ポレスター自治医大ガーデンヴィラ （取材レポート）

現地は「自治医大」駅の東口から徒歩12分。数字だけを見るとやや距離があるように感じますが、メインストリートの「駅前通り」を経由して、爽やかな緑の並木道が続く「医大通り」を進むルートとなるため、とても歩きやすく“意外に距離を感じない”というのが筆者の感想です。また、帰り道には夜22時まで営業のスーパー「かましん」やドラッグストア「コスモス」などの大型店舗が揃っているため、わざわざ遠回りすることなく、買い物を済ませながら帰宅できる点にも効率の良さを感じます。

何より、現地を訪れて筆者が感激したのは、パークフロントの美しい景観。現地目の前に広がる「諏訪山公園」には、野球場のほか、ティラノサウルスなどのリアルなミニ恐竜たちが佇むクヌギの広場もあり、夏にはカブトムシやクワガタが採れるといいます。

まさに“ヴィラ”と呼ぶに相応しく、木立に包まれた緑景が日常生活のワンシーンになるとは・・・なんとも贅沢なロケーションです。

【自治医大駅エリアで4年ぶりの登場】
本物件は大手企業の事業所跡地を受け継ぐ形で約7,700m²を超える広大な敷地を獲得。地上6階建て×総戸数87戸というビッグスケールが実現したのです。ちなみに、自治医大エリアで新築マンションが登場するのは、本物件が4年ぶり。諏訪山公園の緑を眺める「パークフロントの美しい住環境」は、自治医大エリアの中でも“ベストポジション”として注目を集めています。

近年、円安進行や建設業界の働き方改革などを受けて、建設コストが高騰傾向にあることは皆さんもご存知でしょう。建設コストが高騰すれば、当然ながらマンションの分譲価格を押し上げることになるため、いまマンション業界ではより多くのカスタマーが購入検討しやすくなるよう、住戸面積を従来よりひとまわり小さくして分譲価格を抑える「面積の縮小化」が進んでいます。

一方、リクルート調べによる「住宅購入・建築検討者」調査（2023年）の意向を見ると、住まいの広さと駅からの距離を比較した場合は半数近くが広さを重視している傾向にあります。世代別にみると20代で52％、30代で51％と若い層ほど広さの需要が高くなっています。

筆者が取材をしていても、最近は3LDKで60m²～70m²台前半、4LDKでも70m²台後半～80m²台のプランが中心となっている印象があり、90m²を超えるような大型住戸にはなかなか出会えません。そこで、驚いたのが本物件の「総戸数87戸、全住戸が100m²超」というプランニング。過去25年間マンション取材を続けてきた筆者でも初めて出会ったダイナミックな企画であり、近年のマンション概念を覆す“広さ重視”のプランニングが特長となっています。しかも、間取りは2LDK＋Sから4LDKまでの多彩なラインナップ。「空間の広さを優先したい」「部屋数の多さを重視したい」など、暮らしの志向に合わせて希望住戸を検討できる点も、住まい選びの醍醐味と言えます。

全住戸が100m²超というプランニングに加え、筆者が驚いたのは駐車場の充実度。7,700m²超のゆとりある敷地のおかげで、駐車場はすべて「平面式」となっているほか、総戸数87戸に対して160台分の区画（住戸比183％）が用意されており、一世帯で2台駐車も可能。しかも、1台目の駐車場は無料（2台目以降5000円）で利用できるというなんとも恵まれた管理体制。平面式駐車場なら、機械式と比較してメンテナンスコストを削減しやすく、管理・修繕費を長期的に圧縮できるほか、車高制限が無くなることでラグジュアリータイプの大型ワゴン車などもスムーズに出し入れ可能。車種も選びやすく、快適なカーライフを満喫できます。（同社比）

【自分の顔がカギになる、先進の「顔認証デバイス」を導入】
本物件では館内セキュリティシステムに、顔認証デバイスの「フリード」を採用。スマートフォンで家族の顔を事前登録しておけば、エントランスのオートロック、宅配ボックス、ゴミ置き場でもいちいち鍵を取り出す必要はなく、両手が荷物で塞がっていてもモニター部に顔を映すだけで解錠が完了します。また、エントランス解錠と同時にエレベーターが1階に呼び出される仕組みになっているため、館内移動の“時短”が実現する点も嬉しい機能です。ちなみに、顔認証デバイスは東京都心のハイグレード物件でもなかなか見かけない先進設備。この点からも本物件の「グレードの高さ」が窺えます。