「和のデザインを取り入れつつ、間取りや性能は今の暮らしに合った家にしたい」と考えているなら、ハウスクラフトの新ブランド「遠藤建築」に注目してほしい。こちらは、大工職人だった遠藤社長の“職人の技術を後世へ”という想いから立ち上げた、同社ではちょっと珍しい家づくり。「本物に住まう」をコンセプトにして、伝統建築のもつ美しい佇まいに、住み心地のよさを融合させているのが魅力。三重県菰野町の「五感を満たす和の家 モデルハウス」で、その世界観を体感できる。焼杉の外壁にのれんが揺れる外観は、実家の離れとしてもなじむ小粋なデザイン。広い土間からリビングに上がると吹抜けが広がり、室内外が溶け合うような抜群の開放感を味わえる。オープンな洗面台やパントリー、高断熱といったトレンドも押さえてあり、20代の子育て家族など幅広い世代から好評だそう。見学は完全予約制。アドバイザーの解説を聞きながらのんびりと見学しよう。