「家を建てるなら将来を見据えて2世帯住宅にしようと考えていました」と話すKさん。建てた住まいは玄関を挟んで左右にそれぞれの生活空間を分け、キッチンや洗面台を各空間に設けるなど、お互いが気兼ねなく過ごせるような配慮が行き届いている。子世帯の空間での一番のこだわりは、リビングとダイニングキッチンを完全に別空間にしたこと。「今はLDKが一体になっていることが多いと思いますが、食事をしながらTVを見るのではなく、会話しながら食事をしたいという思いが強かったんです。… 続きを読む
「家を建てるなら将来を見据えて2世帯住宅にしようと考えていました」と話すKさん。建てた住まいは玄関を挟んで左右にそれぞれの生活空間を分け、キッチンや洗面台を各空間に設けるなど、お互いが気兼ねなく過ごせるような配慮が行き届いている。子世帯の空間での一番のこだわりは、リビングとダイニングキッチンを完全に別空間にしたこと。「今はLDKが一体になっていることが多いと思いますが、食事をしながらTVを見るのではなく、会話しながら食事をしたいという思いが強かったんです。おかげで食事中の会話が増えましたし、子どもはこの家で暮らすようになってTVを見なくなりました。ダイニングの天井が高いので、リビングの天井をあえて低くしたこともこだわり。巣ごもり感があってとても寛げます」。
玄関に入って左側は、将来母が暮らすために設けた空間。キッチンや洗面台などを独自に設け、生活の時間帯が異なる子世帯に気兼ねすることなく過ごせるようにしている。キッチンの勝手口はサブ玄関がわり。母の友人が訪ねてきたときなど、ここから出入りすることも可能だ。右側の子世帯空間は、リビングとダイニングキッチン… 続きを読む
玄関に入って左側は、将来母が暮らすために設けた空間。キッチンや洗面台などを独自に設け、生活の時間帯が異なる子世帯に気兼ねすることなく過ごせるようにしている。キッチンの勝手口はサブ玄関がわり。母の友人が訪ねてきたときなど、ここから出入りすることも可能だ。右側の子世帯空間は、リビングとダイニングキッチンを別室にしたのがポイント。食べる時間と寛ぐ時間を明確に分けたい、そんなKさんの意向で実現した
2階のポイントは吹抜けに面したライブラリー。家族全員のライブラリーとして、またスタディスペースとして活用できる場所だ。ライブラリーに設けたクロゼットは夫専用。夫妻の寝室に設けたウォークインクロゼットは妻のクロゼットルームとしてメイクなどもできるスペースにする予定だ。子ども室は子どもたちが大きくなった… 続きを読む
2階のポイントは吹抜けに面したライブラリー。家族全員のライブラリーとして、またスタディスペースとして活用できる場所だ。ライブラリーに設けたクロゼットは夫専用。夫妻の寝室に設けたウォークインクロゼットは妻のクロゼットルームとしてメイクなどもできるスペースにする予定だ。子ども室は子どもたちが大きくなったら自分たちで好きにできるようにシンプルに。あえてクロゼットも設置していない
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 119.10m2 (36.0坪) |
| 敷地面積 | 233.83m2 (70.7坪) |
| 工法 | 木造軸組(モノコック工法) |
| 本体価格 | 2,500万円~2,999万円 |
| 竣工年月 | 2020年10月 |
| 店舗名 | 美濃加茂店 |
| 住所 | 岐阜県美濃加茂市太田町2601-1-5 |
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| ホームページ | この会社のホームページへ |
黒に近いグレーの塗り壁とガルバリウムを組み合わせたシンプルモダンな外観。道路側に大きな窓を設けているため、目線が気にならないようにフェンスを取り付け、目隠しと室内からの景観を考えてシマトネリコを植樹している
ガラスモザイクタイルを使ったシャルドネホームのオリジナルキッチン【キャンディモザイク】に一目ぼれしたというKさん。スタイリッシュな雰囲気になるようにモザイクタイルはブラウンを基調にしてシックに仕上げた
吹抜けのダイニングは開放感たっぷり。天井は約5.4mの高さがある。この大空間にしたことで、エアコンの効きが悪くなるのでは?と不安を感じ、ワンサイズ大きなエアコンを設置したそうだが、初めての冬は驚くほど暖かく快適に過ごせたそう。「南側ですし、窓から日差しがたっぷり入るので、暑いくらいでした」
その日あった出来事などを家族で話しながら食事をしたい、そんな想いでダイニングとリビングを別室にしたKさん。ダイニングテーブルは会話が弾みやすいように円形にしたのもこだわりだ。「ダイニングテーブルもチェアもシャルドネホームさんのオリジナルです。チェアは打ち合わせの時に一目ぼれして、どうしてもと採用しました。座り心地もすごくいいです」
キッチンはウォルナット。天板はブラックにしたのがこだわりだ。サイドは写真や雑貨などが飾れるようになっているのも嬉しい。アイランドキッチンはキッチンのまわりをぐるりと回れるのも魅力。行き止まりがないので家事効率もUPする
床に選んだのはシックな色合いの無垢オーク。「木の硬さや色合いがこの家によく似合うと、担当者さんが勧めてくれました。家具やキッチンが主張のあるウォルナットなので、オークの床が全体をうまくまとめてくれている感じです」
南側の大きな窓は真ん中から開くサッシにしたのがKさんのこだわり。こうして家族で並んで庭を眺めて過ごすこともよくあるそうだ。「このサッシを使うことは構造上難しいところがあったようですが、担当者さんが考えてクリアしてくれました」
洗面台もシャルドネホームで造作した。天板はタイル張りにしたのがこだわりポイント。棚にはタオルや着替えなどが収納できるようにしている
玄関にはシューズクロークを設け、家族の靴はそこに収納している。突き当りには棚を造り、季節の草花や家族の写真などをディスプレイしたり、鍵の置き場としたり、多目的に使えるようにしている
玄関は道路側に面しているため、できるだけアプローチを長くとり、外部からの目線が届かないように配慮している。幅の広さにもこだわった横張りのガルバリウム外壁には【CHARDONNAY】とブランドロゴも取り付けている(従業員邸)
家でお酒を飲むのが好きだという夫・Kさん。家族がリビングで寛いでいる時、お気に入りの椅子に腰かけ、一人しっぽりとお酒を飲みながら過ごす時間がとても好きだという。「大勢の人を招いてホームパーティするのも好きなんです。だからここは生活感が出ないように冷蔵庫も隠せるようにしました」
吹抜けに面した2階ホールにはライブラリーを設けた。壁に造作した本棚には家族それぞれが好きな本を並べていく予定なのだそう。「家族みんなで横並びになって仕事したり勉強したりするのもいいなと思っています。スタンドライトを使ったりタブレットを充電できるようにコンセントをつけたこともこだわりです」
庭に白い砂利を敷き詰めたのもKさんのこだわりの1つ。「5~6年前に見たシャルドネホームの施主さん宅がこんな砂利を使っていたんです。夫婦ともにそのお宅がすごく好きで、同じようにしてもらいました」。庭では頻繁にBBQをしてアウトドアライフを楽しんでいるそう。「夏になったらプールを出して子どもと水遊びする予定です」
壁は調湿効果や消臭効果が期待できる珪藻土。実際、ニオイはまったく気にならないという。「珪藻土は自然素材ならではの質感が夫婦ともに好きで使いましたが、実際に暮らしてみるとすごく調湿効果や消臭効果を実感しています。前日の食事のニオイは翌日まったくしませんし、梅雨時のジメジメも気になりません。室内干しをしてもすぐにパリッと乾きます」
キッチンの後ろ側に設けたのはパントリー兼食器棚。階段下の空間を利用して造った収納スペースに冷蔵庫を収めている。「白い珪藻土の壁に合わせて扉も白にしたので、閉めれば存在感もなく空間に溶け込みます」