Kさんが家づくりのテーマに据えたのは、大人が暮らして楽しいと感じる和モダンの住まい。完成したKさん邸でまず目をひくのは、LDKの圧倒的な開放感。ホテルのロビーを彷彿とさせる、約4mもの吹抜けがホテルライクな雰囲気の源だ。「高天井のLDKは、当初から欲しい要素でした。空間をさえぎる柱がなくて、どこまでも続くような開放感が素敵です」。Kさん邸で採用されたSE構法は、柱や筋交いを用いなくても耐震性を確保できるので、ワンフロアの大空間が叶う。壁一面に設けられた開口… 続きを読む
Kさんが家づくりのテーマに据えたのは、大人が暮らして楽しいと感じる和モダンの住まい。完成したKさん邸でまず目をひくのは、LDKの圧倒的な開放感。ホテルのロビーを彷彿とさせる、約4mもの吹抜けがホテルライクな雰囲気の源だ。「高天井のLDKは、当初から欲しい要素でした。空間をさえぎる柱がなくて、どこまでも続くような開放感が素敵です」。Kさん邸で採用されたSE構法は、柱や筋交いを用いなくても耐震性を確保できるので、ワンフロアの大空間が叶う。壁一面に設けられた開口部から、ふんだんな陽光が降り注ぐ様子が印象的だ。また、アイランドキッチン背面には、洗い物用にオーダーメイドしたもう一つのキッチンをレイアウト。その周りに、無垢床の色合いと質感に合わせて造作した収納棚を配置した。ほかにも、職人の手塗りで仕上げた塗り壁に、珪藻土のクロス、和室に造作した太鼓張りの障子、小京都の路地をイメージした玄関先など、旅行先に求めるようなシチュエーションが暮らしの一部になっているような空間の仕上がりに大満足というKさん。和モダンの世界観のある家づくりというテーマを最後まで貫いたことで、「手を抜いた箇所がない」とまで言いきれる住まいが実現した。
注文住宅で建てるからには、間取りから素材使いまで、自分達の理想を求めたいと考えていたKさん。「リビングやダイニングはもちろん、建具や床などの素材選びまでこだわった家にしたいと思っていました。でも予算には限りがあります。妥協のない家づくりと予算のベストなバランスを模索したい。そんな想いをくみ取ってくれるような、自由度の高い家づくりが叶う会社を探していました」。アールギャラリーは、設計士による全邸個別対応。さらに、要望にあわせて価格体系が設定されているから予算… 続きを読む
注文住宅で建てるからには、間取りから素材使いまで、自分達の理想を求めたいと考えていたKさん。「リビングやダイニングはもちろん、建具や床などの素材選びまでこだわった家にしたいと思っていました。でも予算には限りがあります。妥協のない家づくりと予算のベストなバランスを模索したい。そんな想いをくみ取ってくれるような、自由度の高い家づくりが叶う会社を探していました」。アールギャラリーは、設計士による全邸個別対応。さらに、要望にあわせて価格体系が設定されているから予算のイメージがつきやすいという評判を知ってプラン提案を求めたそうだ。「同社は設計士が専属でついてくれます。設計のプロと二人三脚で、自由度の高い家づくりができます。それに、設定した予算組みをしっかり管理してくれるとのこと。予算内では厳しい要望に対して、要望以上の代案を期待できるという話を伝え聞いたことも依頼の決め手になりました」。実際の家づくりでは、外壁やキッチン、それに家電選びにまで担当者が同行してくれたそう。やりたいことはすべてやりきった、適当に造った場所がない、と言い切れるまで家づくりに没頭できたと語るKさん。担当者と二人三脚で取り組んだ家は、まさに「大人の和モダン」と呼べる空間が広がっていた。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 150.72m2 (45.5坪) |
敷地面積 | 177.77m2 (53.7坪) |
工法 | その他(独自認定工法等)(SE構法) |
本体価格 | 3,500万円~3,999万円 |
竣工年月 | 2017年7月 |
店舗名 | DESIGN GALLERY 栄 |
住所 | 愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル18階 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
LDKの高天井が外観からでも分かる。外壁選びには、Kさん自らメーカーのショールームに足を運んだそう。「外壁選びのほかにも、キッチンや建具の選定、家電選びに担当者が同行してくれました。最後まで担当者と二人三脚で和モダンの世界観を貫いた家づくりができました」片流れ屋根の印象的なお家
玉砂利に敷石を置いた土間玄関は、和室へも直接出入りできる動線を確保。この写真だけを見ていると、どこかの料亭の玄関口かと思ってしまうようなホテルライクな雰囲気が漂う。訪れたゲストを品格をもって迎え入れてくれる迎賓空間だ
小京都の路地をイメージしたエントランス。艶やかな石畳と竹塀の通路を進んで玄関へと入るシチュエーションは、まるで和モダンのリゾートホテルに泊まりに来たかのよう。単なる移動手段が、オンとオフをゆるやかに切り替えられる空間になっている
約4mの天井高と幅約6.3mのワイドスパンを、柱や筋交いなしで叶えた室内。同社が提案した「SE構法」はワンフロアの大空間が特徴で、最大9m間を支柱なしで間口を広げる鉄骨並みの設計が可能。「クルマ3台が停まるビルトインガレージ」が叶うといえばスケールを想像できるだろう。SE構法ならではの開放感が清々しい
料理好きなKさんが一番こだわったのはキッチン空間。お気に入りのメーカーのアイランドキッチンを置いて、背面にもう一つオーダーメイドのキッチンを配置した。大きな窓から射し込む窓からの光でキッチンが輝く
水回りに漂いがちな生活感を排除。床材と収納、キッチンの美しい組み合わせは、まるでインテリアショップのショールームかのよう。シンプルながらセンスを感じさせる、まさに大人和モダンな空間だ
和室の地窓の障子を開ければ、玄関先の植栽を眺められる。こうしたホテルライクな演出も、訪れた人を楽しませてくれるだろう。天井までのばした障子は、職人による「太鼓張り」と呼ばれる熟練の技で造作したもの。地窓の障子も造作するなど、細部にまでこだわりが行き届いている
木目や石材をあしらったホテルライクな洗面室。グレーをメインにした洗練された空間は通路を挟んだ向かい側に冷蔵庫とベンチを設置している。「風呂あがりに冷えたビールをゆっくり飲みたい」というKさんの希望を叶える空間になった
植栽として配したモミジ、アオダモを囲うように設置したウッドデッキ。四季の移ろいを植栽からも感じとれる和の雰囲気が嬉しい。また、リビング外側にはトランクルームとゴミ置場を設計。扉は外観になじむ塗装を施して、美観を損ねない工夫をしている。アールギャラリーはエクステリア専門の部署を持っているので、設計段階から外構一体のデザインが叶うのも特徴だ
「素材選びだけではなく、職人が丹念に造りこむ様式美も和モダンの世界観を創るには必要だと、担当者がアドバイスしてくれました」と語るKさん。素材使いだけではなく、職人による丹精込めた施工で本格的な和モダンの家を形作っている
写真の障子は、すべてオリジナルで造作したもの。よく見ると、アール状に造った垂れ壁のシルエットが障子越しに映っている。モノの良し悪しだけではなく、職人の魂を込めた施工。素材使いと、熟練の技が一体となった深みのある和モダンの世界観が素敵だ