街路樹の並木がある通りの角地に建つA邸。杉の羽目板をアクセントにした塗り壁の外観は周囲の緑に溶け込むように佇んでいる。Aさんが依頼した設計のテーマは「森の中の美術館のように景色を楽しめる窓がある家」。完成したのはLDKに鮮やかな緑を切り取る大きなピクチャーウインドウをしつらえた住まいだ。窓の高さや軒の深さ、色味の統一を考え抜いて無垢床はパールグレーにオイル塗装し、埋め込み式のロールスクリーンを採用。リビングは一部を吹抜けにして、いっそう開放的で静かな雰囲気… 続きを読む
街路樹の並木がある通りの角地に建つA邸。杉の羽目板をアクセントにした塗り壁の外観は周囲の緑に溶け込むように佇んでいる。Aさんが依頼した設計のテーマは「森の中の美術館のように景色を楽しめる窓がある家」。完成したのはLDKに鮮やかな緑を切り取る大きなピクチャーウインドウをしつらえた住まいだ。窓の高さや軒の深さ、色味の統一を考え抜いて無垢床はパールグレーにオイル塗装し、埋め込み式のロールスクリーンを採用。リビングは一部を吹抜けにして、いっそう開放的で静かな雰囲気を生み出し「森の中の美術館で過ごしているようでもあり、窓に切り取られた風景そのものが1つのアート作品であるようにも感じられる」美しい空間がカタチになった。快適な動線に加え、暮らしのリズムを考えた場所に設けた収納や隠す収納で「頑張らずに生活感を消せる家」を提案。Aさんは、プライベートな雰囲気のウッドデッキでのお家アウトドアを楽しんだり、気兼ねなく音楽を流したり、お客様を招いたりと至福の時間を過ごされている。
1階はリビングにいても、キッチンやダイニングにいても周囲の緑を切り取る大きな窓が目に入ってくるように設計。キッチンの横手にはPCワークに使えるデスクカウンターを造作して、家族が互いの気配を感じながら過ごせるようにした。
1階はリビングにいても、キッチンやダイニングにいても周囲の緑を切り取る大きな窓が目に入ってくるように設計。キッチンの横手にはPCワークに使えるデスクカウンターを造作して、家族が互いの気配を感じながら過ごせるようにした。
2階の居室は1階とは逆に窓を小さく抑えた設計にした。廊下と居室を上手く取り合って居室にも廊下にも収納を設けている。
2階の居室は1階とは逆に窓を小さく抑えた設計にした。廊下と居室を上手く取り合って居室にも廊下にも収納を設けている。
「森の中の美術館のように景色を楽しめる窓がある家を」と希望してルポハウスを訪れたAさん。「最初にコンセプトをお伝えした時の『僕も好きです!』という設計士さんのテンションを見て、この人にお願いしたいなと思いました。最初から直接、設計士さんと話せたことも良かったです。年齢も近くいろんな感覚が合って、分かってもらえるという安心感がありました」とAさんは話す。「どんどんと提案をしてもらえました。こんな所までカタチにできるの?と驚きのオンパレードでした。どんな暮らし… 続きを読む
「森の中の美術館のように景色を楽しめる窓がある家を」と希望してルポハウスを訪れたAさん。「最初にコンセプトをお伝えした時の『僕も好きです!』という設計士さんのテンションを見て、この人にお願いしたいなと思いました。最初から直接、設計士さんと話せたことも良かったです。年齢も近くいろんな感覚が合って、分かってもらえるという安心感がありました」とAさんは話す。「どんどんと提案をしてもらえました。こんな所までカタチにできるの?と驚きのオンパレードでした。どんな暮らしをしたいかが明確にあって大きなコンセプトが一つあれば、ブレずに家づくりを進められるんだと実感しました。心からいいなと思える家になりました」(Aさん)。
敷地調査のとき、美しい緑に囲まれた風景に心が弾んだのを今でも覚えています。「この緑を活かした大きな窓のあるお家にしてほしい!」というAさんの強い想いを受け、ワクワクしながら設計しました。美しい緑が生活の中心となるように「窓辺」をつくり、視線の集め方や抜け方を工夫しました。グレーの塗壁のアクセントに羽目板を用い、外観は周囲に溶け込んだ美しいデザインに仕上げました。ルポハウスでは住宅建築の世界で腕を磨く設計士たちが、意見やアイデアを出し合いながら家づくりを提案… 続きを読む
敷地調査のとき、美しい緑に囲まれた風景に心が弾んだのを今でも覚えています。「この緑を活かした大きな窓のあるお家にしてほしい!」というAさんの強い想いを受け、ワクワクしながら設計しました。美しい緑が生活の中心となるように「窓辺」をつくり、視線の集め方や抜け方を工夫しました。グレーの塗壁のアクセントに羽目板を用い、外観は周囲に溶け込んだ美しいデザインに仕上げました。ルポハウスでは住宅建築の世界で腕を磨く設計士たちが、意見やアイデアを出し合いながら家づくりを提案しています。「こんな家が建てたい」というご要望を遠慮なくお聞かせください。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 101.54m2 (30.7坪) |
敷地面積 | 188.90m2 (57.1坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,789万円 |
竣工年月 | 2021年5月 |
店舗名 | 大津オープンスタジオ |
住所 | 滋賀県大津市相模町2-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
周囲の緑に溶け込むように佇むA邸。グレーの塗り壁に杉の羽目板を添えて上品な雰囲気の外観に仕上げた。路面から一段高い角地というロケーションを活かしてAさんが依頼したのは「森の中の美術館のように景色を楽しめる窓がある家」。繊細な設計で至福の時間を過ごせる住まいがカタチになった
リビングにしつらえた非対称の2つのピクチャーウインドウが鮮やかに緑を切り取る。窓の高さ、軒の深さを慎重に吟味し、埋め込み式のロールスクリーンを採用して窓をスッキリと見せることにこだわった
窓に近づけば、緑に加えて空もしっかりと目に入って来るように軒の深さが計画されている
リビングの一部は吹抜けにした。黒い鉄骨階段がパールグレーにオイル塗装した無垢床と調和している
リビングと掃き出し窓の先に広がるウッドデッキの間にダイニング・キッチンを配置。美しい緑やデッキが暮らしの中にいつも自然とある家を提案した
キッチンからの風景。窓が切り取る緑は、それ自体が美しいアート作品のようだ
並木道に面して建つA邸。優しい風合いのグレーの外壁に季節によって彩りを変える木々が映える
玄関ポーチの足元はガーデン風の植栽で彩った。ドアもグレーの外壁に合わせた色味をセレクトして上品な雰囲気にまとめた
玄関にはウォークスルーのシューズクロークを設け、スッキリとスムーズな動線を確保
緑に包まれた美しいリビングで愛犬と過ごす時間もAさんの至福の時間だ
ウッドデッキは椅子に座れば街路を歩く人と視線が行き交わない高さに塀を設けてプライベート感を演出
ダイニングとひと続きのウッドデッキ。「ちょっと出した軒」が室内との一体感を生み、まるで部屋の一部みたいに感じられる
キッチンはシンプルなデザインが存在感を放つオールステンレスをセレクト。レンジや炊飯器などのキッチン家電や食器類は三枚扉の収納の中にしっかりと納まる
キッチンのすぐ横にPCワークにも便利なデスクカウンターを造作
白いタイルに無垢のキャビネットを合わせて、柔らかな雰囲気に仕上げた洗面スペース。グレージュの壁に真鍮のアクセサリーがよく似合う
脱衣所を兼ねたランドリー。室内干し用の物干しバーの下には衣類を畳めるカウンターを造作
2階主寝室。緑を切り取る窓は小さく抑え、ハイサイドから陽射しを招き入れながら静かに過ごせる空間に仕上げた
吹抜けにも大きな窓は設けず、自然の陽射しを適度に採り入れた静かな空間に設計
スケルトン階段の一番下は上り下りがしやすいように木のステップを設けた
朝、居室を出て階段を下り、リビングに向き直るとこの風景が目の前に広がる。「森の中の美術館のように…」とAさんが望んだ空間が見事にカタチになった