタイルに合った家を提案してもらえるのかどうか、慎重に見極めながらカタログをチェック。各社のできることを整理して候補を選んだ。(東京都・男性・44 歳)
- 家づくりの知識がまったくなかったが、カタログを見て、いろいろな会社の特徴について知ることができた。各社を見比べながら、こんな風にしたいなという要望もまとめられた。(茨城県・男性・32 歳)
- 【編集部より】情報をたくさん集めてから「整理」していくことが大切
- 依頼先を検討するためにも、自分たちの要望を整理するためにも、まずは多くの情報に接することが大事。当初は知識がなく、希望が漠然としていても、カタログを見て何となく「いいな」とか「好きだな」と思ったものにフセンをつけたりしているうちに、イメージが湧いてくる。さらに自分たちの要望も明確になってくるものだ。
【調査概要】
過去3年以内に注文住宅を建てた人
(有効回答数208件。2013年2月実施 マクロミル調べ)
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