大学生になると、サークルに入ったり、資格取得を目指したりするのなら忙しいかもしれないが、ほとんどの人は時間の融通が利いて、自由な時間が増えるのでは?
ここでは大学生のみなさんにアルバイトについてアンケート調査を実施した結果をもとに、アルバイトの実態について大公開!
いよいよ待ちに待った大学生活。キャンパスはフレッシュな新入生たちであふれかえり、さらに活気づく。ひと通り自分が取るべきカリキュラムを確認し、授業に出て、部活やサークルにも参加し始めるなどして、少しずつ新生活に慣れていく。
新しくできた友人とご飯を食べに行ったり、彼女や彼氏ができたりする人も。そうすれば、どうしても交際費が必要になる。もちろん、一人暮らしや実家暮らしの大学生のなかには、生活費や学費を補てんするためにバイトをする人もいるだろう。
では、いつからバイトを始める人が多いのだろうか。
アンケートの結果を見てみると、一番多かったのは「1年生の前半」で36.2%。だいたい夏休み前までに新生活のリズムがつかめてきたら、すぐさまスタートさせる人が多いことが推測できる。次に多かったのは「1年生の後半」で22.9%。
これらアンケート調査の結果から、全体の67.7%と大多数の人は、1年生のうちにバイトを始めて、生活費や遊ぶための軍資金を充てていることが分かった。
バイトを始める時期が判明したところで、次に紹介したいのはバイト先の立地。みんなは一体、どんな場所で働いているのだろうか。
アンケートでアルバイト先の立地として当てはまるものを選んでもらったところ、一番多かったのは「自宅(一人暮らしの家)の近く」で39.1%。次に多かったのは「駅前」で27.3%、「学校の近く」で25.1%という結果が判明。
この結果から学生の多くは、バイト先を選ぶときに、家に近くて通いやすいところを選んでいることが見てとれる。面白かったのは、19.4%と2割近くの人が学校から離れた街を選んでいるということ。先輩や友達など、知っている人にバイトをしている姿は見られたくないということだろうか。もしくは、好きなエリアがあって、わざわざそこまでアルバイトをしに行っている、ということもありそうだ。
最後に学生は、どんなアルバイトをしているのかを紹介しよう。
一番多かったのは、「飲食店の店員」で32.3%、次いで2位には「コンビニやスーパーの店員」で19.4%、3位には「塾講師」が入り、15.1%という結果になった。
ランキングのトップ3を見てみると、学生生活を送る際、身近なものばかりで、仕事のイメージがしやすいものが多くランクインしているのが特徴的だ。飲食店の店員が32.3%、居酒屋の店員が13.5%、カフェの店員が8.7%と、バイト先として飲食店を選んだ人は54.5%となり、半数を超えることが分かる。
また、せっかく大学に入ったからその知識を活かしたいということからか、塾講師や家庭教師なども上位にランクイン。大学生の多くが身近なものか、自分の能力を活かせるバイトのいずれかを選んでいる傾向が見られる。
では、稼げるバイトにはどんなものがあるのだろうか。例えば、引越しバイトであれば、土日では1万円以上、引越しシーズンで繁忙期の3~4月には残業があることも多く、1日当たり2万円を超えることも。引越しバイトといえば、力仕事のイメージが強いが、最近では梱包作業サービスもあり、女子でもできる仕事はあるので要チェック!
学生の割には、高額を稼ぐことができるため、体力に自信のある人にはオススメしたい。
ほかにも、カラオケや漫画喫茶などの深夜シフトがあるものは、時給が高め。ただし、あくまで本業は学業。くれぐれも本業に支障をきたさないようなものを選びたい。また、バイトは社会人としてデビューするための第一歩となる貴重な経験ができるので、興味のある業種を選ぶのもおすすめだ。