「このモデルルームを通して、国産木材を使った木造建築の良さを感じてほしい。」こう話すのは幸木之家チーフで一級建築士の前川桂恵三氏。幸木之家は『前川建設』の住宅部門として、”木”にこだわった住宅造りを得意としている。今回、同氏がかねてより親交のあった伊礼智氏とタイアップし、国産の檜、杉、松などを構造材や内外装に採用した木造在来工法のモデルハウスをオープンさせた。さらに、木造建築の良さをより一層体感できる空間を造るため、敷地内にCLT(直交集成板)工法を採用したカフェ棟もオープン。同氏は「日本の林業やエネルギー自給貢献に、地域の木材を使うことが推奨されている。木の香りがする空間で体にいい手作りの食事をとることで、木造建築の良さを体感できる癒やしの空間を設けたかった」と話す。スリッパを履いても足裏に感じる木の滑らかさ、木のぬくもりは写真だけでは感じられないので、ぜひ足を運んで体験してみよう。