kicori

過去には1000万円台の実例も。費用を抑えながら短期間でナチュラルスタイルのおしゃれな住まいを手に入れたいという人には規格住宅「kicori select」がおすすめ。同社が厳選した設備・仕様の中から自由に選べ、無垢フローリングの床や造作洗面化粧台、第一種熱交換型換気システム「澄家」が標準装備。HEAT20 G1の断熱・気密性を誇る耐震等級3の長期優良住宅を手の届きやすい価格で実現できる（写真の建物は1500〜2000万円）。

kicoriでは、ダブル断熱を採用した「HEAT20 G3」クラスのハイスペックプラン「kicori plus+」や完全自由設計のオートクチュールプラン「kicori craft」といった本体価格が3000万円を超える上位プランも複数展開しており、断熱・気密はもちろん、換気や耐震など、最高水準の性能にこだわりたいという家族や建材や部材、設備など、全部一から選んで一緒につくりあげたいという家族の要望にも応えている（写真の建物は4000万円～）。

全棟に対してサウンディング調査と許容応力度計算を実施し、地盤と構造の強度を検証。ベタ基礎工法を採用し、構造にはJAS認定の集成材や構造用合板を使用。制震ダンパーで地震の揺れをコントロールし、メタルジョイント工法で建物の倒壊を回避。要望があれば耐震等級3の住まいにも対応しており、地震をはじめとする自然災害から家族を守るため、耐震・制震性能には徹底してこだわっている。

発泡ウレタンの吹き付け断熱や断熱樹脂サッシ、Low-Eペアガラスまたはトリプルガラスを標準仕様としており、ハイスペックプランを選択すれば、ダブル断熱を採用することも可能。施工事例の中には、UA値0.43W/ｍ2k・C値0.2cm2/m2（自社測定値）を記録した住まいもあり、その断熱・気密性能は北海道の基準をクリアするほど。HEAT20のグレードでは、標準プランでG1またはG2、上位プランになればG3に対応している。

施主の要望を踏まえつつ、一級建築士事務所として光の入れ方や風の通し方もしっかりと提案。敷地の特性を正しく読み解き、一年を通じた太陽の動きや季節風の流れを把握。空間の広さや配置、窓の大きさや形状、庇の出や角度など、綿密な計算をもとに計画し、吹き抜けやスリット階段なども活用しながら光と風をコントロール。家族が集まるLDKに光が集まり、家全体を心地よく風が通り抜ける住まいを実現する。

kicoriが提案するのは、自然塗料で仕上げた無垢フローリングやスイス製漆喰「カルクウォール」をベースとした自然素材の家。要望によっては、家具や建具を木で造作したり、キッチンや洗面スペースなど、水回りの壁にタイルをあしらったり、階段の手すりをアイアンで仕上げたり、タオルハンガーやスイッチプレートを真鍮のものにしたり。使い込むほどに味わいが増していく経年変化が楽しみな住まいを多く手掛けている。