伝統的な日本家屋からインスパイアされた「内土間からつながる家」。内と外の中間領域としてデザインした内土間は日本人に馴染み深い「縁側」のようなスペースで、玄関から案内したゲストをおもてなしする迎賓空間としても活躍。障子扉を開けるとリビングとひと続きになり、お子さんが帰宅した際にすぐその気配がわかるほか、全天候型のランドリースペースとして活用するなど生活シーンに合わせて用途を自由に変えることができる。内土間を中心につながる豊かな暮らしをイメージしたY邸は、リビ… 続きを読む
伝統的な日本家屋からインスパイアされた「内土間からつながる家」。内と外の中間領域としてデザインした内土間は日本人に馴染み深い「縁側」のようなスペースで、玄関から案内したゲストをおもてなしする迎賓空間としても活躍。障子扉を開けるとリビングとひと続きになり、お子さんが帰宅した際にすぐその気配がわかるほか、全天候型のランドリースペースとして活用するなど生活シーンに合わせて用途を自由に変えることができる。内土間を中心につながる豊かな暮らしをイメージしたY邸は、リビングイン階段が家族の距離を縮め、自然とコミュニケーションが生まれる間取りがポイント。1階をゲストも含めて人が出入りするコミュニケーション空間とした代わりに、2階は4つの個室だけが並ぶプライベートフロアとし、オンとオフ・家族の時間と個の時間とメリハリをつけながら生活できるよう設計した。内土間に合わせてコーディネートされた住まいには、障子・格子・洗い出しの土間と和のエッセンスが随所に。古き良き日本文化を現代のライフスタイルに沿うようリデザインし取り入れたY邸は、モダンでありながらどこか懐かしさを感じさせ、誰もが自然体で過ごせる心地よさに満ちている。
家族やゲストとのコミュニケーション空間として設計された1階は、ポーチとリビングから内土間へ直接行き来できるオープンな間取り。開放性を重視しつつも冷暖房のエネルギー効率を考え、内土間との境界にドアと障子扉をそれぞれ設けた。広々としたLDKは、キッチンから見て正面がダイニング&左手がリビングとL字型にレ… 続きを読む
家族やゲストとのコミュニケーション空間として設計された1階は、ポーチとリビングから内土間へ直接行き来できるオープンな間取り。開放性を重視しつつも冷暖房のエネルギー効率を考え、内土間との境界にドアと障子扉をそれぞれ設けた。広々としたLDKは、キッチンから見て正面がダイニング&左手がリビングとL字型にレイアウトして空間を緩やかにゾーニング。家族が自然と顔を合わせる機会が増えるよう、階段はリビング内に設置した。
2階は個室を集約したプライベートフロア。1階は家族の時間を過ごす場所、2階は個の時間を過ごす場所と、フロアごとに用途を分けることでメリハリのある暮らしを叶えた。各個室にクロゼットが用意されているので大きな収納家具を置く必要がなく、部屋を広くスッキリ使うことができる。
2階は個室を集約したプライベートフロア。1階は家族の時間を過ごす場所、2階は個の時間を過ごす場所と、フロアごとに用途を分けることでメリハリのある暮らしを叶えた。各個室にクロゼットが用意されているので大きな収納家具を置く必要がなく、部屋を広くスッキリ使うことができる。
生活の場としての機能性・快適性と、そこに居るだけで気分が高揚するようなデザインをセットで提案する「AREX/ア… 続きを読む
生活の場としての機能性・快適性と、そこに居るだけで気分が高揚するようなデザインをセットで提案する「AREX/アーレックス」。「光」も空間の印象を左右する重要な要素と位置付け、自然光と間接照明を巧みに使い分けながら、光の明暗で空間をスタイリングする
「AREX/アーレックス」はデザインに特化した会社というイメージが強く、性能面には正直不安があったというYさん。しかし『ただカッコイイ、綺麗なだけの家はつくりません』と言い切る家づくりの中身を知るにつれ、「確かな構造と性能というベースの上に成り立つデザイン」と印象が180度変わったという。「デザインがいいだけでなく、構造と性能への安心感があるというのはやはり大きかったですね。内土間という空間や家具も含めたコーディネート提案も気に入り、『AREX/アーレック… 続きを読む
「AREX/アーレックス」はデザインに特化した会社というイメージが強く、性能面には正直不安があったというYさん。しかし『ただカッコイイ、綺麗なだけの家はつくりません』と言い切る家づくりの中身を知るにつれ、「確かな構造と性能というベースの上に成り立つデザイン」と印象が180度変わったという。「デザインがいいだけでなく、構造と性能への安心感があるというのはやはり大きかったですね。内土間という空間や家具も含めたコーディネート提案も気に入り、『AREX/アーレックス』さんにお願いすることにしました」。『家への思いを、何もあきらめない』と宣言する同社は『美しい家に裏付けられた品質は当然のこと』と宣言し、機能的で美しく、施主にとって特別な一邸を提案。社内の設計デザイナーと構造設計士がチームとなって連携し、ありきたりでない個性を放ちながらも、耐震等級3・断熱等性能等級4・劣化対策等級3など最高ランクの性能に支えられた家をデザインしている。また、ビルや大型建築物と同じようにすべての家で構造計算(許容応力度計算)を実施するのも、『性能は家と豊かな暮らしの礎である』と定義する「AREX/アーレックス」の矜持の片鱗と言えるだろう。
内と外の中間領域として機能する「内土間」を出発点に、間取り・内装・外観すべてに和のエッセンスを取り入れながらコーディネートしたお住まいです。家族やゲストとのコミュニケーション空間をイメージした内土間は、ポーチ側とリビング側の双方向に動線をつくることで、誰もが気軽に行き来ができるオープンな雰囲気に。元々の土地の高低差を活かせるよう、フロアをリビングから一段下げた造りとしています。南側に位置する内土間は採光性に優れているため、室内干しスペースとしてもお使いいた… 続きを読む
内と外の中間領域として機能する「内土間」を出発点に、間取り・内装・外観すべてに和のエッセンスを取り入れながらコーディネートしたお住まいです。家族やゲストとのコミュニケーション空間をイメージした内土間は、ポーチ側とリビング側の双方向に動線をつくることで、誰もが気軽に行き来ができるオープンな雰囲気に。元々の土地の高低差を活かせるよう、フロアをリビングから一段下げた造りとしています。南側に位置する内土間は採光性に優れているため、室内干しスペースとしてもお使いいただけるよう設計したのもポイントですね。コーディネートにおいては、障子・格子・洗い出しの土間を現代の生活に寄り添ったインテリアに昇華できるようディテールの収め方に気を配りました。TVボード背面の壁には和のモチーフに似合う塗り壁調のクロス、床には当社オリジナルの幅細フローリングを採用。素材の質感にこだわり、モダンで洗練された中にも和風住宅らしい温かみを感じられる空間に仕上げています。またY様邸は視線が集まりやすい角地にあるため、ゴミ箱を置くサービスヤードをキッチンの勝手口裏、外からは見えない位置にレイアウト。どう見せるのが最も機能的で美しいのかを徹底的に考え抜くこと、それも「AREX/アーレックス」が大切に考えるデザインの1つです。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 102.88m2 (31.1坪) |
敷地面積 | 111.59m2 (33.7坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 1,980万円 |
竣工年月 | 2020年6月 |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目12-8 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
リビングと内土間を連続させることで、内と外が緩やかにつながる開放性のある住まいに。イメージは人と人とのコミュニケーションが生まれる「縁側」。古き良き日本の伝統を現代風にリデザインしたハイブリットな空間だ
「内土間のある和モダンな邸宅」というコンセプトに合わせて、「AREX/アーレックス」が得意とするキューブ型のモダンなフォルムと和のエッセンスを融合。玄関周りには格子を採用し、外壁の一部を吹付け塗装で仕上げた
家の中に入るとまずゆったりとしたポーチへ。そこから左手に進むと玄関ホール、右手に進むと内土間へとつながる。内土間とポーチの間は扉で仕切ることができるので、開放的な空間でありながら冷暖房効率を損なう心配もない
リビングと内土間を緩やかに仕切るのが、モダンな空間に調和するようデザインされた障子扉。さらに天井との間に隙間をつくることで空間の奥行が生まれ、実際の面積以上の広がりを感じられる場となった
ポーチから内土間まで洗い出しの土間仕上げで統一し連続性をデザイン。空間が緩やかにつながり合うことで、伝統的な日本家屋らしい大らかな雰囲気の住まいが完成した。採光性と防犯性に配慮し、ファサード側にはスリット窓を設けている
高低差のある土地を活かせるよう、内土間はフロアをリビングから一段下げた造りとした。小上がり部分に腰かけて語らう「縁側」のような空間として、来客があった時のカジュアルなおもてなしの場として活躍する
吹付け仕上げにしたアクセントウォール、格子、軒天の木目など異なる素材をバランスよく組み合わせた和モダンテイストの外観。玄関入口は奥まった位置にレイアウトし、外に対して閉じた印象にすることで、明るい室内とのコントラストを強調した
家具の重心を下げるとともに高窓を設けることで、縦への広がりをより感じられる空間に。壁や天井はシンプルに白で統一されておりこだわりのインテリアがよく映える。このバランス感も、美しさをとことん追求する「AREX/アーレックス」らしさだ
リビング階段&ダイニングに対面するオープンキッチン。帰宅した家族と顔を見てコミュニケーションができ、食事の配膳・片付けの動線もスマートで暮らしやすい。勝手口の先にあるサービスヤードは、ゴミの一時置き場として活用している
生活の場としての機能性・快適性と、そこに居るだけで気分が高揚するようなデザインをセットで提案する「AREX/アーレックス」。「光」も空間の印象を左右する重要な要素と位置付け、自然光と間接照明を巧みに使い分けながら、光の明暗で空間をスタイリングする
内土間の先はワイドな掃き出し窓。南面から注ぐ陽光を遮断しないよう、透過性のあるプリーツスクリーンを取り付けた。障子のような透け感があるので閉め切っていても重たさがなく、外とのつながりを感じることができる
家の顔となるポーチ&玄関ホールをゆったりと設計することで、その先に広がる空間への期待が高まるとともに、ホテルのような寛ぎを感じられる住まいに。洗い出しの土間が引き立つよう、内装は白×木目でシンプルにまとめた
内土間の開口部にはカーテンではなく、洗い出しの土間や障子扉と相性のいいプリーツスクリーンをコーディネート。光を柔らかく室内に届け、和モダンな世界観を盛り上げてくれるアイテムだ
リビングから玄関の動線上に天井まで高さのあるハイドアを採用。余分なラインを削ぎ落とすことで空間全体がスッキリと洗練され、現代のライフスタイルに調和するモダンな住まいに仕上がった
TVボード背面の壁には、和モダンな空間に似合う塗り壁調のクロスをあしらった。多くの色や柄を用いるのではなく、素材の質感でアクセントをつけるのが、洗練された美しさを追求する「AREX/アーレックス」のスタイル
リビングから内土間、さらにダイニングからリビング階段と、1階フロア全体を見渡せる位置にオープンキッチンをレイアウト。家族の居場所が緩やかに重なり合う、この距離感が心地いい
暮らす人のライフスタイルにフィットする機能性も、「AREX/アーレックス」が自信を持ってデザインするものの1つ。キッチン背面のパントリーは食器や食材のストックをまとめて収納するのにちょうどいいサイズ。扉付きなので生活感を隠して暮らせる
キッチンを中心にダイニングとリビングをL字型に配置し、食事の場と寛ぐ場をゾーニングしてメリハリを持たせた間取り。程よいつながりがあり気配を感じ合えるので、たとえ違ったことをしていても、家族で一緒に過ごしている安心感がある
どんなインテリアも馴染むようあえてシンプルに整えた、二面採光の明るい主寝室。奥にはウォークインクロゼットも備え付けてあり、バルコニーで干した洗濯物を取り込んだらハンガーのままサッと収納。スマートな洗濯動線で家事を時短できる
敷地と向き合い、周囲の環境との調和を意識しながら、採光・通風・動線計画、窓からの景色まですべてをオーダーメイドで提案する「AREX/アーレックス」。Yさんもこの場所だからこそ叶った豊かな暮らしを享受している