シルバーの縦格子とグレーの外壁でモダンな佇まいのO氏邸。築38年の旧宅を建替え、1階を親世帯、2階を子世帯とした二世帯住宅だ。子どもの頃、ご両親とアメリカで暮らしていた夫人はフロリダのリゾートハウスの明るく開放的なスタイルを、新居でぜひ実現したいと考えていたそう。「ヘーベルハウスの頑丈な構造なら、空間を自由に設計できることを展示場で実感。地震に強く、半世紀以上性能を維持でき、メンテナンスの費用を抑えられる点にも惹かれました。インテリアも魅力的にできそうと、… 続きを読む
シルバーの縦格子とグレーの外壁でモダンな佇まいのO氏邸。築38年の旧宅を建替え、1階を親世帯、2階を子世帯とした二世帯住宅だ。子どもの頃、ご両親とアメリカで暮らしていた夫人はフロリダのリゾートハウスの明るく開放的なスタイルを、新居でぜひ実現したいと考えていたそう。「ヘーベルハウスの頑丈な構造なら、空間を自由に設計できることを展示場で実感。地震に強く、半世紀以上性能を維持でき、メンテナンスの費用を抑えられる点にも惹かれました。インテリアも魅力的にできそうと、依頼を決めました」。二階子世帯へ入ると、床の一部を下げたダウンフロアや、暖炉のある吹抜け空間、室内と一体で使えるベランダなど、明るい心地よさに満ちた空間が迎えてくれる。「大勢が集まりキッチンやリビングなど、それぞれの居場所で楽しめるアメリカの住まいの良さを取り入れました。アイランドキッチンにはこだわり、大きなカウンターの周りに椅子を並べて、料理する人と食べる人が一緒の時間を共有できるよう工夫しています」。お子さんの誕生など、将来の家族構成の変化を想定した間取りとし、1階親世帯は賃貸住宅に転用可能な設計に。ずっと長く暮らせる住まいとしている点も特徴だ。