雄大な佇まいから溢れる存在感、築19年という年月が生み出すその風合いは、最新のデザインでは現せない表情が滲み出ている。細かい点の修正はあるものの、大きなつくりは、この19年間変わっていないという。その理由は、本物の木であるということと、永年培われてきた変わらぬ構造。ムクにこだわった家中の木がもたらす風格は、存在感だけでなく、しっとりとした色合いも美しい。構造においても、設立以来の一条工務店の「使命」である、「地震に強い家」が追求されている。浜松では工場も近いため、耐震装置の実物を見ることが出来る。実際工場では家を装置にかけ、どこが壊れるか、壊れ具合はどの程度なのかと、日々研究がされている。更に現在建築中の現場が常時80件ほどあり、建築現場への案内も可能。基礎が見たい、希望する坪数と同じ広さの間取りが見たい等、知りたい部分にあわせた現場見学が出来るのは家づくりにおいて非常に魅力的なポイントである。