シエリア茨木西中条 （取材レポート）

茨木市、JR茨木駅･阪急茨木市駅間にある中条エリアには、2000年以降、大手マンションデベロッパー各社の供給が多く見られ、それらには企業社宅の跡地に建てられたものも多い。現在もまだ社宅は多く残り、暮らし心地のよい人気のエリアと言える。

そんな中条エリアの注目施設は、やはり立命館大学であろう。サッポロビール茨木工場跡地に立命館大学 大阪いばらきキャンパスが開校したのは2015年。当初は「大勢の若者が街に来ると一体どうなるのか？」と戸惑う人もいたであろうが、そんな心配も過去の話、今はもはや「街の象徴的存在」だ。
大学が地域に与える教育的な価値は大きい。立命館大学のキャンパスが近くにあることで、キャンパスに足を運んだり、催し物に顔を出したり、学生と触れ合う機会が増え、そこで育った子どもが｢こんな大学に行きたい｣と学業に対する意識が高くなることは想像に難くない。これに関しては中条エリアは公立進学校である茨木高校・春日丘高校が徒歩圏にあることも付け加えておきたい。
その立命館大学のキャンパスの一部のような岩倉公園は、立命館大学と茨木市が連携し整備した公園だ。大学の建物1階にあるカフェやレストランも公園に向かってその入口がある。遊具で遊び、芝生で寛ぎ、カフェで一息。非常時の防災公園でありながら、大学キャンパスさながらのセンスを備えた公園。子育て層にとどまらず幅広い世帯に嬉しい施設といえる。

■住む場所として中条エリアを選ばれた理由は？
｢教育環境の良さとJR・阪急・モノレール、3駅へフラットで歩けることですね。
以前は兵庫県に住んでいて、10年ほど前に茨木・中条エリアヘ。当初は長く住むとは思っていなかったのですが、子育てを始めたらやっぱり「ここ」ってなりますね」（Kさま)

■中条エリアの子育て･教育環境のよいところは？
｢教育熱心な親御さん、習い事をたくさんしている子供さんが多いですね。
娘は珠算とピアノとお絵かきを習っていますが、習い事はすべてこの辺で済ませることができます。近所なら送り迎えも楽です｣（Sさま）

｢うちは書き方教室､公文､スイミング､お料理にも興味があって子供料理教室にも。サッカーチームは4つあって好きな所を選べます。皆さん習い事をいっぱいしているので、子ども自身「これが普通」と思っていますね。子どもの興味を自然に伸ばせる環境だと思います。
中学校は数年後から給食がスタートしますし、共働き家庭が増えていることもありPTA活動の負担を軽くする取り組みもあります。学童保育は｢おうち学童｣や｢英会話の学童｣(※3)など複数あるので、家庭の状況やお子さんの個性に合わせて選べます｣（Kさま）

｢登録すると「ミマモルメ｣という防犯のメールが届きます。登下校時には見守りのボランティアの方が道路に立ってくれています。子どもが地域全体で守られている安心感があります(2021年度)｣(Sさま)

｢長男の小学校入学のタイミングまでに､子育て環境を重視して新居を購入したいと考えていました。
実は茨木市の他物件を見学に来た際､偶然建設地の前を車で通って発見しました｡
前が大きな公園で､スーパーもすぐ!　すごく気に入って見学しました。
本物件は希望の広さである80m²以上､駅徒歩10分以内､駅も駅力があることなどの条件にはまりました｡やはり､子育て環境がいいこと､駅近､広さなど､バランスがいいことが決め手ですね。
茨木市役所前に図書館などが入る新しい複合施設ができるとの事なので、将来性という面でも楽しみです」（Aさま）

｢教育環境、広さも希望通り。都心や駅までの距離も近く､すべて条件が揃っています。
徒歩1分のスーパーをはじめ、イオンも近くにあります。ほかにも100円ショップや、複数のスーパーなど、駅から家までに立ち寄れる店が多いです。目の前に大きな公園もありますね。
すぐそばで買物できて､公園で気軽に運動ができるので､家庭内に居ながらでも豊かで快適な生活が送れそうです。
また､住民同士の顔と名前が一致しやすい程よい規模も気に入りました｡
教育に関心の高い方が多いエリアなので､子供たちは幅広く学べる環境で､自然に多様性を身に着けるのではと期待しています」（Mさま）