都市計画区域

都市計画区域(トシケイカククイキ)の意味・解説

都市計画区域とは、一体の都市として総合的に整備・開発・保全する必要がある区域や、住宅都市、工業都市等として新たに開発・保全する必要があるとして、都道府県により指定される区域のことです。
都市部の無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため、必要があるときは、「市街化区域」及び「市街化調整区域」に区分することができます。
「市街化区域」とは、すでに市街地を形成している区域や、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のことです。さらに細かく建物の用途別に地域を分けた「用途地域」を定める必要もあります。「市街化調整区域」とは、市街化を抑制する区域なので、建物を進んで建築させない区域です。
ただ、都市計画区域は、必ず「市街化区域」と「市街化調整区域」に分ける必要はなく、区域区分を定めていない「非線引き都市計画区域」もあります。

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