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12年08月08日
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農業が体験できるマンション増加中 食育やコミュニティ形成にもひと役
農業が体験できるマンション増加中 食育やコミュニティ形成にもひと役
徒歩圏内に農園を確保し 無農薬の野菜を栽培
 マンションに住みながら農業体験ができる物件が増えている。
 住友不動産は市民農園の運営会社と提携し、横浜市で販売予定のマンションに「農園サービス」を導入する。徒歩圏内に入居者専用の農園を確保し、年間十数品目の無農薬野菜を栽培するというものだ。
入居者向けプログラムや 貸し菜園付き物件も
 東急不動産では、販売したマンションの入居者を対象に農業体験プログラムを実施。無農薬野菜の収穫体験や、収穫した野菜をその場で食べる食育体験などを実施している。
 大阪府吹田市で分譲中の「ミリカ・ヒルズ」では、敷地内に貸し菜園を設置。地元農家の指導により、野菜の栽培や収穫、収穫祭などのイベント開催を予定している。
 マンションで農業体験ができれば、子どもの食育や入居者同士のコミュニティ形成にも役立ちそうだ。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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