モデル棟「木と石と漆喰の家」はJR東海道線「二宮」駅から車で約7分(2.0km)の住宅街に立つ4人家族を想定した等身大の家だ。利便性の良い駅近ではなく、あえて住宅街に建てているのも周辺環境や隣家と並んだ様子を具体的にイメージしやすくするため。モデル棟では自然素材ならではの遮熱効果、調湿効果、消臭効果を実験とともに体感できる。例えば、遮熱効果の実験では、遮熱材(アルミ遮熱シート)と外断熱の素材を同じ容積のボックスにして、赤外線ストーブを太陽に見立て、そのボックスに当てる。外断熱の素材はボックスの中が熱くなってくるが、アルミ遮熱シートは熱を反射し、両ボックスの中の温度差は最高約14度の差が出る(自社調べ)。熱を98%反射するアルミ遮熱シートを家全体に利用すれば、午前中だけエアコンを点けて午後はエアコン無しで過ごせて涼しいというお客様もいる。このほか、調湿効果、消臭効果の実験も確認できるので訪れてみよう。