首都圏で分譲されたマンションの平均価格は過去最高に
2023年に首都圏で分譲されたマンションの平均価格は過去最高の8101万円で、東京23区は1億1483万円と初めて1億円を超えたことが分かった。近畿圏は前年からほぼ横ばいの4666万円となっている。首都圏・近畿圏とも発売戸数は2年連続で減少しており、価格高騰を受けて駅近など立地を絞った供給が今後も続く見通しだ。
Q.首都圏の平均価格は大幅アップだったね
A.都心などで億ションが多く発売されたのじゃ
ジュータコ:「首都圏で発売された1億円以上の物件は4174戸で過去最多だったぞ」
スマイカ :「東京23区は平均で1億円を超えたね」
ジュータコ:「10億円を超える高額物件が分譲された影響が大きいので、一時的な動きと言えそうだがの」
スマイカ :「発売戸数は減少しているね」
ジュータコ:「価格が高騰しているので、事業者が駅近や都心寄りなど人気の立地に絞って発売する傾向が強まっておる。東京23区では前年比1割ほど戸数が増えたぞ」
Q.近畿圏も少しだけ価格が上昇したね
A.平均価格の上昇は6年連続だったぞ
スマイカ :「発売戸数は近畿圏も減っているね」
ジュータコ:「大阪市や神戸市、京都市などは軒並み減少しておる」
スマイカ :「価格の上昇は今後も続くのかな?」
ジュータコ:「全国的に建築資材や人件費の高騰が続いておるから、上昇傾向は続きそうだ」
スマイカ :「金利の動きも気になるけど」
ジュータコ:「日銀が金融緩和を解除すれば金利が上がるとの見方もあるが、物価が急上昇しなければ上昇幅は限られるじゃろ」
スマイカ :「今後の動きにも注目だね」