Iさんの両親が倉庫として使っていた長屋を家族3人で快適に暮らせる住居に建て替えたいというのが家づくりのはじまり。最初はハウスメーカーに相談するも、うなぎの寝床と呼ばれる京都特有の土地の形状や長屋であるということから思うような価格で話がまとまらず、条件の特殊性を痛感したIさん。京都の工務店に絞って依頼先探しを続ける中、KEIJIと出会い、ご覧の2階建て住宅を実現した。限られた条件の中、開放感のあるLDK、スーツケースやキャンプ道具がしまえる玄関収納、無理なく… 続きを読む
Iさんの両親が倉庫として使っていた長屋を家族3人で快適に暮らせる住居に建て替えたいというのが家づくりのはじまり。最初はハウスメーカーに相談するも、うなぎの寝床と呼ばれる京都特有の土地の形状や長屋であるということから思うような価格で話がまとまらず、条件の特殊性を痛感したIさん。京都の工務店に絞って依頼先探しを続ける中、KEIJIと出会い、ご覧の2階建て住宅を実現した。限られた条件の中、開放感のあるLDK、スーツケースやキャンプ道具がしまえる玄関収納、無理なく駐車できるガレージなど、Iさんの希望を丁寧にプランの中に落とし込みながら、カウンターを高くしたり、ハイドアを採用したり、190cm近くある夫がストレスなく暮らせるアイデアも随所に提案。打ち合わせを重ねる中で生まれたパントリーやロフトの要望も予算を調整しながら実現していった。「担当いただいた吉田さんには本当に感謝していて、提案力はもちろん、こちらの無理な要望や変更にも柔軟に対応してくださって。できないとは決して言わず、いったん持ち帰ってちゃんと答えを用意してくださるのですごく安心感がありました」。引き渡し後の暮らしにも満足しているというIさん。「天井が高くて気持ちいいですね。W断熱の心地よさも実感していますし、毎日心地よく暮らせています」。
インナーガレージを抜けた左手が玄関になっており、中に入るとゆとりのある土間とホール。土間の奥は階段下を利用した収納スペースとなっており、複数のスーツケースとテントなどのキャンプ道具がすっきり片付けられている。奥の寝室は、光が入りにくい場所ではあるが、落ち着いて過ごせる静かな空間。東側の壁はすべてハン… 続きを読む
インナーガレージを抜けた左手が玄関になっており、中に入るとゆとりのある土間とホール。土間の奥は階段下を利用した収納スペースとなっており、複数のスーツケースとテントなどのキャンプ道具がすっきり片付けられている。奥の寝室は、光が入りにくい場所ではあるが、落ち着いて過ごせる静かな空間。東側の壁はすべてハンガーラックを備えたオープン収納。夫婦の衣類をまとめてしまえるようになっている。
南側に勾配天井のリビングや対面型のキッチンを配置し、北側に子ども室を配置。洗面スペースはゆとりを持たせて計画し、ユニットバスは1616mmのものをセレクト。2階にトイレがないのは、パントリーのスペースを確保したため。もともとワークスペースを計画していた1階にトイレを下ろし、トイレを計画していた場所に… 続きを読む
南側に勾配天井のリビングや対面型のキッチンを配置し、北側に子ども室を配置。洗面スペースはゆとりを持たせて計画し、ユニットバスは1616mmのものをセレクト。2階にトイレがないのは、パントリーのスペースを確保したため。もともとワークスペースを計画していた1階にトイレを下ろし、トイレを計画していた場所にパントリーを設置した。
収納用のロフト。子どもの友達が泊まりに来た際にはここに布団を敷いて寝てもらうのだそう。
収納用のロフト。子どもの友達が泊まりに来た際にはここに布団を敷いて寝てもらうのだそう。
収納は無理に閉じず、オープンな造りで、片付けやすく、取り出しやすく。既製品のチェストのサイズを測定してすっきり… 続きを読む
収納は無理に閉じず、オープンな造りで、片付けやすく、取り出しやすく。既製品のチェストのサイズを測定してすっきり収まるように計画した
ハウスメーカーを訪ねるも京都特有の土地の形状や長屋であるということから価格面で折り合いがつかず、条件の特殊性を痛感していたIさん。「その後、雑誌やネットで10社ほどの工務店さんに資料請求をして、7社くらい見学会に参加したのかな。最終的には3社に絞って、KEIJIさんに決めました」。決め手になったのは、設計士・吉田さんの画期的とも言える提案だったそうで、「吉田さんが『ちょっと別で考えてみたんですけど…』って2階建てのプランを作ってきてくれたんです。敷地の形状… 続きを読む
ハウスメーカーを訪ねるも京都特有の土地の形状や長屋であるということから価格面で折り合いがつかず、条件の特殊性を痛感していたIさん。「その後、雑誌やネットで10社ほどの工務店さんに資料請求をして、7社くらい見学会に参加したのかな。最終的には3社に絞って、KEIJIさんに決めました」。決め手になったのは、設計士・吉田さんの画期的とも言える提案だったそうで、「吉田さんが『ちょっと別で考えてみたんですけど…』って2階建てのプランを作ってきてくれたんです。敷地の形状はさることながら、17.2坪という敷地面積だと3階建てが必然だと思っていましたし、他の会社さんのプランも当然3階建て。ただ、心の中では、将来のことを考えると2階建てが理想的だなと、でも無理だろうなと。希望さえお伝えしていなかったのに、吉田さんがどうでしょうかと。そのプランもすごく理にかなっていて私たちのライフスタイルにぴったり。お願いすることに決めました」。
確かに広い敷地ではありませんでしたが、周辺環境をよく観察し、条件を紐解いていくと、2階建てであっても十分快適に暮らしていただける住まいになると確信し、プランを作らせていただきました。加えて、ご希望いただいていないのに2階建てプランを提案させていただいたのは、実はコスト的なことも考慮してのことでした。I様が建て替えを検討されていた敷地は準防火地域に指定されていて、3階建てを建築する場合、準耐火建築物にする必要があり、その分プラスの制約とコストがかかってしまう… 続きを読む
確かに広い敷地ではありませんでしたが、周辺環境をよく観察し、条件を紐解いていくと、2階建てであっても十分快適に暮らしていただける住まいになると確信し、プランを作らせていただきました。加えて、ご希望いただいていないのに2階建てプランを提案させていただいたのは、実はコスト的なことも考慮してのことでした。I様が建て替えを検討されていた敷地は準防火地域に指定されていて、3階建てを建築する場合、準耐火建築物にする必要があり、その分プラスの制約とコストがかかってしまうのです。2階建てにすることでコストが抑えられ、余裕があれば他の部分にまわすことも。メリットが多いと判断し、2階建てのプランもプレゼンさせていただくことにしました。その後、長屋を切り離す際も空き家になっていた隣家の所有者様を調べて連絡を取り、まとめて解体することで費用を抑えるといった工夫なども。ご予算内でご満足いただける住まいをご提供でき、とても嬉しく思っています。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 85.98m2 (26.0坪) |
| 敷地面積 | 56.98m2 (17.2坪) |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
| 竣工年月 | 2024年12月 |
| 住所 | 京都府京都市伏見区醍醐新町裏町24-4 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
京都府京都市伏見区醍醐新町裏町24-4
定休日:水・日・祝日
ロフトを備えた2階のLDK。カウンターを高く設定し、リビングドアをはじめ、建具はすべてハイドアに。高身長な夫がストレスなく暮らせる工夫が随所に施されている
間口が狭く奥に長い京都ならではの土地に立つ住まい。SUV車が無理なく駐車でき、玄関アプローチもゆったり。構造をぎりぎりまで調整してゆとりを持たせた
キッチンの背面には、大容量のパントリーも。可動棚のオープンラックが使いやすく、ゴミ箱なども足元にすっきり。カップボードの上にはこだわりの家電が並んでいる
ロフトに向かって勾配する高い天井が開放的なリビング。南側に窓を集めてしっかりと採光。上下に開くブラインドを活用し、外からの視線を上手にカットしている
内装は白と木目の組み合わせでシンプルにデザイン。植物がよく映え、木のインテリアがしっくり。深いグレーのアクセントカラーも効果的に使われている
ハンガーラックに洋服がずらり。廊下にウォークインクロゼットの機能を持たせて空間を有効活用。奥は子ども室になっており、間仕切りなくシームレスに繋がっている
屋根の傾斜をそのまま活かした勾配天井が印象的。屋根裏部屋のような雰囲気が魅力の子ども室。オリジナルのデスクやシェルフもシンプルな造りで使いやすい
洗面化粧台のカウンターも夫の身長に合わせて高めに設定。天井にハンガーバーを取り付け、配電盤の隣に乾燥機能付きのエアコンを設置。室内干しができるようになっている
1階は、夫婦の寝室とトイレ、玄関、土間収納のみで構成。寝室のドアを開けておけば、玄関を入った瞬間に住まいの奥まで見通せ、この開放感
1階の奥、住まいの中で一番落ち着きが感じられる場所に夫婦の寝室を配置。室内干し用に設置したハンガーバーもデザインの一部として溶け込んでいる
収納は無理に閉じず、オープンな造りで、片付けやすく、取り出しやすく。既製品のチェストのサイズを測定してすっきり収まるように計画した
スーツケースやキャンプ道具がきれいにしまえる収納がほしいという希望に応え、階段下を利用した土間収納を提案。ご覧のとおりすっきり隠れている