レジデンシャル品川荏原町 （取材レポート）

都心部への良好なアクセスを誇りつつも、人情味あふれる商店街と穏やかな住環境が広がる「品川区・荏原町」。その魅力を荏原町にお住まいのご家族と、人気飲食店のオーナーお2人にお伺いしました。

【荏原町にお住まいのS様ご家族】
「独身時代から結婚した今に至るまで、西小山、旗の台、荏原町エリアと、この近辺で長く暮らしてきました。なかでも荏原町はすべてに“ちょうど良い”、とても住みやすい街だと思います。アクセスも抜群で、東急沿線のほどよい都会感と、ほどよい下町感が絶妙に調和していて、とても居心地がいいんです。

買い物もすごく便利ですね。よく利用するのはやっぱり「オオゼキ」。野菜の鮮度が高く、向かいに「ココカラファイン」があるので、セットで利用するのがルーティン。「カルディ」も何かと便利ですよね。他にも商店街の八百屋さんや「文化堂」や駅前の「マツモトキヨシ」等を使い分けている方が多いと思います」

「お店の場所を探すにあたって「1人で営業するのでゆっくりした雰囲気の場所がいいな」と考え、荏原町に決めました。お惣菜は全て日替わり、野菜多めで添加物を使用せず、安心して召し上がって頂けるように意識しています。

荏原町の一番の魅力は人の温かさ。お惣菜を販売していて「ありがとう」「助かったわ」とおっしゃっていただけることもしばしば。周辺でお金を落としてしまったことが３回もあるのですが、すべて手元に戻ってきたのには驚きました（笑）。

お客様と会話していても、街の人の間に「お互いを尊重する空気感」があって、楽しく穏やかに暮らせる街だなと思います。私もお店も、みなさんの優しさに支えられています。5年もの間、無事に営業を続けることができたのは、間違いなく「荏原町だからこそ」です」

「15年間ほど近隣で暮らし、祖母の家も旗の台にあった関係で、このエリアには子どものころから馴染みがありました。荏原町はレトロでありながら若い方のお店も増えてきて活気のある街。「お店をオープンするなら荏原町」と決めていました。

店のコンセプトは「コーヒーのおいしさを伝える」こと。豆の種類毎にひき方や抽出温度を微調整してハンドドリップでご提供しています。お店ではワークショップなどのイベントも開催しており、当店を通じて「友達ができた」という声も多いんです。一人で気楽に過ごすこともできるし、人と人とが新たに繋がる場にもなる。そんな自由な空間でありたいと考えています。

荏原町は生活していてもまったくマイナス要素を感じない街で、離れるなんて考えたこともないですね。ここ10年ほどで面白いお店もどんどん増えているので、刺激にもなります。もともと人情味がある街なので個人経営の店を応援するムードもあり、お店同士も仲良くやっています。私も2025年に旗の台にポップアップストア「COVE COFFEE STAND」をオープンしましたが、お店を開きたいスタッフや近隣の方のチャレンジの場として間貸し形式で営業しています。今後も大好きな荏原町をもっと盛り上げていけるよう、様々なことに挑戦していきたいですね」