ザ・サーパス徳島町 （取材レポート）

辻田：「サーパスブランドの一番の強みは、自社施工をしていること。職人が固定されるため技術力は着実に向上し、高い品質基準を維持できます。また、自社で開発したものを、自社で建て、販売、管理まで行うため、『ものづくりに対するこだわり』はどこよりも強いという自負があります」。

六車：「1つのプロジェクトが始まると、各部署の担当者が集まり意見を交わします。設計担当者は最初から最後まで見届けるため、やりがいは十分。その熱意は途切れることなく、1棟ごとに『より良いものをお届けしたい』という気持ちが強くなります」。

一宮：「地元密着企業であることも弊社の強み。地域のネットワークを活かした情報収集力と四国エリアへの供給実績を活かして、土地の仕入れを行っています。なかでも本物件は徳島県内で40棟目の物件。今後、いつ土地の取得ができるか分からない徳島町三丁目という憧れの地で、プレミアムなマンションをお届けしたいと思っています」。

辻田：「私自身、何度も現地を訪れました。そこで感じたのは、この地が心穏やかな時間を過ごせる場所だということ。瑞々しい緑に、四季折々の花々に、水辺の爽快さに、ここだけは時間がゆっくりと流れているような安らぎを感じます。私たちが自信をもっておすすめする本物件で、ブランドコンセプトでもある『静寂を慈しむ暮らし』をお楽しみください」。

―　岡崎氏の想い　―

Q.街の印象やデザインにかける想い
「特に面白い都市だと感じるのは、駅のすぐ脇に城址公園があることです。水都・徳島というストーリーを大切に、水の流れなどをデザインで展開。このキャラクターの強さを活かして、街の景観に寄与するようなデザインができたらいいなと思いました。

この場所が住まう方の誇りになるように、別の都市にはない雰囲気や、周辺を歩いているだけで近隣の方にとっても『我々の街って、こういうキャラクターだよね』と感じられるようなデザインを落とし込むコンセプトを作っています」。

Q.コンセプトや外観デザインについて
「風雅継承というコンセプトのもと、歴史や風情を感じるデザインになっています。建物に誇りを持たせるため、色合いは少し重めの色彩に。遠景はディープグレーの本体に白い水平ラインのスラブをランダムに設けて、波紋のような動きを表現。中景や近景は、城址公園の足元に残る石垣を用いました。低層部にはこのエリアの風格や歴史を語る上で大事な要素をふんだんに盛り込んで、親和性を図っています」。

Q.同物件をデザインをしてみて
「目の前の山が無くならない限り、いつも窓を開ければ緑豊かな景観が広がっているというのは、すごく羨ましい場所です。人が造る緑というのは規模が限られているので、これだけの年月を経た豊かな緑がある環境というのは、なかなかないと思います」。