【岐阜県/30坪台/平屋/2000万円台】青空や新緑に映え、雪に溶け込む。風景と呼応するコンパクトな平屋
施主Tさんのこだわり
T邸が建つのは、林や水辺のある自然豊かなロケーション。眺めのよい場所でゆったりと暮らしたいという希望が叶えられそうな土地を見つけたものの、この土地が持つポテンシャルを活かした設計をしてくれるパートナーとなかなか出会えずにいたという。そんなときに出会ったのがスペースワイドスタジオの小川さんだ。Tさんが住まいにもっていたのは大まかなイメージだけで具体的な要望は特になかったというが、小川さんが提案したのはTさんの願いを叶えながら、日々の暮らしに寄り添う生活しやす…
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T邸が建つのは、林や水辺のある自然豊かなロケーション。眺めのよい場所でゆったりと暮らしたいという希望が叶えられそうな土地を見つけたものの、この土地が持つポテンシャルを活かした設計をしてくれるパートナーとなかなか出会えずにいたという。そんなときに出会ったのがスペースワイドスタジオの小川さんだ。Tさんが住まいにもっていたのは大まかなイメージだけで具体的な要望は特になかったというが、小川さんが提案したのはTさんの願いを叶えながら、日々の暮らしに寄り添う生活しやすい住まい。夏になれば水辺に現れるホタルを、冬になれば薪ストーブで暖をとりながら静かに降り積もる雪を眺め、自然との一体感を味わっている。(施工は他社)
内外観ギャラリー
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「外からの眺めも内からの眺めもよい家にしたかった」と話す建築家の小川さん。家をまとめる大きな方形の屋根は近くに…
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「外からの眺めも内からの眺めもよい家にしたかった」と話す建築家の小川さん。家をまとめる大きな方形の屋根は近くにそびえる山からインスピレーションを受けたそう。白い外壁は夏は青空や新緑に映え、冬は雪に溶け込んでいく
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T邸には玄関がなく、入口の扉を開けると土間続きのダイニングがあらわれる。天井は屋根のカタチが感じられる勾配天井…
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T邸には玄関がなく、入口の扉を開けると土間続きのダイニングがあらわれる。天井は屋根のカタチが感じられる勾配天井に。コーナーに配した窓からは景色がよく見え、とても開放的だ。延床面積30坪とは思えない広がりが感じられる
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キッチンは家の中心にレイアウト。セミクローズドな空間とすることで、家の中に露店があるような雰囲気をつくった。キ…
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キッチンは家の中心にレイアウト。セミクローズドな空間とすることで、家の中に露店があるような雰囲気をつくった。キッチンとダイニングの距離をとることで、ダイニングは落ち着いて食事ができる空間に。キッチン左上の小さな扉はロフトとつながっている
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Tさんが要望した薪ストーブが見えるリビングは、アルコーブ(壁面をへこませて造った小部屋)にマットレスをおいてソ…
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Tさんが要望した薪ストーブが見えるリビングは、アルコーブ(壁面をへこませて造った小部屋)にマットレスをおいてソファ替わりに。アルコーブはキッチンとつながっていて、お茶などのやりとりが可能。本棚のあるライブラリースペースにもなっている
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玄関のないT邸だが、土間床にモルタルブロックを仕込んだ部分が靴の履き替えエリアになっている。出入口は鎧戸、ガラ…
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玄関のないT邸だが、土間床にモルタルブロックを仕込んだ部分が靴の履き替えエリアになっている。出入口は鎧戸、ガラス框戸、網戸の3枚構成とし、防犯性や採光、通気の機能をもたせている
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廊下は明るさと暗さをあわせもつ景色が印象的。歩いた時に見える景色を大切に設計された。キッチンを中心に回遊できる…
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廊下は明るさと暗さをあわせもつ景色が印象的。歩いた時に見える景色を大切に設計された。キッチンを中心に回遊できることで、生活の利便性も高まっている
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タイル貼りのバスルームはユニットバスではなく、在来工法で造ったオーダーメイド。洗面脱衣室とはカーテンでつながる…
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タイル貼りのバスルームはユニットバスではなく、在来工法で造ったオーダーメイド。洗面脱衣室とはカーテンでつながる。木製窓は緑美しい山が見える場所に。自然光がたっぷり入り、明るく気持ちのいい空間となった
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子どものデスクスペースは個室ではなく廊下にレイアウト。勉強する空間を廊下に取り込むことで、部屋に閉じこもりきり…
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子どものデスクスペースは個室ではなく廊下にレイアウト。勉強する空間を廊下に取り込むことで、部屋に閉じこもりきりにならず、親が子どもの勉強を見守ることができるようにした。また寝る部屋と学習する場所をわけることで、健康的な生活リズムをつくることに一役買っている
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洗面脱衣室から廊下を見た様子。部屋の機能ごとに扉のデザインを変えたのも特徴的。水回りはアーチ型の開口と扉とした…
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洗面脱衣室から廊下を見た様子。部屋の機能ごとに扉のデザインを変えたのも特徴的。水回りはアーチ型の開口と扉とした。廊下を進むと子どもたちのデスクスペースへ。デスクスペースは自然光が届くように天窓から光を取り込んでいる。それぞれのデスクスペースは壁に引き込まれた引き戸で仕切ることができ、成長に合わせて部屋に取り込むこともできる
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土地のポテンシャルを活かす設計をするため、小川さんは設計の前に必ず現地調査を行っている。外観デザインは周囲の環…
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土地のポテンシャルを活かす設計をするため、小川さんは設計の前に必ず現地調査を行っている。外観デザインは周囲の環境になじむように配慮し、外壁や屋根などに使用する建材は予算や状況に応じて最適なものを選んでいく。その過程は三ツ星シェフが最適な食材を選び、最高の一皿を作り上げる作業に似ている
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この建築実例の詳細情報
商品名
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部材・設備
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延床面積
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100.21m2
(30.3坪)
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敷地面積
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547.46m2
(165.6坪)
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工法
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木造軸組
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本体価格
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2,750万円
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竣工年月
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2015年3月
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この建築実例を建てた店舗情報
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