ジオ池田グランプレイス （取材レポート）

■本物件は、駅前に位置する《住×商》複合開発プロジェクト「ジオ池田グランプレイス」です。変わる駅前と、今後の展望についてお聞かせください

「ちょうど駅高架下の『マルシェ池田』が2023年10月にリニューアルオープンされ、駅南側の景色も大きく変わり、人の流れも生まれています。今回、駅北の「ジオ池田グランプレイス」の開発が進められることを機に、官民連携での取組みを北側にも広げていく等、《駅前全体の更なる活性化》が期待されます」（中川氏）

■池田市の魅力を教えてください

「大阪梅田まで電車で1本！都心に近くて駅前は便利なのに、五月山の緑と猪名川の清流が身近にあり、景色の調和がとれているところが最大の魅力だと思います。『五月平展望台』では大阪市内を一望することができます」（山田氏）

「コンパクトな街の中に山と川があり、池田のような文教的な街と石橋のような学生の街、細河という植木の街、いろんなものがぎゅっと詰まっている。 まちづくりの立場から、面白い場所だなと感じています」（中川氏）

■子育て環境としての池田市の魅力、また子育て支援策を教えてください

「公園が市内に135か所。特色のある公園、遊べる公園が多く、新しい公園ができるなど《子育てしやすいまち》になってきています。2023年度グッドデザイン賞を受賞(※3)した『満寿美公園』は、遊具は滑り台だけで、地形の高低差で遊ぶ公園です。ありがたいことにたくさんの親子連れの方に利用してもらっています」（萩原氏）

「子育て支援は、企業と連携した取り組みが特徴です。池田泉州銀行の『エンゼル祝品制度』では、第1子・第2子には1万円を、第3子以上には1人につき５万円をお贈りしています。森永乳業・コープこうべからは、育児用ミルクやおしりふきなど出産祝品の提供。その他にも幼児用ヘルメットを無料で配布するなど、子育て世帯への支援に力を入れています」（中村氏）

「ウォンバットがいることで全国的に有名な『五月山動物園』をはじめ、様々な施設が"無料”で楽しめます。ハイキングやお花見で親しまれる『五月山公園』の近くには、『五月山体育館』、『都市緑化植物園』、『池田城跡公園』、『五月山児童文化センター(プラネタリウム)』などの施設や『猪名川運動公園』もあり、《レジャーには大変恵まれた環境》となっています」（増田氏）

コンパクトシティだからこそ、身の回りに生活施設やサポートが集まり、幅広い世代の方にとって暮らしやすい環境が整う池田市。

■シニアの方向けの福祉サービスやまちの特色を教えてください

「池田駅エリアは市役所や市立池田病院などの公的機関や、クリニックなども徒歩圏に揃っています。近年ではバリアフリーマスタープランを策定。街があらゆる人にとって安心安全であることはもちろん、60歳以上の方を対象に、市内の農地の提供を受け、それを区割りし菜園として無料で貸し出すなど、生活をより豊かにするサービスも展開しています」（中村氏）

「地域活動をされている方が多く、老人クラブによる大人食堂『ゴールデン食堂』の開催など、積極的に"大人の居場所づくり”が行われています。また市内各地で老人クラブが活動を行っており、楽しく交流されているようです（おおむね60歳以上対象）」（増田氏）