HARUMI FLAGはタワー棟や賃貸住宅などと合わせて約1万2000人が暮らす街に
東京都中央区の湾岸エリアで開発中の「HARUMI FLAG」の一部が完成した。東京2020オリンピック・パラリンピック選手村として活用されたあと、新築マンションや商業施設としてリニューアルされた大規模プロジェクトだ。完成したのは分譲街区の板状棟2690戸で、この1月から入居が開始。工事中のタワー棟や賃貸住宅などと合わせて約1万2000人が暮らす街となる。
Q.HARUMI FLAGはオリンピックの時に話題になった街だね
A.当時のレガシーも一部活用されておる
ジュータコ:「英字の案内板や、モニュメントなども残っているぞ」
スマイカ :「街全体の規模は?」
ジュータコ:「約13haの土地に5632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設の合計24棟が建つ。保育施設や介護住宅が整備され、隣接地では区立小・中学校も4月に開校する」
スマイカ :「交通アクセスは?」
ジュータコ:「バスによるBRTがこの春から本格運行され、新橋駅などに直接アクセスできるようになる。都心直結の地下鉄構想もあるぞ」
Q.HARUMI FLAGは居住者が住みやすい工夫もあるそうだね
A.水素エネルギー活用や51の共用施設も特徴だ
ジュータコ:「隣接する水素ステーションから供給される水素エネルギーを、共用部などに活用する。また各戸にエネファームと蓄電池が設置され、消費電力を削減できる仕組みだ」
スマイカ :「環境に配慮しているんだね」
ジュータコ:「駐車場は全て地下に設けられ、電線なども地下配線だ。またラウンジなど51の共用施設があり、うち26施設は分譲街区の居住者なら誰でも利用できるぞ」
スマイカ :「にぎわいのある街になりそうだね」