ハウスクラフトの「暮らしと庭設計室」は、設計段階から庭のコーディネートも含めた家づくりを提案する住宅ブランド。日本人が心安らぐ暮らしを体感できるのが、「鈴鹿ガーデン」に建つ余白感が心地よい2階建てのモデルハウスだ。旗竿地を生かした延床35坪のモデルハウスは、長いアプローチを緑道にし、葉に映る光まで計算して植栽を計画している。玄関に入ってからも、吹抜けの窓から木々が望めるのが幸せだ。玄関からLDKまでの壁一面を造作収納にして奥行きを出したり、LDKの余白を生かして、庭に目が行くよう設計されているのも見事。2階は個室3室がつながる間取りになっているなど、図面では伝わりにくい開放感、自然素材の豊かな表情を味わってほしい。庭との一体感や視覚的な広がりをもたらす設計手法といった、スタッフの解説もヒントになるはず。見学は完全予約制。見学後に、家づくりについてじっくり相談するのもOK。