リフォームするにあたり、必ずお客様に再利用する家具を聞きます。
その際、消極的な理由で再利用する家具として多いのが婚礼家具のタンス。
お気に入りなので再利用したいわけではなく、出資元がご両親のため
「捨てるのがためらわれるから」なんですね。
そういった場合、どうしてもタンス置場として一部屋必要になるので、
たとえば3LDKという間取りでも2LDK+タンス部屋という使い方に
なってしまいます。
これは結構もったいない使い方。
私は決してタンス置場を否定しているわけではありません。
四角い部屋にタンスを置くとどうしても無駄なスペースが出来がちで、
それがもったいないことだと言いたいんです。
タンスの奥行きは45cm~60cmがほとんど。
そのタンスを使うには「奥行きと同じスペース」がタンスの前にあれば事足ります。
奥行き60cmのタンスなら1.2mのスペースが必要ということです。
複数のタンスをお持ちなら向い合わせにすることで「奥行きと同じスペース」が
兼用できるため、より省スペースで済みますね。
そうやってタンス部屋の無駄なスペースを削減すればする程、他のスペースの
充実がはかれるんです。
さらに省スペースのタンス置場は地震対策としても効果的。
地震でタンスが倒れるのは、「倒れるスペースがある」ということですから
「奥行きと同じスペース」しかなければ倒れても壁にぶつかり傾くだけ。
向い合わせに置く場合もタンス同士が「人の字」になるので倒れる心配が
ありません。
このように間取りで対応できる地震対策もあるんです。
無駄にならないタンス部屋のお話でした。
ー 記事を投稿した店舗 ー
◆店舗名:住友不動産㈱マンションリフォーム事業部
◆施工可能エリア:札幌、仙台、首都圏、中部圏、関西圏、広島、福岡
◆会社・店舗ページ:https://suumo.jp/remodel/ki_0000062/?ar=030
◆電話(無料):0120-093ー370
◆会社概要
【定休日】水曜日
【営業時間】9時~21時
【店舗所在地】〒163-0202 東京都新宿区西新宿新宿2-6-1 住友ビル2F