「建替え前の家は、隣の公園からの視線が気になる上に、各部屋が狭くて暗かったんです」とTさん。地震に強く安心して暮らせる家にしたいと、ヘーベルハウスに建替えを依頼。ところが、新しい家は敷地の用途改正で建ぺい率が下がり、前より小さな家になることが事前に分かった。「小さくても広々と、プライバシーを確保しながら明るく、など矛盾した依頼を設計の方にしていました。それを予想外のアイデアで解決するプランを提案してくれたんです」。設計担当は周辺の建物を細かく調査。考え出さ… 続きを読む
「建替え前の家は、隣の公園からの視線が気になる上に、各部屋が狭くて暗かったんです」とTさん。地震に強く安心して暮らせる家にしたいと、ヘーベルハウスに建替えを依頼。ところが、新しい家は敷地の用途改正で建ぺい率が下がり、前より小さな家になることが事前に分かった。「小さくても広々と、プライバシーを確保しながら明るく、など矛盾した依頼を設計の方にしていました。それを予想外のアイデアで解決するプランを提案してくれたんです」。設計担当は周辺の建物を細かく調査。考え出されたのが、周囲の視線が入らない中庭と一体のLDK、屋根裏まで縦の空間をフルに活かした吹抜けなど、“限られたスペースでも広く暮らす”創意に満ちた設計プランだった。「外の視線はカットしながら、室内は奥まで視線が抜ける工夫で広く感じられ、光も存分に取り込む。しかも、私たちが要望したシンプルでスタイリッシュな空間も実現。感激しました」と語る。「ブラインドを開けたまま暮らせるので、家事をしながら外の緑を眺めたり、公園の小鳥のさえずりを聞いたり、まるで別荘にいる気分ですね」と夫人。夏は室内を抜ける風が心地よく、冬も優れた断熱性能で寒さを感じないという。「子どもたちは中庭を走り回り、伸び伸びと育っています。家族みんなが快適な家を実現できました」。