S邸の敷地は、道路を隔てて美しい川を望む住宅地。「以前の家も川に向かって大きな窓がありましたが、その部屋はお客様用。新居では、暮らしの中でいつも川を感じながら過ごせる空間づくりを提案してもらいました」と夫人。ピアノ教室からも川の眺めを楽しめること、2台分の駐車スペースも要望された。 設計担当の篠田さんが提案したのが3階にLDK、2階にピアノのレッスン室、その下にガレージを配した3階建て。LDKとピアノ室には大きなコーナー窓を設けている。「敷地にはゆとりが… 続きを読む
S邸の敷地は、道路を隔てて美しい川を望む住宅地。「以前の家も川に向かって大きな窓がありましたが、その部屋はお客様用。新居では、暮らしの中でいつも川を感じながら過ごせる空間づくりを提案してもらいました」と夫人。ピアノ教室からも川の眺めを楽しめること、2台分の駐車スペースも要望された。 設計担当の篠田さんが提案したのが3階にLDK、2階にピアノのレッスン室、その下にガレージを配した3階建て。LDKとピアノ室には大きなコーナー窓を設けている。「敷地にはゆとりがありますが、平面的に大きくしても川を望める場所は限られます。3階建てにすれば大きな開口部のあるLDKとピアノ室がつくれ、庭もそのまま残すことが可能です。一般的な木造構法では3階建てでこのようなプランは困難。しかも当地は多雪地域で積雪による荷重もあります。強固な構造をもつ住友林業独自のビッグフレーム構法だからこそ3階建てでご要望を叶えることができました」と篠田さん。さらに景観条例の厳しい中、街並みに溶け込むように外観をデザインし、旧邸の建具も活用。愛着ある佇まいを受け継ぎつつ、美しい川の姿を楽しめる住まいを実現している。
手水鉢や樹木もそのまま残した旧邸の庭園
手水鉢や樹木もそのまま残した旧邸の庭園
夫人が開いているピアノ教室の生徒さんにも川の眺めを楽しんでもらえるよう、大きな窓を設けた2階のピアノ室
夫人が開いているピアノ教室の生徒さんにも川の眺めを楽しんでもらえるよう、大きな窓を設けた2階のピアノ室
商品名 | フリープラン |
部材・設備 | - |
商品名 | フリープラン |
部材・設備 | - |
延床面積 | 166.81m2 (50.4坪) |
敷地面積 | - |
工法 | その他(独自認定工法等)(ビッグフレーム構法) |
本体価格 | - |
竣工年月 | 2015年12月 |