「小さく、大きく暮らす」をコンセプトに設計したKさんの住まいは、抜け感や外の景色・光を巧みに取り込み、延床面積23坪であることを感じさせない、のびやかな空間が魅力。シンプルなデザインの2階のLDKは、吹抜けやインナーバルコニーによって縦にも横にも視線が広がり、面積以上の広さを感じられる。特にKさんがお気に入りの場所は、キッチン横に設けた書斎スペース。そこに座ると、内窓を通してインナーバルコニーの景色が見え、外の開放感を愉しみながら適度なおこもり感と共に過ご… 続きを読む
「小さく、大きく暮らす」をコンセプトに設計したKさんの住まいは、抜け感や外の景色・光を巧みに取り込み、延床面積23坪であることを感じさせない、のびやかな空間が魅力。シンプルなデザインの2階のLDKは、吹抜けやインナーバルコニーによって縦にも横にも視線が広がり、面積以上の広さを感じられる。特にKさんがお気に入りの場所は、キッチン横に設けた書斎スペース。そこに座ると、内窓を通してインナーバルコニーの景色が見え、外の開放感を愉しみながら適度なおこもり感と共に過ごすことができる。洗面室から寝室のウォークインクロゼットにコンパクトにつながる動線や、寝室と浴室の間にウッドデッキを設け、入浴後に外気浴を愉しんだ後そのまま寝室に入れる動線など、空間を無駄なく使い、日々の暮らしやすさを形にしている。住宅に囲まれた敷地でありながら、インナーバルコニーや窓の配置を工夫することで、「日中も夕方も室内に光や風が入り、気持ちがいい」とKさん。土地の特性を把握し、最大限に活かす同社の設計力で、限られた空間の中に無理なく、心豊かに暮らす工夫がつまっている。
極力開口部をなくした外観。「囲まれた敷地ですが、開放的に暮らせるように工夫をしています」とKさん。外に閉じて内… 続きを読む
極力開口部をなくした外観。「囲まれた敷地ですが、開放的に暮らせるように工夫をしています」とKさん。外に閉じて内に開く住まいが完成した
高さ40cmのソファに合わせて造作したベンチ。「来客時、自然とこのベンチに腰掛けたり、子どもがテーブル代わりに… 続きを読む
高さ40cmのソファに合わせて造作したベンチ。「来客時、自然とこのベンチに腰掛けたり、子どもがテーブル代わりにしておもちゃで遊んだりと、みんなが自由に使う場所になっています」。暮らしていく中で物が増えた場合は、ベンチ下にボックスなどを置くことで収納スペースとしても活躍する
木や石など異素材をミックスさせながらも、まとまりを感じるコーディネート力は同社ならでは。注文住宅ならではのオリ… 続きを読む
木や石など異素材をミックスさせながらも、まとまりを感じるコーディネート力は同社ならでは。注文住宅ならではのオリジナリティあふれる住まいが完成した※Kさんは同社スタッフ
神奈川や東京で住まうことを考える際、立地×住環境×価格をふまえると、どうしても土地が小さくなってしまうケースが多いかと思います。そこで、これから家づくりを考える方が「理想の家を建てるには、この土地の狭さでは無理だ」と諦めることのないよう、一見検討のテーブルにあがらないような狭小地も選択肢の一つになる、という参考例になればと考えて設計をしました。設計するうえで意識したことは、「暮らしやすいけど、生活感はない」「視覚の抜けや、空間への期待感」「住まいながら暮ら… 続きを読む
神奈川や東京で住まうことを考える際、立地×住環境×価格をふまえると、どうしても土地が小さくなってしまうケースが多いかと思います。そこで、これから家づくりを考える方が「理想の家を建てるには、この土地の狭さでは無理だ」と諦めることのないよう、一見検討のテーブルにあがらないような狭小地も選択肢の一つになる、という参考例になればと考えて設計をしました。設計するうえで意識したことは、「暮らしやすいけど、生活感はない」「視覚の抜けや、空間への期待感」「住まいながら暮らしをつくる余白を残す」です。家づくりを考えている方からご要望の多いコンテンツと、実際のKさんの生活スタイルを照らし合わせてみると、「多くの施主様からご要望があるものの、Kさんの暮らしには必要がない」という物もいくつかあり、“住まい手×家”にステレオタイプは不要だなと再認識しました。だからこそ、家づくりでは会話を通じて施主様自身のことや生活スタイルをよく知ることが大切だと思っています。施主様とコミュニケーションをとりながら、ご要望をもとにご提案したり、お互いにアイデアを出し合ったりと、施主様と私たち作り手が一体となり、一緒に切磋琢磨して考えていくことが家づくりの醍醐味であり、愉しさの一つだと感じています。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 76.51m2 (23.1坪) |
敷地面積 | 84.31m2 (25.5坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 3,000万円 |
竣工年月 | 2020年12月 |
店舗名 | 本社 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区菊名6-21-30 2階 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
神奈川県横浜市港北区菊名6-21-30 2階
極力開口部をなくした外観。「囲まれた敷地ですが、開放的に暮らせるように工夫をしています」とKさん。外に閉じて内に開く住まいが完成した
4.5畳のインナーバルコニーから明るい光と風を取り込む2階のLDK。ロフトにつながるスケルトン階段は圧迫感がなく、黒いアイアンが空間を引き締める役割も
空間を広く使えるよう、壁付けキッチンを採用している。キッチンの吊り戸棚の扉は木材を使ったオーダーメイド。シックなキッチンに表情をもたらしてくれる。キッチンの奥には冷蔵庫や電子レンジも収納できるパントリーがあるため、すっきりとした空間に
高さ40cmのソファに合わせて造作したベンチ。「来客時、自然とこのベンチに腰掛けたり、子どもがテーブル代わりにしておもちゃで遊んだりと、みんなが自由に使う場所になっています」。暮らしていく中で物が増えた場合は、ベンチ下にボックスなどを置くことで収納スペースとしても活躍する
1階から階段をあがるとすぐにインナーバルコニーからの景色が迎えるという、開放感ある間取りが嬉しい。黒いアイアンの手摺りが軽やかさを演出する
吹抜けのペンダントライトとグレーのアクセントウォールが絵になる空間。木製の内窓は書斎スペース
カウンターや本棚を造作した書斎スペースは、内窓からインナーバルコニーを通じて外の景色を眺めることができる特等席。家族の気配を感じながら集中して作業に臨める
書斎スペースの横に設けた洗面スペース。夫婦で起きる時間が異なるため、妻・Kさんが寝室のある1階の洗面室を使わなくても朝の準備ができるよう、2階にこのスペースを設置したそう
2階からつながるロフトは畳敷きにしたKさん。階段の吹抜けとつながり、圧迫感ない空間になっている。2階にはエアコンをつけておらず、ロフトのエアコン1台で快適に過ごせるそう
アイロンがけもできるよう設計された1階の洗面室。3畳のスペースを有効活用する設計力だけでなく、大きな鏡を配置して壁に棚を埋め込んだり、窓を設けたりと、空間を広く見せる工夫も随所に施されている
入浴後に涼む場所として活躍するウッドデッキ。外からの視線を気にすることなく、過ごすことができる。そのまま寝室につながる動線も便利
6畳ほどの主寝室はクイーンサイズのベッドを置き、それ以外のスペースをウォークインクロゼットに。最小限のスペースながら、衣類だけでなく非常用グッズや日常用品のストックも置ける収納力。無駄のない空間使いが見どころだ
北海道産のクリの無垢床を使用しているKさんの住まい。床下に高品質の断熱材を敷き詰めることで、冬もほんのり暖かい空間に。住み手の暮らしやすさを支える、目に見えない住宅性能にも同社のこだわりが光る
玄関を入ると正面にウッドデッキにつながるガラス戸が見える。視界が抜け、自然光を感じることで、空間の広がりや開放感を味わえる
玄関にはシューズインクロゼットも。靴を置く棚だけでなく、コートをかけるバーも用意。カウンターとしても使えるように棚を造作してあるので、棚の上に小物を置くほか、ここにレシートなどをまとめておき、そのまま家計簿をつける場所としても活躍している
木や石など異素材をミックスさせながらも、まとまりを感じるコーディネート力は同社ならでは。注文住宅ならではのオリジナリティあふれる住まいが完成した※Kさんは同社スタッフ