岩手県民が選ぶ「県内で住みたい市郡」は、80%以上の人が県庁所在地の都市「盛岡市」を選択!宮沢賢治の故郷「花巻市」は3位に
都会で暮らしたい。景観のいいあの街で暮らしたい。仕事の都合や、実家の都合もあるけど、同じ都道府県内に住んでみたい憧れの場所がある人もいるのではないでしょうか。今回は岩手県の人たちが選ぶ、『県内で住みたい市郡』ランキングを発表します。
岩手県の人たちが選ぶ「県内で住みたい市郡」の第1位は、県庁所在地であり、北東北地方最大の都市「盛岡市」。東北・北海道新幹線、秋田新幹線が乗り入れる盛岡駅があり、全国各地からの長距離バスも乗り入れるなど、交通の便が良くなっています。さらに盛岡市では近年、盛南地区を中心に大型ショッピングセンターなどが増加。そのため、「便利だから」など利便性を理由に挙げる人が大多数でした。2位の「北上市」と3位の「花巻市」も、「衣食住が充実しているから」と利便性を評価する声が。やはり便利さに勝るものはないのか…と思いきや、3位の花巻市では、時折「文化的」な点が魅力になっているという声も。花巻市は『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など数々の童話作品を生み出した作家・宮沢賢治のふるさと。彼の造語で、理想郷を指す「イーハトーブ」は、一説には「岩手(いはて)」をもじったものとも言われます。岩手県の人が本当に住みたいのは、実は「イーハトーブ」なのかもしれませんね。ほかにも、説話集『遠野物語』の舞台になった「遠野市」がその文化的評価を受け、10位に入っています。
ランキング結果はいかがでしたか?同じ都道府県に住んでいても、街のイメージは人によってさまざま。このランキングを見れば、知らなかったあの街の新たなイメージが浮かんでくるかもしれません。岩手県内で引越しを考えている人、新たに岩手県へ引越し予定の人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
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