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ヴォールト天井vault ceiling
アーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする天井様式、及び建築構造の総称。ゴシック様式の教会などによく見られる
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サーキュラー階段circular stairs
装飾性の高い、回り階段のこと。階段の形状や手すりは、建物の建築様式に合わせてデザインされる。らせん階段はspiral stairs(スパイラル・ステアーズ)と呼び、区別される
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サークルトップウインドーcircle-top window
半円形の窓。室内に多くの光を取り込むとともに、外観をより魅力的に見せるメリットも。両開き窓と組み合わせることが多い
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シャワーブースshower booth
通常、サニタリーの一角に設けられる、シャワーを浴びるためのスペース。欧米ではよく見られる。周りに水が飛び散らないように、ガラスなどで仕切られている
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タッセルtassel
房飾りのこと。トリム付きやリボン、フリルタイプなどデザインが豊富。カーテンを束ねる装飾的な紐はカーテンタッセル(curtain tassel)という
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テラコッタterracotta
イタリア語のterra(土)とcotta(焼かれた)が語源の、赤土の素焼き状のタイル。南欧風の住宅のテラスや、土間などの床に使われることが多い
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ブラケットbracket
腕木、張り出しの意。インテリアやエクステリアのアクセントの一つ。照明では、壁に取りつける照明器具のこと
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ペデスタルpedestal
古典建築の柱や彫刻などを置く台座のこと、一般に台状のものを指す。写真は順にペデスタル・バスタブ、ペデスタル・シンク
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マントルピースmantelpiece
壁付け暖炉の焚き口を囲む装飾的な枠。上部には鏡や絵画を飾る。枠上部の棚状の部分はマントルシェルフと呼び、置時計やキャンドルなどを置くことが多い
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ロートアイアンwrought iron
ハンドメードでつくられた鉄製品。階段の手すり、門扉やフェンスなどに使われる。実用性、装飾性に加えて、長い間使い続けられる耐久性も特徴 / 参考 ハンドレール
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折り上げ天井raised ceiling
天井の中央を、回り縁よりも上方へ凹ませて仕上げたもの。間接照明を組み込むこともある
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グルニエgrenier
フランス語で屋根裏部屋のこと。英語ではアティック(attic)。採光や通風を確保して物置として利用、または内装仕上げをして子ども部屋、書斎やアトリエなどとして活用することも
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コーニス・モールディングcornice molding
壁の上部や各部を区切る部分に施される、帯状の装飾のことをいう。これを境に壁紙の種類や壁の色を変えて、アクセントにすることも
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シーリングファンceiling fan
室内の空気の循環のために、天井に取りつける回転する羽根(プロペラ)。上下の温度差解消のほか、装飾として設置されることも。写真のように、ランプつきのものもある
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シーリングメダリオンceiling medallion
シャンデリアなど、照明器具の根元につける、浮き彫り装飾された台座のこと。通常は、シャンデリアよりひとまわり大きなものをつける
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トラバーチンtravertine
水に溶けた炭酸カルシウムが沈殿してできた石灰岩。大理石の一種で、虫食い跡のような独特のテクスチャーが珍重され、内壁の装飾などに使われる
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パーケットフロアparquet flooring
小片の木材を縦横に張り合わせて寄せ木のように仕上げた床。重厚感のあるインテリアに合う。汚れに強く、維持も楽なため人気が復活してきている
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ハイサイドライトhigh side light
目線より高い位置に設置された窓のこと。外からの視線を遮りつつ、部屋の奥まで光を取り込むことができる
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幅木base-board
洋風で、壁が床に接する部分に取りつける横板のこと。インテリアのアクセントになるほか、汚れや傷を防止する効果もある
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バランスvalance
カーテンの上部に取りつける垂れ飾り。装飾的な効果と、上部からの光のもれを防ぐ役割もある
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モールディングmolding
建物の壁面や家具などの細部に施した、帯状の装飾のこと。天井と壁の継ぎ目や回り縁に使われることが多い
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モザイクタイルmosaic tile
5㎝角以下の、小型の磁器質タイルのこと。水まわりのアクセントなどに使う
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アルコーヴalcove
部屋や廊下の壁面の一部を後退させてつくったくぼみ状の空間。部屋に変化をつける演出で、ベッド、ベンチ、本棚などのスペースにすることも多い
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ケーシングcasing
ドアや窓などの開口部分に取りつけた枠のこと。額縁。装飾的なデザインのものが多く見られる
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腰壁dados
壁の仕上げを上下で分け、下部に板を張った壁仕上げのこと。板の高さは、腰の高さに相当する90cm程度が多い。装飾目的のほか、壁の傷を防ぐ意味もある
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ジャクジーJacuzzi
浴槽内に勢いのある泡を出す風呂の通称。ジェット噴流バス。もともとアメリカのジャクージ社が開発したものが社名の「Jacuzzi」で普及した
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スタッコstucco
塗り壁材料の一種で、消石灰に大理石粉などを混ぜたもの。現在は、左官工事や吹き付け工事においてセメントモルタルや合成樹脂を用い、粗面にする仕上げをいう。古くは磨き仕上げも
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デンden
書斎などの小部屋のこと。もとは動物のすみか、隠れ家を指す言葉
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ドライウォールdry wall
石膏ボードのジョイント部を補強し、その上に水性塗料を塗った壁仕上げのこと。米国の住宅で多く使われている。気密性、遮音性、防火性が高くなる
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ニッチniche
壁の一部をくぼませたところ。絵や花瓶、オブジェなどを飾るスペースとなる
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ヌックnook
「隅」や「奥まった部屋」を意味する英語。キッチンの傍らに設けられ、朝食やスナックをとる場所となるインフォーマルな軽食用コーナー
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バスコートbath court
浴室に隣接する、外に設けた囲いのある庭。外部からの視線を気にせずに、入浴後に休息できる場所となる
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パントリーpantry
本来は、ホテルなどで配膳をする部屋のこと。住宅では、キッチンに隣接して設けられ、食料品や食器などを貯蔵する食品庫のことをいう
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ハンドレールhand rail
階段やロフトに設けられた手すりのこと / 参考 ロートアイアン
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ホワイエfoyer
フランス語でたまり場、だんらんの場の意。一般的には玄関から内部にいたる通路にふくらみをもたせ、飾り棚や小さな家具などを配した社交の場
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ユーティリティルームutility room
もとはボイラーや洗濯機などの機械類を設置する場所。現在は、洗濯やアイロンがけなどを行う家事室の名称となっている。ちなみにユーティリティは「光熱費」の意
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ロフトloft
天井を高くして部屋の一部を2層にした上部スペースを指す。収納や書斎など、多目的に活用できる