難燃性

難燃性(ナンネンセイ)の意味・解説

難燃性とは、燃焼に対して抵抗する“燃えにくい”性質のことで、耐燃性といわれることもあります。
難燃性は、燃焼する速さは遅いものの、ある程度の時間は燃え続ける性質のことでもあります。一方、不燃性は継続して燃焼しない性質のことで、遅燃性は燃焼する速さが遅い性質のことです。
建築基準法では、通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後5分間、「燃焼しない」「防火上有害な変形や溶融、亀裂などの損傷を生じない」「避難上有害な煙やガスを発しない」を満たした建材について、国土交通大臣が定めたものあるいは認定したものを「難燃材料」としています。また、「難燃材料」以上の防火性能を持つ建材には、その性能に応じて「不燃材料」「準不燃材料」と認定しています。

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