先輩がホンネで語る!使ってわかった「成功」&「失敗」~外装材・エクステリア編~

住まいづくりの重要な要素となる外装材選び。とはいえ、商品数や機能が多いため、選び方がわからない人も多い。そこで今回は家づくりを終えた先輩に、使ってわかった「成功」と「失敗」のホンネを調査。ぜひ外装材選びの参考にしてほしい!

 

先輩の口コミ「成功」と「失敗」

~成功~

●メンテナンス性を考慮して外壁にタイルを採用。初期費用はかかったけど、長期的なメンテナンスを考えるとペイできるはず。見た目も重厚感があって満足している。(36歳・男性)

 

●テラコッタ風の赤茶色の瓦にしたかったが、予算の都合で色みが似たものを採用。見た目は似ているし、軽いのでこっちでよかったと満足している。(47歳・男性)

 

●タイル敷きのサンルームは晴れた日が気持ちいい。コーヒーを飲みながら読書をしたりと、自宅でリゾート感覚が味わえる。(62歳・男性)

 

●ウッドデッキの横に物干しスペースをつくった。洗濯物を干すために2階のベランダに行く必要がなくなり、助かっている。(56歳・女性)

 

~失敗~

●外壁の上下で素材や色を変えたけど、色のコントラストが強くて想像とは違った……。ちゃんとサンプルとイメージ図で確認したのに、面積が広いと濃く見えるとは……。(37歳・女性)

 

まとめ

外壁や屋根は掃除がしにくいため、掃除のしやすさ、メンテナンスがラクな色や外壁材、屋根材を選択して汚れが目立ちにくい状態を保つという声があった。また、コンクリートやウッドデッキを設置する人は、物干しスペースやくつろぎのスペースとしての利用にメリットを感じた声も。七輪など気を使わず使用できたり掃除もしやすいなどの理由から、コンクリート製のデッキを取り入れたケースもあった。また、デッキまわりに塀をつくりプライベート空間を満喫している人も。外壁材、デッキ共に少ないメンテナンスで済む素材があるので、よく選びたいところだ。

 

住まいの設備を選ぶ本(2015年冬 10月27日発行)掲載

 

構成・取材・文/藤井たかの

 

●アンケート調査概要

対象:3年以内に一戸建てを建てた、またはリフォームをした人207人

方法:マクロミル社によるインターネット調査

期間:2014年5月14日~15日